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ロンドンの庭(6) オープンガーデン、ヘンプトンガーデン、住宅地、街角
イギリスのオープンガーデンは、よく知られています。
花の世話をしている庭を公開して花好きの人にみてもらうというシステムで、100年近い歴史があるそうです。
今回の旅は、オープンガーデンを見たいというのが目的のひとつでした。
ただ、チェルシー・フラワー・ショウに日程を合わせたため、オープンガーデンにはまだ少し早かったようです。
そんな中で、エリオットさんが、一人見つけてくれました。
公開日ではないけれど、日本人の庭師に興味をもっていただいたようで、ぜひ庭を案内したいと言ってくれたそうです。
ご本人からも、お待ちしていますという、メールをいただいていました。
当日エリオットさんと一緒に出掛けました。
10時の約束時間に合わせて、地下鉄にのって出かけました。多くのロンドンの人がそうだと思うのですが、自家用車は持たないみたいです。
駅を後に、大きな森を横切り、閑静な住宅地にでました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/31/19804dd31c8ac3764a3ee42d7eddd642.jpg)
住居の番号をみて、エリオットさんは、ここだといいました。
中からニコニコした愛嬌のある年配の女性が出迎えてくれました。
モナさんです。
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隣同士の家は、連なっています。歩道に沿って、低いレンガ塀があり、門柱らしいところから敷地に入ると、すぐ家の玄関があります。この前庭に当たる部分には、どこの家も大きなゴミ容器が二つおいてあり、あまり庭に力をいれてないようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1b/9d/3d8d56ebc48cd908aed73cf3c51f66f8.jpg)
庭へは、家の中を通って、出ます。庭は、敷地の巾だけ奥に伸びています。タテに細長い庭です。したがって、庭の真ん中に細い道が伸びており、その両サイドに樹木や、草花の植込みがあります。一本道ですが、庭を散策するには、すべてに目が行き届き、ちょうどいい庭です。
縦長の庭は、この部屋の窓を通して、眺めます。奥が遠すぎて、見えないところが、また奥深さを感じさせます。ここで、私たちも紅茶をケーキをごちそうになりました。
モナさんは、竹が好きで、隣との境に竹垣で仕切っています。庭にも細い竹が植えてありました。
ニュージーランドの植物を多く庭に取り入れて、それが結構珍しく、評判だそうです。見たことのない、とげの鋭い植物も結構あり、その特性についていろいろ話してくれました。
メキシコのヤシ類の植え方の注意点は、勉強になりました。露地植えのヘゴを越冬させる方法も教えてもらいました。
小さなジュラシックツリーがあるのをみつけました。
その名前を口にすると、この木を知っている人がいたとは、と大喜びで、高いお金を出して、手に入れたことを話してくれました。
はじめに、エリオットさんに、どのくらいの時間お邪魔できるか、それとなく聞いてみました。彼がモナさんと、電話で話した感触によれば、20分くらいかなと言ってましたが、家の中でのおしゃべりも含めて、2時間半ほど過ごしました。
モナさんも終始笑顔を絶やさず、次から次と、庭の植物の話をしてくださったので、ここに来ただけで、ロンドンに来たかいがあったと思いました。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/29/8f/3ca5204c31ebbe926c690f2eec483c16.jpg)
ロンドンの庭(6) オープンガーデン、ヘンプトンガーデン、住宅地、街角
イギリスのオープンガーデンは、よく知られています。
花の世話をしている庭を公開して花好きの人にみてもらうというシステムで、100年近い歴史があるそうです。
今回の旅は、オープンガーデンを見たいというのが目的のひとつでした。
ただ、チェルシー・フラワー・ショウに日程を合わせたため、オープンガーデンにはまだ少し早かったようです。
そんな中で、エリオットさんが、一人見つけてくれました。
公開日ではないけれど、日本人の庭師に興味をもっていただいたようで、ぜひ庭を案内したいと言ってくれたそうです。
ご本人からも、お待ちしていますという、メールをいただいていました。
当日エリオットさんと一緒に出掛けました。
10時の約束時間に合わせて、地下鉄にのって出かけました。多くのロンドンの人がそうだと思うのですが、自家用車は持たないみたいです。
駅を後に、大きな森を横切り、閑静な住宅地にでました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/31/19804dd31c8ac3764a3ee42d7eddd642.jpg)
住居の番号をみて、エリオットさんは、ここだといいました。
中からニコニコした愛嬌のある年配の女性が出迎えてくれました。
モナさんです。
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隣同士の家は、連なっています。歩道に沿って、低いレンガ塀があり、門柱らしいところから敷地に入ると、すぐ家の玄関があります。この前庭に当たる部分には、どこの家も大きなゴミ容器が二つおいてあり、あまり庭に力をいれてないようです。
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庭へは、家の中を通って、出ます。庭は、敷地の巾だけ奥に伸びています。タテに細長い庭です。したがって、庭の真ん中に細い道が伸びており、その両サイドに樹木や、草花の植込みがあります。一本道ですが、庭を散策するには、すべてに目が行き届き、ちょうどいい庭です。
縦長の庭は、この部屋の窓を通して、眺めます。奥が遠すぎて、見えないところが、また奥深さを感じさせます。ここで、私たちも紅茶をケーキをごちそうになりました。
モナさんは、竹が好きで、隣との境に竹垣で仕切っています。庭にも細い竹が植えてありました。
ニュージーランドの植物を多く庭に取り入れて、それが結構珍しく、評判だそうです。見たことのない、とげの鋭い植物も結構あり、その特性についていろいろ話してくれました。
メキシコのヤシ類の植え方の注意点は、勉強になりました。露地植えのヘゴを越冬させる方法も教えてもらいました。
小さなジュラシックツリーがあるのをみつけました。
その名前を口にすると、この木を知っている人がいたとは、と大喜びで、高いお金を出して、手に入れたことを話してくれました。
はじめに、エリオットさんに、どのくらいの時間お邪魔できるか、それとなく聞いてみました。彼がモナさんと、電話で話した感触によれば、20分くらいかなと言ってましたが、家の中でのおしゃべりも含めて、2時間半ほど過ごしました。
モナさんも終始笑顔を絶やさず、次から次と、庭の植物の話をしてくださったので、ここに来ただけで、ロンドンに来たかいがあったと思いました。
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