ベリーズ生活探検 Days in Belize

中米ベリーズで2012年10月~2016年10月暮らした。ベリーズは、自然が豊かでおもしろく、ちょっと不気味な国でした。

独立記念日式典 state reception

2014-09-20 | 公式行事

情報がないと参加しにくいので、ごく少数だけれど、その人たちのために記録を残します。

 

招待状は、手違いで来なかった。なくてもいいから、参加してくれと言われたというので、参加する。

ドレスコードは、女性はカクテルドレス、男性は、不明だった。7時半に始まると言うことだったので、遅れないように行った。

場所は、Ramada Belize City Princess(2年前は、プリンセスホテルだったが、今は、ラマダ ベリーズ シティ プリンセスに変わったいた。)

King's Room (王の間)

 

 受付で、このバッチ2個とプログラムを渡される。(下の升目は、1センチ)

男性は、このバッチを着けている人が多かった。

プログラム

 

 

部屋の入り口で、総督 Gobernor-General(下の写真の白いシャツの男性)の出迎えを受ける。 今日は、総督の招待と言う形だ。

state reception をなんと訳したらいいのかわからないけど、国の独立記念式典・・・たぶん、これが、独立記念日の一番重要な行事の一つ。

 

 

左に写っているのが、今日の演奏を担当した Project Orchestraの皆さん。

 

プログラムの裏↓。これが、前もってわかっていたら、理解しやすかった。

 

7:00~8:00は、Lamanai Chamber Orchestraの演奏。

7:15 総督が、到着

7:30 客が到着。総督の出迎えを受ける。

7:15~7:50 カクテル (お酒が配られると言う意味でしょう。)

8:00から式典が始まる。

国歌の演奏

invocation (神への祈り)

総督のスピーチ

8:30に公式式典はおわる。

後は、スチールパンとジャズカルテットの演奏。 

10:00 閉会

 

 このプログラムは、夫と私、2人で1枚渡されただけだったし、その時は、ちゃんと見なかった。

その場で、しっかり見て、流れを確認すべきだった。

公式プログラムは、予定より遅れて、8時15分ぐらいから始まった。

壇上の人は、今日の司会者のDr. Rene Villanueva Sr.

 

 

会場は、かなり広い。来ていた人は、200人から300人。部屋の周りのほうに、いすやテーブルを置いてあった。

私が、想像していたものとかなり、差があった。女性の服装は、思ったより、高級できっちりしていた。パンツ姿、ロングドレスの人もいたが、膝丈のドレス(ワンピース)が多かった。最初の行事の時に、割と何でもありだったので、ちょっと気を許したが、みんな、割ときっちりしたドレスだった。細くて高いヒールの靴をはいている人が多かった。どうせ暗くて、細かいところまで見えないだろうと思ったが、会場は、割と明るかった。(うひゃ~)

男性は、写真でもわかるように、この国の公式服(白かベージュのタックの入った開襟シャツ)を着ている人が多かった。

夫は、白いカッターシャツだったが、ノーネクタイ。ネクタイは、必帯でした。

背広をきちんと着て行っても良かった。レベル的には、背広着用のパーティであったと思う。

それに、プリンセスホテルは、冷房が効きすぎて、めちゃくちゃ寒いのです。

私は、迷った末、寒いことを思い出して、無難な膝下丈のタラッとした、黒スカートと黒のビーズ刺繍の入ったトップに、黒の上着を持った行った。格好は、もうちょっとフォーマルなほうが良かった(反省)けど、しっかりした、上着は正解でした。

総督のスピーチが済んだら、すぐに帰った。

その後、音楽の演奏があって、ひょっとすると中央で踊る人もいるかも???食事も配られるんだと思う。

早々に引き上げたのは、残念だったが、私よりはるかに暑がりの夫が、気分が悪くなるぐらい寒かったらしいから、まあ仕方ない。

 

そうそう、公式式典が始まってすぐ、国歌の演奏の途中で、突然、真っ暗になった。これには、びっくりした。何かのアトラクションだろうかと思ったが、そうではなく停電で、数十秒後に、電気がついた。さすがに、誰も騒がなかった。

プリンセスホテルには、性能の良い自家発電装置があるから、それが動いたらしかった。

プリンセスホテルは、カジノだから、停電になったら、大変だものね。お金をかけて、良い設備を整えてあるのだろう。カジノで、停電したら、やっぱりみんなテーブルの上のお金を自分のポケットに入れるのだろうか。想像するとちょっと楽しいね。

帰りの車の中・・・町は、真っ暗だった。

プリンセスホテルの周辺と我が家とでは、片方が停電していても、もう一方は大丈夫なことが多い。今日は、全部停電していた。かなりの広範囲の停電らしい。独立記念日のイベントをやっているだろうに・・・どうなっていることやら・・・。夫は、「独立記念日(この国のもっとも大事な祭日)に停電とは、ある意味この国らしいね。」って言ってた。

停電は、2時間ほど続いた。

 

 

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Flag Raising Ceremony 旗を揚げるセレモニー

2014-09-20 | 公式行事

今日は、夜は、パーティで、昼は、国旗を揚げるセレモ二ー。

この国は、独立記念日は、すごく盛大に祝うんだね。

雨季なのに、今日も昨日も晴れ。特に今日は、快晴。

夫は、「出かけれない日に限って、こんなに天気が良い。出かける明日は、また、雨だろう・・・(グチグチ)」なんていってる。やれやれ。そういいながら、すでに写真を撮る散歩はつき合わされた。

11時25分はじまりだが、11時15分着席って書いてあった(Please be seated by 11:15)。「今回は、ちゃんと時間までに行って、ちゃんと偉い人が来るまでに座って置かなくては・・・。」と言うことで、早めに出かけました。私は、~ったにしか着ないワンピースを着て、ちゃんとアクセサリーもつけて、パンストもはいて・・・。公式の式典ですからね。

メモリアルパークに近づいた・・・車が止まってない。人が一杯集まっているはずなのに・・・。

メモリアルパークに着いた。人が集まっていない。テントは張られているが、いすが積んであって、これから、準備をするところか、すでに片付けているところか?

車を降りて、ききに行きました。夫は、招待状も持ってきていなかった。車に乗るとき、もって行ったほうがいいといったんだけど、夫は、「いらない。」と言ってた。

私、「あの~、旗のセレモニーに招待されたんですけど・・・」

男性「????」

ちょっと間があって「式典は、今夜ですよ。」

私「ええっ、夜の11時25分!!!」 (すごすご)(夫は、車の中で待っていた。)

帰ったから、確認したら、11:25pmってちゃんと書いてあった。

夫も私もそんな真夜中に、式典をするって、思いもよらなかった。

Flag Raising Ceremony 旗を揚げる式って、青空に国旗がはためいている様が目に浮かんだもんね。真夜中にやるんかい!

それにしても、人が一杯集まる公式の行事を、治安の良くないベリーズ・シティで、真夜中にやるとは思わんかった!

(ア・ハ・ハ)

今日もまた、日本人の常識が、はじけ散った!

 

もうちょっと、ちゃんと招待状を見ていればよかったんですがね。思い込みって、怖いですね。

 

 

 

 

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独立記念の公式行事その1

2014-08-31 | 公式行事

私たちは、2・3年の任期で、違う国に行きます。その国によって、参加しなければならない公式行事とかがあります。この国は、あんまりないのかな?と思っていたら、独立記念日は、大きく祝うらしく、公式行事が、結構ある。昨年は、個人的な用事があって、9月は、日本に帰っていたので、パスしてしまっていたらしい。

この国は、私たちを引き回してくれる方(大使館の方や長く滞在している日本人の意味)もなく、どういうものであるか、全然わからずに、参加しなければならない。これは、非常につらい。それで、(ごく少数ではあるが)次に行く方のために、このブログで記録として残しておくことにする。大体の感じがわかれば、参加しやすい。

毎年独立記念日の公式行事は、6つあるらしい。

その1つ目が、今日のoffical lunch 公式昼食

これが、招待状。

もともとの計画では、ラディソンホテルの桟橋に10:30に集合して、船で、セント・ジョージ島に渡って、そこで、ランチだった。

ところが、29日に急なお知らせが来て、悪天候のため場所を House of Culture(文化会館)に変更するという。熱帯性低気圧が近づいてきているらしい。

セント・ジョーンズ島には、まだ行ったことがない。島に渡ってのオフィシャル・ランチってどういうのだろう?行ってみたかった。

この招待状は、これと同じような、4枚の招待状と一緒に封筒に入ってきたらしい。これは、サービスサイズの写真ぐらいの大きさで、写真ぐらいの厚さの紙切れで、裏は白紙。何の説明もない。

カードの下のR.S.V.Pは、「折り返し返事ください。」の意味。夫は、返事をしていないらしい。

夫は、「こういうランチは、どうせ、ビュフェーだから、大丈夫さ」と言う。

カード向かって左下のPlease present invitationは、「招待状持参してください。」と言う意味。どこのパーティでも、招待状と(名前が書かれた)封筒を持っていく。それで身分を確認する。でも今回のは、封筒が、それぞれないしね・・・。どうやって名前を確認するのだろう?

何人ぐらい招待されているのか?どういう服で行けばいいのか?どういう行事なのか?何もわからないまま出かける。

場所の案内も何もなかった。夫が、ぎりぎり、グーグルで調べた。街中(治安の悪い)の総督の官邸の隣か、総督の官邸そのものらしい。

車で行くか、タクシーで行くか?「ベリーズは、駐車場の整備された、公共建物はない。」と夫は言うけど、帰りのタクシーをひらいにくいので、車で行くことにする。駐車場がなかったら、あきらめて帰ってくるぐらいの気持ち・・・。

私は、様子がわからないので、無難服と呼ぶ服で行こうと考えていた。黒っぽい割とかっちりしたワンピースにクリーム色の麻の上着・・・これは、日本人同士の集まりの時にとても重宝している。まじめな感じで、目立たない服装。

こちらの人の集まりは、冷房が効きすぎていることが多く、私は、冷房に弱い。

行く間際になって、夫が、「そういえば、ここに行ったことがある。」と言い出す。「とても古い木造の建物で、冷房がなかった。」という。それで、急遽、上着を黒のレースのボレロに変える。それでも裏のあるワンピースだから、冷房がなかったら、きっとつらい。

11時始まり・・・10時40分に出るつもりが、少し遅れた。どうせ、みんな遅れてくるし・・・という気もあった・・・。

どんどん雲行きが怪しくなってくる。ちょうど11時に着いたが、土砂降り。

私たちの前の車が車寄せに寄せに止まった。偉い方らしく、助手席から、軍服を着た(それも正装)兵隊さんが、飛び降りてきて、ドアを開けた。初老の男性が降りた。夫は、「副首相だ。」とか言ってた。

車寄せがあるので、私は、降りれるが、夫は、車を敷地内に止めたものの車から出て来れない。

玄関で、しばらく、夫を待っていたら、到着する女性が、みんな白い服を着ていた。「えっ!まさか、ここは、みんな白い服?」ヒヤリととした。

小降りになって、夫がやってきて、会場に入った。会場は、木造の建物の2階で、きれいに国旗の色の布で飾り付けてあった。細長い教室みたいな感じ(一番上の写真)。

冷房は、ちゃんと効いていて、天井扇も回っていて、私は、かなり寒くてつらかった。テレビ放送用かビデオカメラが何台も設置され、カメラも何台も並んでいた。

悪天候のために少し遅れて始まった。写真の人が、司会。女性の国歌独唱、プレイヤー(祈り)。スピーチ。その後、出し物として、女性の独唱が2つ。びっくりしたのは、司会は男性だが、後は、スピーチも演者もみんな、女性だったこと。この国も女性のほうが、元気らしい。

ランチと言っても催しだったから、きちんと開催時間前に行って着席しておくべきだった。私たちの前に着いた方は、なんと、総督・・・。総督と言うのは、日本人には、わかりにくいが、カリブの国では、一般的で、黒人の方なのだが、イギリス女王の代理と言う位置づけなのです。だから、着席して、総督の来場をお迎えすべきだったんです。

大体1時間ぐらいで催しと言うか式典は済んで、その後、1階へ行ってランチ。来ていた人は、200人ぐらいかな。服装は、男性の一部は、ベリーズの礼服(タックの入った白い、開襟シャツのような服)をきていたけど、それ以外は、普通の服。女性も、身奇麗であれば何でもいいみたいだった。子供もいたし、普通のベリーズのお年寄りみたいな方もいたし、どういう基準で招待しているのか、招待されていなくても入れるのか、よくわからなかった。

あんまり良い写真がなくて恐縮だが、こんな感じ・・・。

私たちは、案内されたので、横の部屋(昼食と取る部屋)に行ってしまったのだが、ビュッフェではなく、着席式。ちゃんと料理が、一人ずつ運ばれてくる形式。でもね。テープルとかいすは、ビーチとかポーチで使う、白いプラスチックの安っぽいやつ。飲みのもは、使い捨ての白い入れ物に入ってきた。

これが、最初のディッシュでえびのセビッチェ。これも使い捨手のお皿に、ちっちゃなプラスチックのナイフやフォーク。

 

これ↓がメインディシュ(たぶん)・・・これは、ベリーズの伝統料理と思う。おいしかったけど、このお皿、このフォークやナイフ。

 

これが、政府の独立記念式典の公式ランチ・・・ちょっとびっくりだけど、とってもおいしかったし、私には、これぐらいのほうが、気楽で良い。

8人がけぐらいの丸いテーブルが、8個ぐらいあって、奥の席の人達には、料理がいきわたっていたけど、出口に近い人達には、料理がまだきてなかった。私たちは、座ったのは、部屋の中央辺りのテーブルなんだけど、料理を運ぶ人達の通り道で、良い席なのか悪い席なのか・・・?食べ物は、すぐに来て、待たずにすぐに食べれたから、良かった。

この建物は、海のすぐ横にあって、1階でも海の上の空が見えた。見る見る雲行きが怪しくなってきたので、夫が、「帰る。」と言い出して、私たちは、席を立った。車まで、ダッシュで何とか、たどり着いたが、後は、本降り・・・。

駐車場の出口には、バスが来ていて、子供たちが、雨の中スチールバンなどを運んでいた。これから、まだ、何かやるのかもしれない。先に出て、申し訳ないけど・・・。食べ物がまだ来ていなかったり、ごたごたしていたので、たぶん私たちが、先に出ても、誰も気にしないだろう。

なかなか、面白い経験でした。

 

 

 

 

 

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