私は、この処ずっと目の調子が悪かった。眼瞼炎、種類の違う結膜炎をあれこれやったり・・・その根底に、ドライアイがあるらしいと思っていた。
かかっている眼科の医者に「アーティフィシャル・ティアー(Artifical tear;人口涙液)をどんどんさしなさい。」といわれた。
どんなものでもどんどんさすのは良くないだろうと思って、日本から持ってきた本を参考に1日7回ぐらいさしていた。瞼のエッジのところをベビーシャンプーを落とした湯冷ましを綿棒につけて拭くようにいわれていたけど、日本の本には、できるだけ異物を入れてはいけないとあるので、アーティフィシャル・ティアーを綿棒につけて拭いていた。
前々から、目薬とかは、すごく気をつけて、できるだけ、成分とかを調べていたが、人口涙は、なんとなく安心していた。
容器に書いてあるのは、チェックしていたのだが・・・先日たまたま箱を見た。そしたら、人口涙液だから、塩化カリウムと塩化ナトリウムぐらいだろうと思っていたのに、いくつも薬品名があった。
その中に benzalkonium chloride塩化ベンザルコニウムというのがあって、これは、日本の本では、「防腐剤(特に塩化ベンザルコニウム)が入っている目薬は、目を傷める可能性がないわけではないので、できるだけ使わないように・・・。」とある。
が~ん!
あんなに気をつけていたはずなのに、目に良くない成分を含んだ、人口涙液を結構多量に使っていた。
この国で今手に入る人口涙液は、これしかないと思う。
人口涙液ということで、なんとなく安心していたが、日本の人口涙液とは、全然違うものなのかもしれない。
目は、触らない、入れないが基本なのだそうで、目を強く押したり、水で洗ったり、洗浄液で洗ったり、日常的に目薬をさしたりしないほうがいいのだそうだ。
目の調子が悪いときや、ごみが入った時は、人口涙液を差すのが一番良いのだそうだが、この人口涙の目薬(写真↑)は、目を痛める可能性のある防腐剤が、入っているので、気をつけたほうがいいという話。