私はこの小豆とかぼちゃの煮物が結構好きで
冬至に関係なくよく作って食べていたのです。
私は子どもの頃から胆道や肝臓があまり丈夫ではなく
母はあのころあまり手に入らなかった
ヤツメウナギなどを手に入れてよく食べさせてくれました。
でも私はこのヤツメウナギが泥臭くて
嫌いでいつもそっと捨てていました…。
そのことと同時にこのいとこ煮をよく作ってくれたのです。
その食べなれたいとこ煮を
冬至にも今まで何気なく作っていたのですが
昨日ブログにアップしてみて
あまり知られていないのにちょっとびっくりしておまけに
なんでいとこ煮と言うんだろうって
今更のように不思議に思って調べてみました。
いとこ煮は、なんと食箋だったのです。
母はそれを知っていたというわけです。
今まで知らずにいましたが
昔の人はやっぱりすごい人だなって気が付きました。(^-^;
私は、子どもの頃からの食べ物だったので
何気なく、普通に食べていたのですが
滋養強壮のとても優れた食箋で
糖尿病の特効薬でもあったのだと知りました。
なぜいとこ煮と言うかと言うと
小豆のように堅いものから順に煮足していく。
その追い足していく様子を
追い追いに煮ていく…と言うことから
その様子を甥甥がいとこと言うことで
いとこ煮と言うことになったのが語源のようです。
母のいとこ煮によく入っていたものは、
昆布、レンコン、ゴボウ、ニンジン、カボチャなど。
今回何気なくいつも作っていたいとこ煮が
こんなすごい食箋であったとわかり
これからも作っていこうと気持ちを新たにしたところです。