仕事で知り合った人が「自分は霊感が強い」と言う。
(またまた~)と内心では思いながらもそこは営業なので、
「え~、わたしになにか変なもの憑いてませんか?」と聞くとその人はわたしを見て
「大丈夫、なにもついてません」
(またまた・・・)とか思っていたくせにちょっとホッとするわたし。
「変なもの憑いてませんけど、猫ついてますね」
え、どんな猫ですか!
ものすごい勢いで食いつく。
「黒っぽい猫、上のほうにいます。大丈夫、守ってくれます」
わたしは、涙ぐんでしまった。
仕事中なのに。
去年、空にいった猫のことを想って。
悲しくて死ぬんじゃないかと思ったほどの嘆きも、時がたつと薄れ
わたしって、冷たくて薄情な人間だったのね・・・と感じることもあったが。
そうか、やっぱりそうだったのか。
近くにいたのか。
だからさびしくなかったんだ。
なんて。
自分の都合よく考えたりして。
でもやっぱり、いなくなったとは思えないのだ。
気配を感じるとかそういうことではない。
心の中にいるとか、思い出は色あせないとかいうことでもない。
例えば、長く合わないでいるけど遠くにいる友達を想うような。
会えないけれど、いなくなったわけではなくどこかにはいる・・・という感覚。
それは、生きているとかいないとかいうこととは関係ないのかもしれない。
(またまた~)と内心では思いながらもそこは営業なので、
「え~、わたしになにか変なもの憑いてませんか?」と聞くとその人はわたしを見て
「大丈夫、なにもついてません」
(またまた・・・)とか思っていたくせにちょっとホッとするわたし。
「変なもの憑いてませんけど、猫ついてますね」
え、どんな猫ですか!
ものすごい勢いで食いつく。
「黒っぽい猫、上のほうにいます。大丈夫、守ってくれます」
わたしは、涙ぐんでしまった。
仕事中なのに。
去年、空にいった猫のことを想って。
悲しくて死ぬんじゃないかと思ったほどの嘆きも、時がたつと薄れ
わたしって、冷たくて薄情な人間だったのね・・・と感じることもあったが。
そうか、やっぱりそうだったのか。
近くにいたのか。
だからさびしくなかったんだ。
なんて。
自分の都合よく考えたりして。
でもやっぱり、いなくなったとは思えないのだ。
気配を感じるとかそういうことではない。
心の中にいるとか、思い出は色あせないとかいうことでもない。
例えば、長く合わないでいるけど遠くにいる友達を想うような。
会えないけれど、いなくなったわけではなくどこかにはいる・・・という感覚。
それは、生きているとかいないとかいうこととは関係ないのかもしれない。