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7時30分に迎えが来ることになっていた。朝食が始まるのが、7時。朝食をとって、一旦、部屋に戻り、トイレなどを済ませてから出かけたい。昨夜、夕食の時、ボーイさんにどういう風にすればよいか、聞いたら、わざわざ、マネージャーに聞きに行ってくれた。
朝食のビュッフェにすれば、7時には、出来上がって、レストランに朝食が並ぶので、問題ないという返事だった。7時前にレストランに行った。7時になっても出てこない。私たちは、早く出かけるので、急いでいると、ウエイターさんたちに言うが、出てこない。いらいらする。「どうせ、車も遅れてくるだろう。」と思うけど、それでも日本人だから、30分までには、準備を整えておきたい。15分を過ぎてやっと出てきて、あわてて食べて、部屋に戻り、大慌てで、済ませて、駐車場に行くと、ガイドさんが待っていて、あいさつされるが、これは、このホテルのカラコル遺跡行きのツアーだった。
私たちの迎えの車は来ない。電話してみた。「もう出発した、後1・2分でつくだろう。」と言われる。
ホテルの中で待つことにした。45分を過ぎて、迎えの人が来た。「泳ぐ準備はしてきたのか?」ときかれる。してきてない。持ち物を聞いた時、水着とはいわれなかった。そういえば、プールへ行くといわれたような気がする。私たちだけのツアーなら、カラコル遺跡だけにしてもらうつもりだった。今から、取りに行ったらどうかといわれるが、いまさら行く気はせず、ちょっと嫌な気持ちになる。
車は、ぼろいし、小さい!がたがたのラブ4だ。これで、行く気か?
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!しかも、すでに2人人が乗っている。ラブ4の後ろの座席に3人掛けか・・・ガーン!
日本人の人のブログを事前に読んだのだが、狭い車の後部座席に3人掛けにになって、悪路を3時間ほど行くことになって、ものすごく大変だったと書いてあった。その通りじゃないか!それにしても、ラブ4は、ないでしょう。ラブ4は、本格的4WDでは、ないし、後ろの座席は、4WDとしては、一番狭い。昨日、自分たちは、良い車を持っていると言ったけど、全然違うじゃないか!
でもいまさら、どうしようもない。乗り込む。
先に乗っていた二人は、白人の細身の若い女性たちだった。金髪、超短い短パン、ビキニを着ているらしく、首に、紐が見える。その上に、袖なしの薄いトップを着ているだけ・・・長くて細い足が、まぶしい。それに、かなりの美人・・・雰囲気が、明るい。
悪路と言っても、私の感覚からするとそれほどひどいものではなかった。ただ何箇所かすごくぬかるんだところがあった。そこは、すべって、車体が、斜めになって、進んだり、ガツガツと、車体の下を打ちつけて進んだ。「大丈夫だろうか?」と思ったが、運転手兼ガイドの男性は、全然気にかけていない。
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運転手兼ガイドさんは、一応、いろいろ説明してくれた。
同乗の2人は、リトアニア人の姉妹で姉が29歳ドイツで働いており、妹が、21歳、アメリカの大学で、勉強中らしかった。隣に座ったのが、お姉さんのほうで、清楚で、知的な感じのする人で、好感が持てた。頭の回転が速いのか、私の英語をほぼ100%理解してくれ、しかも反応が早く、ぼろい車は、気がかりだったが、楽しい旅行になりそうな気がした。車を見て、ひどく腹を立てた夫も、それほど悪いご機嫌ではない。
途中で、お弁当を受け取って、進む。でも、3つしかない。後の分は、アイスボックスに入っていると言う。なんだか、嫌な予感・・・。
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ここが、たぶん、公園の入り口。ここで、登録して、進む。
カラコル遺跡には、11時過ぎに無事ついた。ヴィジターズ・センターがあって、小さな博物館のようになっている。
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これが、全体図の模型。この遺跡は、全体には見渡せないと、前出のブログにあったので、この模型を一応映しておいた。「私たちが、いるのはどの辺か?」と聞いたら、ガイド兼運転手さんは、答えられなかった。
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こんな感じの森の中を歩く。
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マヤの昔の住居の復元らしいが、左端に写っているのは、ソーラーパネル。昔と今が、混在している。
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この葉っぱ。マヤの香辛料だったらしい。シランドロ(コリエンダ)と全く同じ臭いだった。見た目は全然違うけど・・・これは、シランドロの原型なんだろうか?
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これが一番高い遺跡、この上にまだあるのだが、下からの写真には、写すことができない。
段が、高くて、急なので、息が切れるし、足がだるい。「よっこらしょ」ってひざを手で押さえながら、登る感じ。
上からの眺めは、まさに絶景!360度見渡せる。樹海・・・すばらしい!
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2時間ぐらい回って、公園に事務所にもどる。横に屋根だけの弁当を食べるところがあって、すでに5組ぐらい食事をしていた。皆同じことをしているらしい。
私たちのランチは、これ↓
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サンドイッチと下の写真のビスケット、バナナチップスと、バナナ一本。
ざっと見渡しただけでも 私たちランチが、一番みじめだった。
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同行の二人は、上のお弁当(お菓子は除く)。今、見直したら、これもあんまりたいしたことはないが、サンドイッチ一組の私たちのランチよりまし・・・。どちらのツアーについていたのかわからないが、タマレ(写真左のバナナの皮で包まれた)を、もらってみんなで分けて食べた。
ここでやっとわかったのだが、同行の2人は別の旅行社(ちゃんと確認しなかったのだが、Maya何とかと言う旅行社)で申し込んだらしい。私たちを連れてきた運転手兼ガイドさんは、フリーランスの運転手兼ガイド。
私たちの後に来たのは、1組だけで、今日は、7・8組来たらしい。旅行社では、カラコル遺跡に行っているのは、自分たちだけだと言ったけど、昨日まではどうだったかわからないけど、今日は、こんなに来ているではないか!それに、弁当が一番貧しかった。他の車は、本格的な、4DWで車も間違いなく一番ひどかった。本当にひどいよね。(私たちの使った旅行社はDestiny tour)
プールへ向かう。
パンク。「ついに来たか!」と言う感じ。私たちの後のグループも追い越して行き、兵士の乗った車も、いったんは止まったものの、しばらく見ていただけで、行ってしまった。
夫いわくは、「兵士たちは、車の状態を見てるんじゃなくて、彼女たち(同行の姉妹)を見ている!」そうかもしれないけど・・・。
夫は、手を出さない。こういう時、昔の私なら、夫に非難の気持ちでいらいらしたのだが、今は、違う。こういうところでは、手を出さないほうが、無難だと私も学習した。
親切と言うか、物好きと言うか、男性が手伝ってくれた。同行の2人の姉妹のせいかなとも思ったが、手助けもだけれど、私たちだけが、置き去りにされたのではないと言うだけでもありがたい。
予備のタイヤは、つるつるだった。(写真、右下)
夫いわく「道路が乾いているところでよかった。ぬかるんでいる所なら、タイヤを代えることもできないところだった。
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手伝ってくれた車は、ぬかるんでいるところで、待っていたくれた。なんか信じられないぐらい、ご親切だね。でも、本当にありがたい。
ここが、プールと呼ばれるところ。
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一応、足だけつけたが、石の上は、ぬるぬるして、滑りそうだった。みんなが、水遊びしているところを、ボーっと見ていた。帰ってきた姉妹がいうには、浅くて、泳ぐこともできず、あんまり楽しくなかったそうだ。
行きに一番問題だった場所にきた。別の、端を通ったが、行きより悪い、状況で、車体が、左右に大きく揺れ、操縦不能になって、斜めに滑った・・・ひやひやしたが、何とか無事に抜けた。
ぬかるみでは、腹をする音が聞こえ、何度か、ひやりとした。
町に戻って、橋の前で、二人は急に車を降りることになって、あっけない別れとなった。
私たちは、何とか無事にホテルに着いて、ほっとした。
ホテルに戻ったら、水もお湯もまったくでなくて、埃っぽい体だったので、プールに行った。
30分ぐらいして、タオルを返しにフロントにいったら、私たちのドライバー兼ガイドさんがそこにいて、ホテルのフロントの人と話していた。ホテルから、坂を下りたところで、ブレーキパッドが落ちた。修理できなくて、リバースで戻ってきたらしい。明日の朝、修理の人を連れてくるので、それまで、それまで、ホテルの駐車場に車を置かせてほしいと頼んでいるのだった。
私たちは、ラッキーだったらしい、とてもひどいツアーではあったけど・・・。私たちのツアー中にブレーキパットが落ちたら、操縦不能になって、どこかへぶつかったりしたら、怪我をしていたかもしれないし・・・それが免れたとしても、修理のために長時間待たされるところだった。
それにしても、美人の威力に驚かされる旅だった。
夕食を食べた。
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夫が食べたのが、マヤ風ポークチョップ
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私は、ベジタリアンカレー(野菜カレー)
遺跡を、いくつか登った。段が大きくて、急だったので、足がだるかったので、早めに眠った。
夜中におながが痛み出した。下痢・・・間違いなくあのサンドイッチが、原因だと思ったが、朝には、夫も下痢。夫は、あのサンドイッチは、まったく手をつけていない。ガイドさんにもらった、タマレが原因だろうかと思った。でも私は、一口しか食べていない。夕食は、夫と全く別のものを食べた。もしタマレが原因なら、主に食べた姉妹のほうは、大変なことになっているはずだ・・・後でメールで確認したのだが、二人は、全く問題なし・・・とすると、ホテルで食べた、朝食か夕食に問題があったということだ。
やれやれ、とんだ、一日でした。下痢は、完全な下痢だったが、それほど痛みがひどいわけでも、トイレに頻繁に走らなくてはならない下痢でもなかった。まあ、良かった。
最近は、あんまり当たることがなかったのだけれど、旅行中の食あたりは、気をつけなければならない。それにしても不思議だ。あの昼食は、当たっても納得の内容だったが、あの昼食ではないとしたら、いったい何に当たったのだろうか?