猫だから

2004年9月。
変な模様のあんまり可愛くない子猫が迷い込んできた。
予想通り溺愛する自分にあきれつつ。

外猫?

2006-07-29 01:07:49 | 
朝の5時頃、外で猫の声がした。

「あおーん、あおーん」

たらの声じゃない。

ああいう鳴き方はしないし。

しかし気になって見に行くと、いつぞやうちに上がりこんで

たらのエサを食べていたはちわれパンダ猫だ。

どういうわけだか道路の真ん中で大声で鳴いている。

車通りの少ない時間とはいえ危ないじゃないか。

わたしに気付き、じっとこちらを見て動こうともしない。

わたしに気を取られて轢かれでもしたら大変だから、そっと家に戻った。

昼ごろ外に出ると、父親の車の前でそのはちわれが

妙に寛いだ格好をしている。

なんなの、この子は。

わたしはおかしくて、たらに見られたら大喧嘩だわと思いながら

慌てて家に戻りカメラを持って来たらもう逃げる体勢。

ちょっとお待ち。

見れば見るほどきれいな白黒。

ときどき来てもいいけどたらと喧嘩しないでね。

街の猫

2006-07-27 21:21:03 | 
車通りも人通りも多い街中で猫を見かけることは稀である。

たまに見かける猫はほとんどがお店でエサだけもらっている野良猫だ。

少し前、洋服屋さんの前に黒い猫が座るのを見かけるようになった。

店の人に聞くとやはり野良とのこと。

エサも水も置いてもらっているのでちょっとホッとしながら頭など撫でると

膝に乗ってこられて、あまりの人懐こさに驚いた。

飼い猫だったんだろうか。

連れて帰りたいと思ったが、うちにはたらがいるし

環境が変わることや人に飼われることが必ずしも幸せとは限らないので

通りかかるたび頭を撫でるにとどめていた。

しかし、先日通りかかると姿が見えない。

店の前に置かれたエサも水もなくなっている。

怖くて店の人には聞けなかった。

聞かなければ、どこかにもらわれていったのだと思い込むことができる。

そうあって欲しいと思いながら、これからは複雑な気持ちであの店の前を通るのだろう。

心配無用

2006-07-21 01:18:11 | 
初めて気付いたとき、具合が悪いのだと思った。

熱があるのだと思った。

あんまり長い時間寝ているので体のあちこちを触ってみると耳が熱い。

鼻面も乾いてる。

これは。

長いこと何匹もの犬を飼っていたが、犬といえば鼻面が乾けば具合が悪いと決まっている。

個体差もあるだろうが、わたしが飼ってきた犬たちはそうだった。

猫もそうなのか?

そうに決まってる。

おろおろとして身体を撫でさすってみた。

ぐるぐるぐる。

喉を鳴らしてる。

具合が悪いときは喉なんか鳴らさないよな。

なおも観察を続けると思いっきり伸びをし始めた。

具合が悪いとき気持ちよさそうに伸びしないよね。

そのうち起き出してエサを食べ始めた。

これはもう絶対具合悪くない。

耳を触ると冷たくなっている。

なぜ?

その後、毎日観察を続けたところ寝ているときは耳が熱いことが判明。

眠くなってきてにゃーにゃー言いはじめた時も熱い。

そういえばたらは眠くなるとなんだか騒ぎ出す。

子供か、お前は。

我輩は気配がない

2006-07-17 21:18:54 | 
猫といえば足音がないので有名だが、犬に比べて気配もあまりない。

ので、その辺にぼーっと座っていたりすると気付かずに

踏んでしまいそうになったりする。

危ない。

今日、大雨が降っているというのにたらの姿が見えない。

こんなに降ってるのにどこに行ったんだろうと心配していると母が

「二階にいるんじゃないの」

二階見たよ。

「真ん中の部屋のタンスの上見た?」

見た。いなかった。

そこはもう何度も見た。

返事もしないし気配もない。

しかしもう一度見に行くと、一番高いタンスの上に耳が。

まただまされてしまった。

これまでに何度もいないと思ったらここにいたということがあったのに

またもやだまされてしまった。

いや、だますつもりはなかったのだろう。

熟睡していただけで。