猫だから

2004年9月。
変な模様のあんまり可愛くない子猫が迷い込んできた。
予想通り溺愛する自分にあきれつつ。

いつかまた

2008-07-17 21:31:37 | 
仕事帰りに、ある雑貨屋の前を通りかかるといつも「ふくちゃん」のことを考えてしまう。

本当は別の名前があるのだが「動物のお医者さん」という漫画に出てくる、

「ふくちゃん」という猫に似ているので勝手にそう呼んでいる。

寒い時期は見かけず、暖かくなると店の近くをフラフラしていた。

ものすごく人懐こい猫で、お腹を触っても抱き上げても平気で

ふさふさの毛並みと水色の目が美しかった。

それが今年はまったく見かけなくなってしまったのだ。

持病があると店の人に聞いたこともあるし、店の前は交通量が激しいので

もしかして・・・と不吉なことを想像しなくもないが

本当のことを知るのは怖いので店の人に尋ねる気はない。

それが今日、暗やみにぼわっと白い物が見えたので、もしやと近づくとどうやら違う猫らしい。

よく見ると毛並みも全然違うし、ふくちゃんだったらすぐに近寄ってくるはずだ。

デートの最中だったらしく、お相手の黒猫はすっ飛んで逃げていったが

ふくちゃんと見間違った子は「にゃー」とこちらを向いたままじっとしていた。

そういえばここのお店では、いっぱい猫を飼っているんだっけな。

どうかそのうち、元気なふくちゃんに会えますように。
コメント
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