猫だから

2004年9月。
変な模様のあんまり可愛くない子猫が迷い込んできた。
予想通り溺愛する自分にあきれつつ。

罪の意識

2008-09-26 18:57:08 | 
朝、二階で寝ているわたしの耳に、階下からにゃーにゃー鳴く声が聞こえてきた。

下に誰もいないのかな?

あまりにも鳴いているので起き出して居間に行くと

なんと、たらがお膳に乗っている。

えー、と驚いてよく見ると両親が食べた朝食に出た魚の残りを見て鳴いている。

なるほど。

黙って食べてしまえばいいものを、こうやって鳴いているのは

悪いことをしているとわかっているからだ。

なぜならたらは、誰かがいたら絶対にお膳に乗るようなことはしない。

怒られると知っている。

以前にも似たようなことがあった。

たらが台所の母のところに来てやたらと鳴くので居間に行ってみると

お膳にあった魚の残りが座布団の上に落ちていたという。

引っ張り落としたはいいけれど、悪いことをしたと思ったのか

手も付けずに鳴いていたらしい。

結局わたしは、お膳に乗っていたたらを強く叱れずに

下で食べなさい!と魚を与えてしまった。

甘いなあ。

涼しさ求めて?

2008-09-22 20:38:32 | 
部屋でごろごろしていると、たらがやって来てわたしのおなかに足をかけた。

もうそんな季節か。

「猫が腹」という言葉を秋の季語に加えたいと思う。

たらはさほど暑がりではないが、夏の間は廊下で伸びていて

さすがにあまりすり寄ってくるようなことはなかった。

しかし、この夏に少し不思議なことがあった。

今夏一番の猛暑と言われた日、わたしは電車に乗っていて倒れ、

救急車に運ばれる騒ぎになった。

といっても意識があり、入院もせずに帰ってきたのだが。

いつもは二階に寝るわたしが、さすがに調子が悪く一階で寝ていると

たらが布団の上に乗ってきた。

普段その部屋では父が寝ていて、たらは滅多に入らない。

もちろん布団に乗ったこともない。

それが、わたしの横に来てにゃーにゃー鳴いている。

結局次の日までずっと、わたしの枕元や足元にいたのだ。

心配してくれたのかな、と嬉しく思ったが

もしかすると、二階にはないクーラーが快適だったのかもしれない・・・

うちの子すごい・・・

2008-09-09 12:42:51 | 
夜、父が寝た後に、たらが父の座椅子に座っていると

「たらちゃん、そこお父さんの場所だけど」と母が言った。

すると。

なんと。

たらが面倒臭そうに、所定の場所(小引き出しの上)に移動したのだ。

単なる偶然だろうが母は、

「言ってることわかったんだわ!」と大喜び。

まあ確かに以前から、言葉がわかったんじゃないかと思うような行動を取ることがあったし。

世の中のいろいろな動物の飼い主はみんな、少なからずこういうこと感じているのだろう。

それはちょっと親ばかだけれど、微笑ましいような気もするのだ。

人騒がせ

2008-09-01 21:11:05 | 
夜中に、寝ていたたらが突然異様な声で「なー」と鳴いた。

かなり大きな声で、以前に同じような鳴き方をしてから吐いたことがあったので

跳ね起きて様子を見ると、何事もなかったかのように寝返りを打っている。

寝ぼけたのか?

猫も寝ぼけるのか?

猫も夢を見るのか?

謎は深まるばかり・・・