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沖縄ガーデニングの旅(1)

2015年01月31日 | 日記
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沖縄の植物(1) 落葉樹と針葉樹



庭師仲間4人のグループで、ガーデニングの勉強に沖縄へ出かけました。

那覇空港に着くと、どうしても目が空港に植わっている植物に目が行きます。沖縄は亜熱帯になるので、植物相がガラッと入れ替わった感じです。沖縄では、葉を落として冬眠する必要がないので、落葉樹は見ませんでした。実際には、落葉樹もあるとは思うのですが、それらしきものを見つけると、台風で痛められた枯木だったり、ネムノキをみつけても、葉がついていたりという具合です。

針葉樹も種類が少なく、いたるところに生えているリュウキュウマツだけが、沖縄の針葉樹を代表して、ひとり頑張っていました。ひときわ目立った存在の木がありました。コバノナンヨウスギ(写真上、下)です。原産地は南洋の島らしく、昔移植されたものが栽培されて、学校の校庭や、公園にたくさん植えられていました。高さは20メートルくらいになるのでしょうか、規則正しく枝を出しながら、まっすぐ天に向かって伸びていました。幹を見ると、スギとはちがい、モミとそっくりでした。


住宅地を歩いていると、カイズカイブキがよく目につきます。ここにも針葉樹がありました。顔なじみの木はこのカイズカくらいです。思わず葉っぱを撫でてみると、固くプクプクと太っていて、どうも感じが違います。強い剪定がしてありましたが、そんな時にこちらでは決まって出てくる先祖がえりのチクチク尖った葉はありませんでした。これはカイズカに似た、別の品種かもしれないという勝手な結論を出して、その場を離れました。



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