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2回目 シンガポールの庭園

2023年08月21日 | 日記
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シンガポールンの庭園





(1) チャンギ国際空港庭園

シンガポール空港は、乗り継ぎ便の乗客が多く、空港ターミナルの出発ホールは、旅行客でいっぱいです。

搭乗ゲートは3つの路線を走るスカイトレインに乗って、ターミナル間を移動します。

そして、宇宙の街に来たかのようなホール空間は、きらびやかな店舗や、レストランが立ち並び、公園を思わす中小のガーデンがいたるところに点在しています。鉢植えを並べただけの、空港とは大違いです。






















空港の手荷物預かり所に、旅行ケースを預け、身軽ないでたちで、勝手知った地下鉄MRTに乗って、リトルインディアのホテルに向かいました。夕食がまだなので、ホテルの近くの小さな中華風のレストランに入りました。席に着こうとすると、なぜか店主がいる奥の小さな部屋に案内されました。

ビールと大盛のチャーハンを食べながら、店主と1時間ほど話し込んでしまいました。食べきれなかったチャーハンは、花かつおをたっぷりのせて、翌日の弁当にしてもらいました。

翌朝は、バスで植物園のブキティマ門前まで行きました。


(2)シンガポール植物園







植物園は広いので、門が4つもあります。

ブキティマ門からスタートし、最初はエボリューションガーデン(植物の進化)に来ました。

① エボリューション・ガーデン





まだ地上には植物は生えて居ません。




川から藻が進化したコケが地上に進出します。








シダに進化してきます。






ヘゴや、リュウビンタイなどの大型シダは、いまも生き延びています。




ソテツの全盛時代を迎えます。




ナンヨスギの仲間などの針葉樹から、やがて城亜紀に移っていきます。

植物の進化を道沿いに歩きながら、恐竜時代を体感できます。初めのうちは現存しない実物大の人工植物ですが、シダ、ソテツが登場してくると、トロピカルな雰囲気が出てきて、古代に迷い込んだようです。針葉樹の時代に移ってくると、赤道直下のシンガポールでは、日本のように、マツ、スギ、ヒノキが当たり前のように生えている気候と違い、苦労があったのではないかと思います。


② オーキッドガーデン

次に、洋ランで有名なオーキッドガーデンに着きました。以前来たときは、花壇に興味を持ち始めたころだったので、花の名前もよく分らなかったのですが、今回はなじみの花も多く、見るのにも力が入りました。
















③ シダ園

オーキッドガーデンを出て、しばらく歩くと、本命のシダ園に着きました。オオトカゲが、シダに覆われた細い通路をのしのし歩いておりました。


















ここで花かつおチャーハンの、昼食をとりました。

植物園はまだまだ多くのガーデンがありますが、午後の予定があるので、タングリン門を出て、そこから地下鉄で、ガーデンず・バイ・ザ・ベイに向かいました。

(2) ガーデン・バイ・ザ・ベイ

ここには、有名なスーパーツリーグローブなどがありますが、私の目当ては、二つの巨大温室です。特にクラウドフォレストは、天井までの高さが、35メーターもあり、エレベーターで上まで登って、歩いて見学しながら下りてきます。

① フラワー・ドーム





















② クラウド・フォリスト
















名古屋市くらいしかない小さい国なのに、ガーデンは言うに及ばず、巨大な施設や、建造物がいっぱいある、不思議な国でした。

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