バリ島 KAZUYAママの今日の閃き

誰かが言った。
人生における3大言語。
「頼らない」
「期待しない」
「あてにしない」

バリ人・ここまで過保護!!

2005-12-08 18:46:56 | Weblog
 私が何故、バリの習慣に一生懸命なのか?
それは、結婚前の親族会議で偉そうな叔父さんが一言、私に向かって言った。
「私達親族は、カースト家族であり、今までに世間から笑われることがなくやってきている。もしこの結婚が今後、私達親族を巻き込んでの問題がおこった場合、みんなに迷惑をかけることになるので、慎重に考えていただきたい。」
「は~~~?それって、私だけに言ってんの?」むか~~~っときた私・・・
「そのようなことはないと思います。」って、言い返してやった!!
言った手前、バリ嫁として恥ずかしくないよう、振舞っている。(現在進行形)」
 で、この叔父さんの家族が実はハチャメチャ!!
長女は、中学生の頃に駆け落ちして結婚。
長男は、親父が目の中に入れても痛くないほど可愛がっているバカ息子。
親父のコネでジャカルタのホテルへトレーニング。その間、薬を覚えて
廃人ギリギリで、バリに戻ってくる。その時、妙なジャカルタ人の女の子が
一緒にくっついてきて、ジャカルタに戻らず、急遽、結婚することになった。
今から4~5年前だったかな?招待客200人以上の盛大な結婚式だった。
ジャカルタからきた嫁。イスラム教からヒンドゥー教ヘ・・・1年は頑張っていたかな?何時の間にか行方不明になってしまった。
その間、息子は入院・退院を繰り返していたが、段々よくなり、私に職を面倒みてくれって言ってきた。私が勤めていた旅行会社の運転手でよかったら・・・
と勧めて晴れて就職!!でもガイド達が彼と組むのを嫌がった。それも当然である。
運転中に居眠りをするらし・・・薬が完全に切れていないのだろう・・・
そんな噂が親父の耳に入り、私の知らないところで、サッサと息子を退職させてしまった。やることのなくなった息子は再び薬に手を出し、
とうとう、現行犯で警察に捕まり刑務所入り。こちらでは薬の罪はとても重い。
もう出てくることもないだろう。な~んて思っていたら、過保護の親父、貯金を
はたいて保釈金を支払ったという。この叔父さんに会うたびに、「あんた最初に
私に向かって言ったこと覚えてる?」って言ってやりたいと思う私・・・
 さてさて、その息子・・・刑務所がよっぽど堪えたのだろう。もう薬には
手を出さなくなった。そして、新しい彼女が出来、今回再婚することになった。
再婚といっても、前の嫁との離婚儀式が終わっていない。3年も戻って来なければ
勝手に離婚儀式をやっていいとか???誰が決めたの?
何だかんだで、結婚式の準備が進んでいった。
「え~~~っ?また、200人も招待するの?」
オマケに、私にビデオとデジカメを用意しろって!!
そして当日、私を呼んで撮影しろ・・・って・・・(あんたって一体???)
「テープは何本用意した?」
「1時間分・・・」
「足りないからもう1本用意して・・・」
「6万ルピアするんだよね・・・」と、私・・・
「大丈夫・・・安い安い!!」で?誰が買うの?
結局、私が購入して撮影した。その日は一日中、
このバカ親子を追いかけて撮影・・・レンズの中から「くたばれ!!」って
思った私・・・
最後に再生の仕方を教えていたら、「ブラパ?」と、親父が聞くので
私は「いくらだった?」と解釈して、「いいよ!!大丈夫・・・」と
返事したら「違うよ。何本テープを使ったの?」だって!!
「1本半(一時間半)」って答えたら、「何で2時間撮影しなかった?」だってさ!!このクソ親父(失礼)・・・息子も息子だが、
このバカがつくほど過保護な親父「絶対ゆるせん!!」