猫だから

2004年9月。
変な模様のあんまり可愛くない子猫が迷い込んできた。
予想通り溺愛する自分にあきれつつ。

変化

2005-11-25 17:53:09 | 
朝、圧迫感で目を覚ますとたいがい猫が乗っている。

夏の間は足元で寝ていたが、なぜか今は胸の上に乗る。

去年は布団に入りたがらなかったが、今年はどういうわけか

とりあえず初めのうちは布団に入る。

しかし暑くなると外へ出て好きなところで眠り

どういうわけか朝になると布団の上に乗る。

小柄とはいえ3kgちょっとはあるのでさすがに重い。

しかしおかげで起きられるのだと思えばまあいいか。

それでも可愛い

2005-11-15 22:35:10 | 
デジカメで撮った「たら」の写真をパソコンに取り込みながら

「可愛い」を連発するわたしに母が

「あんただけよ、たらのこと可愛いって思ってるのは」

やっぱり?

薄々気付いていたが(本当ははっきり気付いているが)

たらはお世辞にも美猫とは言えない。

街に野良猫のたむろする場所があり、時々猫たちを見に行くのだが

どの猫も三毛は三毛らしくトラはトラらしい柄で可愛い。

比べると「たら」はぶちがあるかと思えばいきなり縞でところどころシミのような模様もあり

一貫性がなくなげやりな柄の猫なのである。

頭も小さく顔も細く、愛らしいとは言いにくい顔立ちだし。

しかし「たら」は絶対に人に爪を立てたりしないし、お膳にも上がらないし

ダメと言われたことはやらないし、トイレもすぐ覚えたし

容姿を補って余りある娘なんである。

神様は見た目ではなく性格が愛されるように「たら」に甘え上手な才能と

賢さを与えてくれたのかしら。

なんて、やっぱりわたしは親ばかだね。

惨事

2005-11-06 21:59:52 | 
仕事から帰り、二階の自室に入って電気をつけたわたしの目に飛び込んできたもの・・・

よく、ありふれたドラマの夫婦喧嘩のシーンで羽根布団で夫が殴られたりして

部屋いっぱいに白い羽毛が飛び散る・・そんな演出あるでしょう?

それが白でなくグレーだったの。

雀だ!

一目でわかった。

前にも何度か雀を捕まえてきたことがある。

その度に逃がしていたし、わたしがいないときに捕まえられたものの

うまくカーテンの裏側に息を潜めていてくれて帰ってきてから発見し逃がしたこともある。

このときにも羽毛が飛び散っていたのでわかったのだが、今回ほどひどくはなかった。

この状況からするともう生きてはいないだろう。

恐る恐る部屋の隅を見ると案の定、小さな亡骸が。

ああ・・・

わたしは子供の頃から殺生を好まず、小さな虫すら殺したことがないので

可愛い娘のしたこととて、いや娘がしたことだからこそ胸が痛んだ。

亡骸をビニールに入れて表へ行き、穴を掘って埋める。

たらを許してね。

両手を合わせても雀にはきっと聞こえない。

家に入り、膝に乗るたらにしみじみ言って聞かせる。

無駄なこととは分かっているが言わずにいられない。

あんたが生きてるのと同じく、みんな生きてるのよ。

だからいたずらに狩りをして殺してはダメ。

あたしはあんたが死んだら悲しいし、他の生き物が死んでも悲しい。

だからもう鳥も虫も獲ってはダメ。

罪深い生き物はきっと分かってくれないでしょう。

暑がりなのに

2005-11-05 21:13:53 | 
猫といえば冬は一緒に布団に入ってくれて温めてくれるものと思っていた。

でもたらは、布団の上に乗ることはあっても中に入ろうとはしない。

たまーに気まぐれで入ってきては10秒くらいで出てゆく。

あまり好きじゃないらしい。

どうやらたらは寒さに強いらしいのだ。

しかしこたつは好きである。

好きだが暑がりなのでしばらくすると鳴きながら出てくる。

しばらく外で涼んでまた入る。

この繰り返し。

変なの。