猫だから

2004年9月。
変な模様のあんまり可愛くない子猫が迷い込んできた。
予想通り溺愛する自分にあきれつつ。

3匹もいる!

2011-12-23 23:24:15 | 
仕事から帰り、二階の部屋に入ると押入れの中にドラちゃんがいることに

もはや驚かなくなってしまった。

その辺をうろうろされると困るが、ドラちゃんも心得ていておとなしく寝ている。

しばらくするとうちの猫が上がってくるが、最近ではもう慣れたのかチラチラ気にしながらも

わたしの布団の上でこちらも静かに丸くなる。

はじめのうちは、シャーッと威嚇していたのだが

シャーシャー言ったところで(あいつ、寝てるし・・・)と拍子抜けしたらしい。

夜中にうちの猫の唸り声が聞こえたので、なんで今更怒ってんの・・・

起き上がって電気をつけると、ドラちゃんはちゃんと押入れにいて

うちの猫は、もう一匹の闖入者に怒っている。

あんた誰。

といいたいところだが知ってる猫だ。

オバサン、と名づけたオス猫。

最近ではババちゃん、などとも呼んでいる。

片耳がなく、具合の悪そうなときもあったのだが最近調子がよいのか動きが敏捷である。

わたしを見ると素早く逃げつつも、廊下でエサはしっかり食べてゆく。

どいつもこいつも。

わたしのことをなめている。

猫に甘い人間だと思われている。

事実だ。

だってどうしようもないじゃないか。

自分ちの猫は一番可愛い。

しかし、よその猫がどうなってもいいとは思えない。

猫は天下の回り物なんだからさ・・・
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うちの子宣言その後

2011-12-16 12:25:52 | 
寝る前に、部屋をファンヒーターで暖めながら、うちの猫と遊んでいると

後ろから「にゃー」という声。

ドラちゃん・・・

すかさず臨戦態勢のうちの猫。

こらこら。

ドラちゃんを抱えて廊下に出る。

暖かな室内に比べて冷え冷えとしている。

ここでさえこんなに寒いのに、外に出すのはしのびない。

手頃な箱に要らないトレーナーを敷いたものが廊下にあったので

その中に座らせてみると、おとなしく丸くなる。

(ここならいいんでしょ)と言わんばかりにくりくりとした丸い目で見上げる。

部屋に入れてやれないのは可哀相だが、外よりましだろう。

部屋に戻ってからも気になってそっとドアを開けて廊下を見ると

ちゃんと箱の中にいる。

なんか健気だ。

うちの猫も気になるのかドアの隙間から廊下の猫をじっと見ている。

あんた、いくらなんでもそれは可哀相だよ。

あんたはうちの子かもしれないけど、暖かい部屋から寒い廊下にいる子を見るなんて。

複雑な気持ちで寝たのだが。

夜中に目を覚ますと、ちゃっかり押入れの中にいる。

やっぱり。

したたかで図々しいが、憎めないドラちゃん。

うちの猫は(あいつ、なんであそこに寝てんの)と、押入れをちらちら見ながらも

わたしの布団の上で丸くなっていた。
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うちの子宣言第二弾

2011-12-02 12:20:23 | 
朝、目を覚ますとうちの猫が布団の上で寝ていた。

うちの猫だよね・・・

手を伸ばして首輪と毛並みを確認する。

うん、うちの猫。

しばらくして起き上がり、押入れを見るともう一匹猫がいる。

なんで。

よくうちの猫がおとなしくしてたな。

あんた誰、と聞きたいところだがもう誰だか分かっている。

顔をのぞいて「ドラちゃん・・・」

声をかけると悪びれずに薄目を開き、可愛い仕草で目をこすっている。

どうしたもんだか。
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