猫だから

2004年9月。
変な模様のあんまり可愛くない子猫が迷い込んできた。
予想通り溺愛する自分にあきれつつ。

新発見

2006-04-18 18:15:52 | 
「動物のお医者さん」で有名な漫画家の佐々木倫子さんは

それ以前にも動物が出てくる漫画をいくつか描いている。

ルイという犬が出てくる「代名詞の迷宮」は何度読み返しても面白いが

同じシリーズの漫画に掃除機で吸われて喜ぶ猫が出てくる。

姉の家の猫は掃除機が大嫌いだし、わたしが以前飼っていた猫も

掃除機の音がすると逃げ出したので、

掃除機で吸われたがる猫なんて相当珍しいよねと思っていた。

実際たらも掃除機の音がするとびっくりするし。

ところが先日は掃除機をかけても平気でいたので、面白半分に吸ってみた。

弱にすると音も静かだし吸引力もさほどない。

自分の手を吸ってみても痛くも痒くもないから大丈夫だろうと

たらの背中に掃除機をかけると

なんと、うっとりと身を任せている。

そうか、お前は掃除機に吸われても平気な猫だったのか。
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わたしの!

2006-04-14 00:05:03 | 
たらが、また首輪をなくして帰ってきた。

予備の首輪を必ず用意しているのですぐに装着。

まったくどこでなくしてくるんだろう。

引っかかるとすぐに留め具が外れる、あるいは首輪自体が伸びるという

いわゆる「安全首輪」だから余計に外れやすいんだろうか。

外れることが目的だから、どこでなくしてきても構わないんだけどさ。

一度おかしかったのが、外れた首輪をくわえて戻ってきた事件だ。

惜しいことにその場に居合わせなかったのだが母によると

外から戻ってきたたらがしっかりと自分の首輪をくわえていたという。

「誰かに取られたのを取り返してきたのかしらね」

そんなわけないだろ。
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あまり気にもしていないが

2006-04-07 17:22:38 | 
わたしは、生まれてから一度も生き物を飼わない生活をしたことがない。

大概は犬、時どき猫を必ず飼っている。

買ったことは一度もなくてほとんどが迷い犬、迷い猫だ。

たらは一昨年、犬が死んだ直後に迷い込んできたのだが

うちは子猫がフラフラと入り込むには不自然なところにあったので

誰かが捨てていったのではないかと思われる。

しかし捨てるまでは誰かに飼われていたか親と暮らしていたのだろうと思うと

あんたの親兄弟はどこで何してるんだろうねえと時おり話しかけてみる。

しかしよく考えてみればほとんどの動物は早くに親と別れてしまうわけで

ことさら、たらだけが天涯孤独で可哀相な境遇にあるわけではない。

母は「あんたXXちゃんに拾ってもらわなかったらどこでなにしてるんだろうね」と

いかにも恩を着せるかのように言うが、わたしはまったく逆のことを思う。

テレサ嬢の歌ではないが、もしもたらと会えずにいたらわたしはどんな暮らしをしていたかと思うのだ。

これまで一緒に暮らした犬猫からも、なにものにも代えられない安らぎをもらっていた。

そして今は、たらがいるだけでわたしは深い安らぎを得ることができる。

たらは別に家事を手伝ってもくれないしこれといってなにかの役に立つわけではないのだが

ただいるだけでいいのだ。

近くに寝ているだけでもいいし、わたしの膝に乗るのもいい。

夜中に帰ってきて布団の上で丸まっているのもいい。

わたしはたらに、いてくれる以外のなにも求めていない。

こういう気持ちは人には持てないだろう。

やはり人にはいろいろ期待し、要求するものね。

もちろん動物と人は違うし、

それが人と関わることの醍醐味なのかもしれないけど

ちょっとめんどうだわと思ってしまうわたしは

コミュニケーション能力に欠けるのだろうか。
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