猫だから

2004年9月。
変な模様のあんまり可愛くない子猫が迷い込んできた。
予想通り溺愛する自分にあきれつつ。

気を遣う

2007-03-29 21:47:06 | 
わたしの熱が上がった夜、珍しくたらが布団に入ってきた。

普段は暑がってすぐに出てしまうのに、かなり長い時間入っていた。

一度出ても二度三度と入ってきて、そんなこと初めてなので驚いた。

心配して添い寝?と思ったが、

翌朝には違う部屋のお気に入りの場所で寝ていたので

ただの気まぐれだったのだろうか。

しかし具合が悪かった間中、布団の上には乗ってこなかったので

やはり何かは感じ取っていたのだろうか。

猫心に。

しゃれにならない

2007-03-16 20:51:54 | 
啓蟄も過ぎれば、たらの狩りは絶好調である。

三日ほど前にモグラを獲ってきた。

モグラは二度目である。

たらが獲ってくるまでモグラを目の当たりにしたことはなかった。

もちろん、テレビや本で姿かたちは知っている。

知っているからこそモグラだとわかったわけで。

子供の頃、モグラが見たくて仕方なく、庭のモグラ穴を掘り返したものだが

どうしても見つけることが出来なかったモグラを

今、自分の部屋で見ることになるとは。

全然、嬉しくない。

昨日は初めてカエルを獲ってきた。

これまでカエルと蛇はなかったので、避けているのかと思っていたが

これでは蛇も油断ならない。

そのカエルが、これまで見たことのないようなレンガ色をしている。

しかしよく考えてみれば冬の保護色で赤茶になっていただけで

顔も形も、よくいるアマガエルである。

夏になれば緑になるのだろ。

カエルはピクリとも動かないが死んでるようにも見えず、

仕方なく庭の花壇にそっと置いておいたが朝にはいなくなっていた。

生きてたんだ、よかった。

無事、カエル。

まず自分から?

2007-03-09 17:16:18 | 
無人の家に帰ると、たらは大鳴きして大歓迎で迎えてくれる、

しかし両親がすでに帰宅しているところにわたしが帰っても知らんふりである。

前は例え他に人がいてもわたしが帰ると喜んでくれたのに。

今は気まぐれに「にゃー」と言うくらいだ。

口惜しくて先日、知らんふりのたらに「シカトかよ」と言うと、母が

「ただいまって言わないからだよ」

そんなわけあるかい。

「言ってごらん、ただいまって」

ただいま・・・

「にゃー」

恐るべし、母と猫。

返上

2007-03-05 20:54:56 | 
昨日「世話なし」だと書いたばかりなのに

夕べは長時間帰らず心配させられた。

23時頃出かけて、2時頃に目を覚ますと帰っていない。

4時に目を覚ますと、姿は見えないのだがエサが減っている。

どうやらこっそり帰ってきてまた出かけたらしい。

6時に目を覚ましてお気に入りの場所を覗くと、いた。

結局わたしは心配でろくろく眠れなかったんである。

世話なしどころか。

いつまで続くか

2007-03-04 21:29:50 | 
いろいろと呼び名の変わるたらだが、最近は「世話なしちゃん」と呼ばれている。

それはたらが、あまり表へ行かず二階で一人おとなしく寝ているときに

母が「世話なしだね」と言ったことから付いたあだ名。

確かに最近、世話なしなのだ。

元々、手のかかる猫ではないが(というより猫は基本的に手がかからない)

外から虫やネズミを獲って来ることもなく、いい子。

しかしよく考えてみたら寒い時期には小動物もあまり徘徊していないわけで

暖かくなればまた、外へ行きっぱなしで

帰ってきたと思えば何かをくわえているということになるのではないか。

なんて考えていたら夕べ。

「ふーん」

おかしな鳴き声で帰ってきたからこれは、と飛び起きれば

何やら小さい物が飛んでいる。

蛾だ。

追いかけるたらも必死だが、逃げる蛾も必死。

必死な蛾というのを初めて見た。

どうにか捕まえて外に逃せたから良かった。

暖かくなるのはいいけれど、小動物にもわたしにも受難の季節ではある。

怖いもの見たさ

2007-03-03 20:59:55 | 
たらは、風呂の湯を入れていると覗きに来てギャーギャー鳴く。

そのときの顔がなにかを必死に訴えているようでおかしい。

ひょっとして「危ないよ!」とでも言っているんだろうか。

確かに風呂の湯が出てくるときの音は割と大きく、勢いよく出てくるので

なにか天変地異を見るような気がするのかもしれない。

しかしそんなに怖いんだったら見なければいいのにと思う。

湯を入れる音がするとわざわざ覗きに来て騒ぐのはどういうわけなんだ。

いい加減、慣れてもいいような気もするし。

まったく猫ってのは。

草木も眠る

2007-03-01 22:29:23 | 
眠りが浅く、夜中や明け方に何度か目を覚ます。

目を覚まして足元に重さを感じて安心する。

もちろん、たらが眠っていると思うからだ。

どういうわけかたらは、布団に入らず布団の上に丸くなる。

しかも必ず足元付近で。

しかし身体を起こして確認するわけではないので、

猫以外だったら怖いなあと思わなくもない。