ベリーズ生活探検 Days in Belize

中米ベリーズで2012年10月~2016年10月暮らした。ベリーズは、自然が豊かでおもしろく、ちょっと不気味な国でした。

2013年12月24日(火)使ってはいけない旅行社

2013-12-24 | サン・イグナシオ San Ignacio

土・日・月とサン・イグナシオに旅行に行った。クリスマス前で、みんな忙しいので、ここなら、ホテルの予約が取れたのだ。というか、ここしかあいてなかった。

ホテルは、カハルパチ・ヴィレッジ・リゾート

中日の日曜日、カラコル遺跡へのツアーに参加した。悪路なので、自分で行くのは難しいので、ツアーに参加したのだが、

街中の、ラスタっぽいレストランの中にデスクを置いている

デスティニイ ツアー(Destiny Tour) あまりにひどかった。この旅行社は、使わないように!

 

詳しくは、後日書きます。今、パソを乗り換え中なので、写真の整理が遅れています。

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2013年12月22日(日)3回目のサン・イグナシオの旅 二日目 カラコル遺跡

2013-12-22 | サン・イグナシオ San Ignacio

このページは、書き途中です。

7時30分に迎えが来ることになっていた。朝食が始まるのが、7時。朝食をとって、一旦、部屋に戻り、トイレなどを済ませてから出かけたい。昨夜、夕食の時、ボーイさんにどういう風にすればよいか、聞いたら、わざわざ、マネージャーに聞きに行ってくれた。

朝食のビュッフェにすれば、7時には、出来上がって、レストランに朝食が並ぶので、問題ないという返事だった。7時前にレストランに行った。7時になっても出てこない。私たちは、早く出かけるので、急いでいると、ウエイターさんたちに言うが、出てこない。いらいらする。「どうせ、車も遅れてくるだろう。」と思うけど、それでも日本人だから、30分までには、準備を整えておきたい。15分を過ぎてやっと出てきて、あわてて食べて、部屋に戻り、大慌てで、済ませて、駐車場に行くと、ガイドさんが待っていて、あいさつされるが、これは、このホテルのカラコル遺跡行きのツアーだった。

私たちの迎えの車は来ない。電話してみた。「もう出発した、後1・2分でつくだろう。」と言われる。

ホテルの中で待つことにした。45分を過ぎて、迎えの人が来た。「泳ぐ準備はしてきたのか?」ときかれる。してきてない。持ち物を聞いた時、水着とはいわれなかった。そういえば、プールへ行くといわれたような気がする。私たちだけのツアーなら、カラコル遺跡だけにしてもらうつもりだった。今から、取りに行ったらどうかといわれるが、いまさら行く気はせず、ちょっと嫌な気持ちになる。

車は、ぼろいし、小さい!がたがたのラブ4だ。これで、行く気か?

 

!しかも、すでに2人人が乗っている。ラブ4の後ろの座席に3人掛けか・・・ガーン!

日本人の人のブログを事前に読んだのだが、狭い車の後部座席に3人掛けにになって、悪路を3時間ほど行くことになって、ものすごく大変だったと書いてあった。その通りじゃないか!それにしても、ラブ4は、ないでしょう。ラブ4は、本格的4WDでは、ないし、後ろの座席は、4WDとしては、一番狭い。昨日、自分たちは、良い車を持っていると言ったけど、全然違うじゃないか!

でもいまさら、どうしようもない。乗り込む。

先に乗っていた二人は、白人の細身の若い女性たちだった。金髪、超短い短パン、ビキニを着ているらしく、首に、紐が見える。その上に、袖なしの薄いトップを着ているだけ・・・長くて細い足が、まぶしい。それに、かなりの美人・・・雰囲気が、明るい。

悪路と言っても、私の感覚からするとそれほどひどいものではなかった。ただ何箇所かすごくぬかるんだところがあった。そこは、すべって、車体が、斜めになって、進んだり、ガツガツと、車体の下を打ちつけて進んだ。「大丈夫だろうか?」と思ったが、運転手兼ガイドの男性は、全然気にかけていない。

運転手兼ガイドさんは、一応、いろいろ説明してくれた。

同乗の2人は、リトアニア人の姉妹で姉が29歳ドイツで働いており、妹が、21歳、アメリカの大学で、勉強中らしかった。隣に座ったのが、お姉さんのほうで、清楚で、知的な感じのする人で、好感が持てた。頭の回転が速いのか、私の英語をほぼ100%理解してくれ、しかも反応が早く、ぼろい車は、気がかりだったが、楽しい旅行になりそうな気がした。車を見て、ひどく腹を立てた夫も、それほど悪いご機嫌ではない。

途中で、お弁当を受け取って、進む。でも、3つしかない。後の分は、アイスボックスに入っていると言う。なんだか、嫌な予感・・・。

ここが、たぶん、公園の入り口。ここで、登録して、進む。

カラコル遺跡には、11時過ぎに無事ついた。ヴィジターズ・センターがあって、小さな博物館のようになっている。

これが、全体図の模型。この遺跡は、全体には見渡せないと、前出のブログにあったので、この模型を一応映しておいた。「私たちが、いるのはどの辺か?」と聞いたら、ガイド兼運転手さんは、答えられなかった。

 

こんな感じの森の中を歩く。

マヤの昔の住居の復元らしいが、左端に写っているのは、ソーラーパネル。昔と今が、混在している。

 

この葉っぱ。マヤの香辛料だったらしい。シランドロ(コリエンダ)と全く同じ臭いだった。見た目は全然違うけど・・・これは、シランドロの原型なんだろうか?

これが一番高い遺跡、この上にまだあるのだが、下からの写真には、写すことができない。

段が、高くて、急なので、息が切れるし、足がだるい。「よっこらしょ」ってひざを手で押さえながら、登る感じ。

上からの眺めは、まさに絶景!360度見渡せる。樹海・・・すばらしい!

 

2時間ぐらい回って、公園に事務所にもどる。横に屋根だけの弁当を食べるところがあって、すでに5組ぐらい食事をしていた。皆同じことをしているらしい。

私たちのランチは、これ↓

サンドイッチと下の写真のビスケット、バナナチップスと、バナナ一本。

ざっと見渡しただけでも 私たちランチが、一番みじめだった。

同行の二人は、上のお弁当(お菓子は除く)。今、見直したら、これもあんまりたいしたことはないが、サンドイッチ一組の私たちのランチよりまし・・・。どちらのツアーについていたのかわからないが、タマレ(写真左のバナナの皮で包まれた)を、もらってみんなで分けて食べた。

ここでやっとわかったのだが、同行の2人は別の旅行社(ちゃんと確認しなかったのだが、Maya何とかと言う旅行社)で申し込んだらしい。私たちを連れてきた運転手兼ガイドさんは、フリーランスの運転手兼ガイド。

私たちの後に来たのは、1組だけで、今日は、7・8組来たらしい。旅行社では、カラコル遺跡に行っているのは、自分たちだけだと言ったけど、昨日まではどうだったかわからないけど、今日は、こんなに来ているではないか!それに、弁当が一番貧しかった。他の車は、本格的な、4DWで車も間違いなく一番ひどかった。本当にひどいよね。(私たちの使った旅行社はDestiny tour)

プールへ向かう。

パンク。「ついに来たか!」と言う感じ。私たちの後のグループも追い越して行き、兵士の乗った車も、いったんは止まったものの、しばらく見ていただけで、行ってしまった。

夫いわくは、「兵士たちは、車の状態を見てるんじゃなくて、彼女たち(同行の姉妹)を見ている!」そうかもしれないけど・・・。

夫は、手を出さない。こういう時、昔の私なら、夫に非難の気持ちでいらいらしたのだが、今は、違う。こういうところでは、手を出さないほうが、無難だと私も学習した。

親切と言うか、物好きと言うか、男性が手伝ってくれた。同行の2人の姉妹のせいかなとも思ったが、手助けもだけれど、私たちだけが、置き去りにされたのではないと言うだけでもありがたい。

予備のタイヤは、つるつるだった。(写真、右下)

夫いわく「道路が乾いているところでよかった。ぬかるんでいる所なら、タイヤを代えることもできないところだった。

 

手伝ってくれた車は、ぬかるんでいるところで、待っていたくれた。なんか信じられないぐらい、ご親切だね。でも、本当にありがたい。

ここが、プールと呼ばれるところ。

一応、足だけつけたが、石の上は、ぬるぬるして、滑りそうだった。みんなが、水遊びしているところを、ボーっと見ていた。帰ってきた姉妹がいうには、浅くて、泳ぐこともできず、あんまり楽しくなかったそうだ。

 行きに一番問題だった場所にきた。別の、端を通ったが、行きより悪い、状況で、車体が、左右に大きく揺れ、操縦不能になって、斜めに滑った・・・ひやひやしたが、何とか無事に抜けた。

ぬかるみでは、腹をする音が聞こえ、何度か、ひやりとした。

町に戻って、橋の前で、二人は急に車を降りることになって、あっけない別れとなった。

私たちは、何とか無事にホテルに着いて、ほっとした。

ホテルに戻ったら、水もお湯もまったくでなくて、埃っぽい体だったので、プールに行った。

30分ぐらいして、タオルを返しにフロントにいったら、私たちのドライバー兼ガイドさんがそこにいて、ホテルのフロントの人と話していた。ホテルから、坂を下りたところで、ブレーキパッドが落ちた。修理できなくて、リバースで戻ってきたらしい。明日の朝、修理の人を連れてくるので、それまで、それまで、ホテルの駐車場に車を置かせてほしいと頼んでいるのだった。

私たちは、ラッキーだったらしい、とてもひどいツアーではあったけど・・・。私たちのツアー中にブレーキパットが落ちたら、操縦不能になって、どこかへぶつかったりしたら、怪我をしていたかもしれないし・・・それが免れたとしても、修理のために長時間待たされるところだった。

それにしても、美人の威力に驚かされる旅だった。

夕食を食べた。

夫が食べたのが、マヤ風ポークチョップ

私は、ベジタリアンカレー(野菜カレー)

 

遺跡を、いくつか登った。段が大きくて、急だったので、足がだるかったので、早めに眠った。

夜中におながが痛み出した。下痢・・・間違いなくあのサンドイッチが、原因だと思ったが、朝には、夫も下痢。夫は、あのサンドイッチは、まったく手をつけていない。ガイドさんにもらった、タマレが原因だろうかと思った。でも私は、一口しか食べていない。夕食は、夫と全く別のものを食べた。もしタマレが原因なら、主に食べた姉妹のほうは、大変なことになっているはずだ・・・後でメールで確認したのだが、二人は、全く問題なし・・・とすると、ホテルで食べた、朝食か夕食に問題があったということだ。

やれやれ、とんだ、一日でした。下痢は、完全な下痢だったが、それほど痛みがひどいわけでも、トイレに頻繁に走らなくてはならない下痢でもなかった。まあ、良かった。

最近は、あんまり当たることがなかったのだけれど、旅行中の食あたりは、気をつけなければならない。それにしても不思議だ。あの昼食は、当たっても納得の内容だったが、あの昼食ではないとしたら、いったい何に当たったのだろうか?

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2013年12月21日(土)サンイグナシオの旅 3回目

2013-12-21 | サン・イグナシオ San Ignacio

年末年始は、休暇が続くが、観光客が多く、ホテルが取れないし、とても高い。

普通の人は忙しいクリスマスの前が、狙い目。

海へ行きたかったが、ホテルが取れなくて、サン・イグナシオへ・・・。今回は、そこから、ちょっと遠い、グアテマラ国境に近いカラコル遺跡を訪れる予定。

何度も書いているように、ここ数ヶ月は、異常な大雨。行けなくなっているところも多いのだが、サン・イグナシオまでは、いけることがわかっているので、出かけることになった。

土曜日は、幸い晴れ。9時半に家を出る。久しぶりの泊まりの旅行なので、もって行く物を迷ったし、泊まりとなると、一応、家も片付けなくてはならないので、ちょっと遅めの出発となった。

ウエスタン・ハイウエイを走り、ベルモパンの横を通って、サン・イグナシオに近づく。そこで渋滞にはまってしまった。ぜんぜん動かない。

サンイグナシオに入るのは、木の橋と、鉄の橋があって、一方通行になっていたが、木の橋が、水に浸かってしまって通行できなくなっているので、鉄の橋のほうを、交互通行しているらしいのだが、それがうまくいっていないのか、ぜんぜん進まない。向こうから来る車は、結構来るのにね。

 

橋を渡るのにかなり時間がかかった。土曜日のサン・イグナシオの町は、いつも賑わっている。

 

とりあえずホテルへ・・・。

ホテルは、Cahal pech village resort

 

泊まるのは、初めてだが、すでに何度か行った事がある。カハル・ペチ遺跡のすぐ隣にあって、ものすごく眺めのいいホテルだ。それに食事が、割とおいしくて、値段が手ごろなのだ。このシーズンは、どこも値段が高いのだが、ここは、1年中同じ値段なのだ。それに何より、ほかに空いているところを見つけることができなかった。

12時を過ぎたばかりだった。チェッツクインは、2時からだそうで、レストランで昼食。

今回の旅行のメインの目的のカラコル遺跡のツアーは、悪路のため、このところ中止になっているのだという。今日は、晴れているから、明日は、行くかもしれないけれど、今は、なんともいえないといわれる。

前回に行ったシュナントトニッチ遺跡は、もう長いこと完全に閉鎖されているのだそうだ。

「カラコル遺跡にいけなかったら、もう一度シュナントニッチ遺跡に行ってもいいなぁ。」と思っていたのだが、シュナントニッチもだめとなると、やることがない。もうちょっと情報を集めてからくるべきだった。・・・といっても、この大雨で、どことも不具合が出ているしね・・・。

お昼ごはんを食べている間に、部屋の準備ができたので、とりあえず部屋に入る。

ホテルの人には、カバナなどを勧められたが、普通のスタンダード・ルームにした。

スタンダード・ルームは、狭いけど、ダブルベットが2つだった。これは、うれしい。

レストランの上にあって、ともかく眺めがいいのだ!

すぐ隣の、カハルパチ遺跡に行った。何度か来たことがあるが、鳥を期待した。でもぜんぜんいなかった。マヤ族の兄弟が、ついてきた。8歳と6歳、とても人懐っこい子達だ。

ここは、日ごろは、訪れる人が少ないのだが、今日は、アメリカからの医療ボランティアの若者たちが2・30人来ていた。

ホテルに戻ってもやることもないので、町にアイスクリームを食べに行った。日曜日になると、全部しまってしまうので、チャンスは、今日だけ。

 

ちょっとシャーベットっぽくなったが、おいしい!それに、一番小さいやつだけど、一個BZ$1(約50円)は、うれしい。

その後、旅行社で聞いてみることにする。アイスクリーム屋の隣が、前に食べたことのあるラスタっぽいレストランで、ここにデスクを持っている旅行社があって、この前、バードウォッチングの情報をくれた。

入ろうとしたところに彼がいて、つかまってしまった。

「カロコル遺跡へ、行っているのは、私のところだけだ。」「今日も行ったよ。日本人のグループだ。」

私「ホテルじゃ、このところいけないって言われたけど、本当にいけるの?」

旅行社「うちは、行けるよ。毎日行っている。良い車と良い運転手を持っている。」

私「明日は行くの?」

旅行者「本当に行きたいのか?なら、1人US$95でよかったら、2人でも、必ずいけようにするよ。」

ちょっと迷ったけど、ホテルのほうは、いけるかどうかわからないというし、こっちは、絶対行ける。今日も日本人を連れて行ったというのなら、こっちのほうがいいではないかと思って、手付金 BZ$100だけ払って、明日の7時半にホテルに迎えに来てもらうことに決めた。

もし、他にも行きたい人がいて、4人になったら、一人US$85という話だった。ホテルの値段と同じ。まあ適正な値段と思った。遺跡の入場料、昼食代、車、ガイド代を含む

ホテルに戻って、夕食を食べた。

夫が食べたフィシュ・カレー。カレーというより、カレー風味のクリームシチューみたいだった。

 

私が食べたチキンフライのオレンジソース。これが意外に、ぴりぴり辛かった。

メニューは、変わっていたが、割と、きれいだし・・・量も多すぎず、値段もまあまあだった。

シャワーは、カーテンがなく、トイレのほうまで水しぶきが飛ぶ。

石鹸置きがなくて、床の段差のところに置く。シャンプーはなかったし、石鹸は、泡立たなかった。水の量が少なかったし、タオルも大きいタオルとほんの小さなタオル一枚ずつで、ちょっと足りない。足用のマットはあったので、私的には、OKだった。夕食後にシャワーを浴びた夫は、お湯がまったくでなかった。

早めに眠ったけど、音楽の音がうるさくて目が覚めた。

そしたら、なんだか明日のツアーのことが心配になってきた。他は、行かなくて、あそこの旅行社だけ行っているのだとしたら、万一トラブルがあったら、誰も助けに来てくれないのではないか?ホテルのツアーが結局明日行くことになったかどうかは、聞かなかったが、こっちにしたほうが良かったんではないか・・・?。私たちは、海外から来ているわけではない。こんな条件の悪い時に無理していかなくて、また、別の機会に行けよいのではないか・・・! 横では、夫が、ぐっすり眠っていた。

 

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2013年5月27日(月)2回目のサン・イグナシオの旅 3日目

2013-05-27 | サン・イグナシオ San Ignacio

夜明け前(たぶん3時ごろから)色々な鳥の声が聞こえた。一番きれいで良く通る声は、ブラック・バード・・・。

今日もまた雨・・・。

6時過ぎに、食堂エリアに行く。

ギッギャギャ~ ギッギャギャ~とうるさいのは、始祖鳥みたいなチャチャラカ;chachalaka。

大型のねずみアグティの親子も見た。

今日は、朝食は7時で頼んであった。

朝食、2人分。パパイヤのジュースと野菜と卵、豆のつぶした物、ベリーズの朝ごはんに良く出る小麦粉を練ってあげたものたぶんフライドジャックという名前(砂糖は入ってない)

 

この↑木の葉っぱを、屋根をふくのに使う。Bay lief (thatch)

去年、一部の屋根を葺き替えたそうで、16年もったのだそうだ。

この木は、幹も丈夫で、屋根の芯に使うし、海水にも強いので、マヤの人々は、いろいろなことに使ったらしい。

結局雨は、やまず・・・10時過ぎにホテルを後にした。

 

12時ごろには、家についていたから・・・近い。ベリーズ・シティは、雨は降ったが、量が少しで、サン・イグナシオより暑かった。

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2013年5月26日(日)2回目のサン・イグナシオの旅 2日目

2013-05-26 | サン・イグナシオ San Ignacio

部屋には、テレビもないし、インターネットの電波は届いているが、机がないので、昨夜は早く寝た。

夜中、ずっと雨の音が聞こえた。

昨夜朝食は、6時半と言っておいたので、その頃に食堂へ行った。

↑朝食 2人分 ジュース、トーティア、スクランブル・エッグ、スコワッシュ、豆を煮てつぶしたもの。コーヒーは、セルフ・サービス。 朝食一人US$10

雨は、ずっとやまなかった。

金曜日まで、3ヶ月ぐらいずっと雨が降っていなかったと言う。もうちょっと早く来ればよかった!

夫は、雨だとまったく、外出する気がない。

ギュ、ギュ、ギュという鳴き声が聞こえたので、なんだろうと思ったら、リスだった。黒っぽい種類で、全部で20ぴきぐらいは、いたと思う。デッキから、動きがよく見えて、おもしろかった。

鳥の声もいろいろ聞こえる。

10時半ごろやっと雨がやんだので、車で、町へ出かけた。

町に行くまでに川がある。この川の周辺の風景が素敵なので、車を降りて、写真を撮った。

この↑写真の物干しみたいなのなんだと思う?

向かい側にももう一個ある。たぶん、サッカーのゴール・・・。別の機会に、サッカーをやっているのをみた。

ここは、国道と言うか、幹線道路・・・この橋、木造・・・

 

すごいでしょ。この道路は、グアテマラに続いている。・・・と言うか、この道路以外にはない。だから、大きな貨物のトラックも通るのではないかと思う。基礎は、コンクリートだろうけど、それでもすごいと思う。

サン・イグナシオの町は、昨日とは、うって変わって、人がまばら・・・なんだか、さびれた感じ・・・人がいるかいないかだけなのにね。やっぱり、人が来ると言うことは、結構大事なことだね。

昼食を食べるためだけに、町に来たようなもんなんだけど・・・。今日は中華にしようと思ったけど、2軒ある中華・・・両方とも本当に入りにくい・・・ドアが一つしかなくて、窓がなくて、中が暗いので、外から、中の様子が全然見えない。

それで、観光客のよく行く通りにいったが、ここも休みの店が多い。声を大にして言いたい「観光地で、日曜日や祭日に店を閉めては、だめでしょうが・・・」

さすがに、昨日と同じ店でまた食べるのは、避けたかった。向かいの店に入ることにした。デッキのようになっていて、そこで飲み物を飲んでいる人が、数人いた。店の中はレストランになっていると思っていて中で食べるつもりだった。中に入ろうとしたら、そこは、倉庫のようなところで、店は、外のデッキのようなところだけだった。すぐに人が出てきて、握手を求められて、デッキのいすに案内されて、クッションを持ってきてくれた。愛想が、良すぎた。

メニューをもらったが、夫は、「ここは嫌だ。」と言い出す。私は、ちゃんと中を見なかったのだが、夫のほうが、一足先で、中を割りとしっかり覗き込んだ。そこがものすごく汚かったのだそうだ。「あんなところを運んでくるだけでも嫌だ。」という。

隣のテーブルを見ると、男の人が、コーラを飲んでいるのだが、ちょっと様子が変だし・・・

丁度さっきの男性が、中へ入ってしまったので、私たちは、さっと席を立って、店を出た。

私たちは、今まで、いろいろな国のレストランで食事をしたが、席にちゃんと着いてメニューを見てから、席を立つ人は結構いる。家族連れで、一集団でも、そういうことはある。

まあ、注文してしまってからや、食べてしまってから文句を言うより、注文する前に出たほうが良いかも知れない。どこのレストランでも、入り口にメニューが、置いてあるので、それをちゃんと確認してから、入るのが、良いと思う。

向かいの前回と昨日入った店は、入る気がせず、戻って、中華レストランの並びの、観光客に人気があるらしく昨日は、混んでいた、オープンな感じの店に入った。店の名前は、「KO-OX HAN-NAH Let's go eat」。最初の部分は、マヤ語らしい。

ベリーズ料理の定番 rice & beans と stewed chicken。 おいしかった。これはあたりはずれがなくて良い。安いし。確か、BZ$9(≒US$4.5)だったと思う。

 

食事をしている間にかなり降った。小降りになったのを見計らって帰った。 本当に食事にいっただけ・・・。

午後は、ホテルの、デッキ辺りで、鳥を見てすごす。(他にすることがない。)(他の客もいない。)

夕方になって、多量の羽ありが発生・・・。日本にずっといる人は、あんまり知らないでしょうね。私は、アフリカにいた時、経験済み。乾季の後で、雨が降ったとき、ものすごい数の羽ありが、発生するのです(土の穴から出てくる)。デッキにも一杯。今夜は、食事の料理の中にも羽ありが、飛び込むのかと思ってちょっとゆうつな気持ちになった。でも、案外大丈夫だった。

羽ありは、デッキの柱についた電球に集まり、そこには、ゲッコー(ヤモリ:gecko)がいて、入れ食い・・・否、食い放題・・・食べ過ぎて、お腹の形が、ゆがんでいる。デッキには、10本以上の柱があって、そこには、電球があって、そのどの電球にも、ゲッコーがいて・・・むしゃむしゃと羽ありを食っているのです。

 

これ↓が今夜の夕食。

前菜 ホットソースとトーティアチップ

 魚のフライト、フライドライス、野菜(これは、2人分)

 デザートは、マリーのビスケットに缶詰のフルーツにクリームをはさんでケーキのようにしたもの。

 満足!

テレビもないし、部屋には、インターネットは来ているけど、机がない。寝るしかない。

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クリスタル・パラダイス Crystal Paradise

2013-05-25 | サン・イグナシオ San Ignacio

今回泊まったクリスタル・パラダイス・・・

高級ホテルではない、家族で運営しているジャングル・リゾート。ベリーズの昔からの様式で建物が、作られている。建物全体、きっちり考えて、しっかり作ってある感じだった。

オーナーは、サンタクロースのようなお腹の白人のベリーズ人、先祖は、スコットランドから来たそうだ。ベリーズ人の奥さんとの間に10人の子供がいるのだそうだ。

その長男が、建築家で、この建物を担当したのだそうだ。夫曰く、今まで、ベリーズで泊まってホテルで一番まともな造りだそうだ。各所に工夫が感じられた。

レセプションが、結構奥にある。レセプションの隣が、食堂とバー。

↓写真がバー。セルフサービスで、自己申告。飲んだものは、カウンターの上の紙に書いておく。ビールがUS$2.5、ソーダ、ペットボトルの水(中)が、US$1.5と、外国人観光客用価格。

写真↓が、食堂。右側がデッキになっていて、デッキの端にえさ台があるので、いす式のブランコに揺られながら、のんびり、バードワッチングができる。

餌台には、次々鳥がやってくるが、ロビン、Jay、や多い。このトゥカンは、毎日来るらしい。

つるしたフィーダーには、ハチドリが、結構来る。

ほとんど、従業員を雇わずに、家族で経営しているらしい。働いている人は、皆感じが良かった。

部屋は、高い葉っぱでふいた屋根だが、ちゃんとその間に網を張って、虫がはいらないようにしてあった。

部屋は、簡素なつくりだった。

清潔なタオルが、一人3枚以上あって、満足だった。

食堂、バーエリアは、網戸がなく、心配したが、虫に刺されなかった。

デッキの向こうは、一応木や、草を刈ってあり、鳥の写真を撮るには、丁度良いようにできていた。ジャングルは、写真を撮るには、暗すぎるし、枝が多すぎて鳥が見えない。

日本の鳥の写真好きには、お勧めのホテルです

乗馬もできるらしい。結構いい馬がいた。色々なツアーやアクティビティを組んでいて、それもこの家族で連れて行ってくれるような感じだった。

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2013年5月25日(土)2回目のサンイグナシオの旅 1日目

2013-05-25 | サン・イグナシオ San Ignacio

前に、バスで行った事があるので、比較的気が楽だった。

9時に出発。

ベルモパンまでは、直線の道路をひた走る。ベルモパンを過ぎると、急に周りの様子が変わる。カーブの多い高低のある道路・・・。

途中で、スイカを売っている荷車をいくつも見た。馬に引かせている。ちょっと感動的で、一個買った。これは、私的には、一騒動だった。(後で書くつもり)

今回泊まるのは、Cristal Paradise。町からちょっと離れている。車がないと行きにくい。

曲がるところがわからなくて、サン・イグナシオの町に着いてしまった。

まだ、早いし、お昼を食べてから、ホテルに行ったほうがいいので、車を、警察所の近くに止めて歩く。

サン・イグナシオの町は、人が多くて、賑わっている感じがする。アメリカからのマヤ遺跡への旅行客の中継地として人気が高いのだろうか?

まずは、アイスクリーム屋さんへ・・・私は、アイスクリーム大好き人間。でも家の近くのスーパーで、一度アイスクリームを買ったが、一旦解けたものを固めたようで、とてもまずかった。それ以来買ってない。前回、サンイグナシオに来た時、ここでアイスクリームを食べた。ホームメイド のアイスクリームだそうでとてもおいしかった。もう一度食べたいと思って次の日行ったが、日曜祭日は休みで、食べ損ねた。 アモレミーオ ヘラトamore mio gelato

 

一番小さいカップを注文した。無難にラム・レーズン。BZ$1(US$0.5)。この値段がうれしい!

コーンのかけらを入れてくれる。これがまたおいしい。ひょっとするとこのコーンもホームメイドかもしれない。コーンでたっぷり食べたいが、この暑さでは、どんどん解けて、悲惨なことになりそう。夫は、アイスクリームは、あまり好きでない。それで、買わずに私の分を、横から少し食べる。そうすると私は、物足りなくなる。

今回は、中華にしようと思っていたが、2軒ある中華レストランは、とても暗いし、入りにくい。それで、前回と同じところ↑にする。

夫は前回と同じTボーンステーキ BZ$24↑

私は、ベリーズ定番料理のポークにした。BZ$8。透明のカップに入っているのは豆の煮たもの。これは、チキン、ビーフ、ポークから選べる。値段が魅力。

 

食事の後、もう一度アイスクリーム屋に戻って、また、一番小さいカップを買った。こんどは、バナナ & パパイヤ。これもとてもおいしかった。これで、明日休みでも悔しい思いをしなくて済む。

その後、夫が、りんごを買いたいと言うのでサンイグナシオの市場へ・・・。私たちの行動は、なんだか、ワンパターンだ(前回も同じ事をした)。

この市場は、土曜日は、とても賑わっている。

今回は、ちょっとましな写真が撮れた。

車で、ホテルに向かった。曲がり角には、看板はあった。でも、とても地味な看板だった。これでは、見逃してしまう。

未舗装の道を20分ぐらいでホテルに着いた。

私たちは、雨を連れてきてしまったようだ。午後は、ホテルで過ごした。鳥を見るにはうまくできたホテルだ。ホテルの様子は、明日のブログで・・・。

夜は、出にくいので、夕食は、ホテルで食べた。6時半から。メニューは、一種類。一人US$15。外国人観光客価格だ。

菜っ葉野菜のクリームスープ

きゅうりとピーマンのサラダ、ヤギの肉のシチュー、フライドポテト、ご飯

これは、2人分。ここから、自分の皿にとって食べる。この方法なら、量を加減できるのでいいね。この夜食事をしたのは、アメリカから来た私たちぐらいのカップル、若いアジア系のカップル、それに私たち、もう一人分準備してあったが、こなかった。一度にサーブしてくれるが、テーブルは、別だった。

食事は、どれも、とてもおいしかった。

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2013年5月24日サンイグナシオ旅行2回目 前書き

2013-05-24 | サン・イグナシオ San Ignacio

27日(月)が、祭日で、3連休にる。久しぶりに泊まりがけの小旅行に出かけることにする。

21日(火)に夫が決めたサンイグナシオ(San Ignacio)のクリスタル パラダイスCristal Paradiseというホテルに電話を入れたら、簡単に予約が入って、しかも クレジットカードとかディポゼットを払えとか、一切言われなかった。電話番号も住所も聞かれなかった。(本当に大丈夫だろうか?)

名前を告げただけ「これないことになったら、必ず電話ください。」と言われた。それだけ・・・

部屋も決めなかった。割とあいていて、行ってから見て決めていいらしい。そんながらがらって人気ないのだろうか?

ベリーズ在住って行ったら、あっさり20%引きにしてくれたし・・・

ベリーズ人の家族経営のホテル、ジャングルの中、バード・ワッチングに最適・・・こういうホテルって結構ひどいのが多い。大丈夫かな?

私たちは、エクスペクテイション(期待)が低い。まあ何とかなるでしょう。

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2013年2月11日(月)サン・イグナシオの旅 � 3日目

2013-02-11 | サン・イグナシオ San Ignacio

普段は、二人とも4時ごろには目覚めるのだが、夫は、じんま疹のため、夕食後に抗ヒスタミン剤を飲んでいるので、なかなか目覚めない。先週は、色々気にかかることがあって、よく眠れていなかったらしいから、その分を取り戻しているようでもあった。

7時ごろに起き出して、朝食に行く。奇妙な食べる場所だが、働いている人たちは、感じが良いし、なかなかおいしい。夫は、昨日と同じBZ$15のEnglish Breakfast。私は、ちょっとそれは、量が多すぎるような気がしたので、BZ$10のワッフルを注文した。オレンジジュースをとるとBZ$13になった。English Breakfastは、ジュースもコーヒーもついて、BZ$15だから、こっちの方がお得だね。

 

 

手持ちの現金が少なかったので、このホテル内の食事は、全部つけにしてもらってある。今朝チェックアウトするので、すぐに伝票を回してくれるように、頼んだ。レセプションに行って、8時15分に支払いをするから、計算をしておいてくれるように頼んで、部屋に戻って、身繕いをして、荷物をまとめた。

9時15分にベリーズ・シティ行きのエクスプレス・バスがある。これに乗るのがいいと思った。

8時20分ごろに部屋を出た。レセプションでは、ちゃんと計算書ができていた。宿泊費は、ベリーズ居住者料金になっていた。DJでうるさかったのと、トイレの水漏れを直せなかったために特別の処置と言う説明だった。理由は何であれ、安いほうが良い。

宿泊費BZ$119×2日分

1日目の夕食BZ$71.05

2日目の朝食BZ$30

3日目の朝食BZ$28  

計BZ$367

予約のときに支払ったBZ$106 を差し引いて、BZ$261をクレジットカードで払った。

計算書は、きっちりしていて、ほっとする。今までベリーズの旅行では、計算書が、きちんと整っていないところが、結構あった。8時25分ぐらいにチェック・アウトを完了する。

私は、バス停まで、荷物もあることだから、タクシーで行くつもりだったが、夫は、歩いていくつもりだと言う。やれやれ・・まあ争うほどのこともない。

私は、歳のせいか、どんどんせっかちになり、できるだけ早めに行きたい。だが夫は、歳のせいか、ますます難しい男になって、あんなところで待ちたくないから、ぎりぎりまでここにいると言い出す。やれやれ・・・レセプションの横のソファアで時間をつぶす。

バス旅行は、トイレが困るから、ここを出る前に、交代でトイレに行った。私が戻ってきたら、夫は、「荷物が重いから、タクシーを頼んだ。」と言う。

私(えぇっ!やれやれ・・・)

タクシーが来たので、今度は、レセプションの人にちゃんと確認してから、乗った。タクシーだとほんの数分だ。今日も快晴で、日差しがきつい。バスターミナルは、単なる広場で、端っこには、数台タクシーが止まっている。

 

「ベリーズ・シティまでタクシーはどうですか?US$50で行きますよ。」と声をかけられる。前にベリーズ・シティで聞いたときは。往復でUS$150って言われた。なるほど、地方のタクシーのほうが、安いと言うわけだ。もしタクシーを使うなら、片道だけ払って、帰りは、地方のタクシーを使ったほうが、安いと言うことだ。確かにこれは、安いけど、バスで、片道2人で、BZ$18できちゃったからね。それと比べるとタクシーの方がかなり高い。タクシーにする気はない。

隅っこにタクシー組合の木造の待合場所があった。日差しがきついのでそこへ入って待たせてもらう。夫は、ともかく待つのが嫌いだ。

9時にベリーズ・シティ行きの普通バスがある。「それに乗ろう。」という。普通のほうが、30分余計にかかるけど、15分早く出るから、15分遅くつくだけだという。エクスプレスと言っても車体がきれいなわけではないし、普通のバスを体験してみるのも良い。エキスプレスバスが、時間通り来ないとか、満員である可能性もあるしね。乗れるんだったら、9時の普通バスに乗っても悪くない。

普通バスは、ベンケから来て、客を降ろして新しい客を乗せて、すぐに出発する。だから、私たちもいそいで乗り込んだ。

何度もキャンセルしようと思った旅だった。でもバスの旅も思ったより順調で、充実した良い旅だった。まさかここから、トラブルが始まるとは、・・・。

バスは、ほとんど満席だった。

運転手と車掌ともう一人いた。制服はないのでちょっとわかりにくいが、一人は、乗客の乗り降りを補助する人、一人はお金を集める人だ。

私たちは、バスが走り出してすぐに、普通バスに乗ったことを後悔し始めた。乗り降りのために止まってばかりなのだ。バス停は、100メートルとか200メートルおきにあって、誰も降りないし、乗らないときは、通過するのだが、結構、降りる人か乗る人がいてる。夫は、「そんなに近くなら、一緒に降りればよいのに・・・」って一人で腹を立てている。

誰でも歩くのは、少しでも少ない方が、いいものね。

そうこうするうちに、なんだか、車掌の様子がおかしいことに気がついた。走行中なのに開いたドアから、体を乗り出して、車体の下を覗いたりしている。バスが来て、私たちのバスを追い越して、かぶさるように止まった。運転手さんから、このバスは、調子が悪いので、あっちのバスの乗り換えてと言われる。やれやれ・・・。

でも、バスが、故障して、まだ止まってもいないのに、ちゃんと代わりのバスが来るなんて、ある意味すごい。すでに払ったバス代はどうなるんだろうか?。バスの運転手は、代わったが、車掌さんは、そのままにもう一台のバスに乗ってきた。なるほどね。

これだけなら、良かったけど・・・。

15分ぐらい走ったら、今度は、ガタガタッと道路から外れて、草むらの中に止まった。また故障らしい。降ろされた。

今度は、代わりのバスはない。日差しが、強い。日影がない。(こりゃぁこまったな。)運転手も車掌もバスの車体の下にもぐってしまって話すこともできない。

ここでは、運転手や車掌が車の修理もやるらしい。

数人は、歩いていってしまった。トラックが止まって、別の数人が、それに乗っていった。

私たちは、どうしたらいいんだろう?日差しがきつくて、残った人の大半が、バスの影に移動する。でもバスの影は、車道側にあり、これはあまりにも危ない。

上の写真は、止まったバスの道を挟んだ、反対側の家。ハンモックでゆられて、優雅だな。カリブの国は、高床というか、二階の部分を先に建てて、一階部分を、洗濯物干場や駐車場に使う事が多い。

少し戻ったところにバス停があるのが見えた。そこには、屋根がある。そこまで戻った人も何人かいた。そこには、少なくても日陰があるので、私も戻るのが良いのではないかと思ったが、夫は動こうとしない。

道路から少し離れたところに、ほんのわずかな木陰があって、小さな子供をつれた若いカップルがいたので、私たちもそこに入れてもらう。

暑いし、どうしたらいいかと迷っていたら、次のバスが来て、故障したバスの前に止まった。皆走っていったので、私たちも走った。すでに、バスは、ほぼ満席だったので、故障したバスの客は、皆通路に立つことになった。すでに払ったバスの料金は、どうなるのか気になった。こっちのバスの車掌が、移ってきた乗客の数を数えていた。ともかくベルモパンまで、行けたら・・・と思っていたら、今度は、トラックが、かぶってきて、止められた。見ると警察の車で、警官が降りてきて、外から、立っている人の人数を数えている。

夫は、「きっと、定員オーバーだ。また降ろされるぞ。」という。やれやれ・・・。運転手と車掌が、呼ばれて、話している。また降ろされるのか?一体どうなるんだろうか?と不安な気持ちになった。まもなく運転手が戻ってきて、そのまま出発した。良かった!

車掌が、バスの料金を集めに来た。バスを移ってきたと言ったら、それで済んだ。

走り出してすぐに、立っている私のすぐ横の席が空いたので、すぐに座れた。ラッキー!隣の席に座っているのは、ニカラグアから来た女性で、小さなかわいらしい女の子を連れていた。15分ぐらいして、ベルモパンについた。故障した場所は、もっとベルモパンの近くだと思っていた。

ニカラグアの母子はここで降りたので、それまで立っていた夫も隣に座ることができた。そのとき気がついたのだが、この席は、めちゃくちゃ、前後の幅が狭い。日本ではありえないけど、席ごとに前後の幅が、違うみたい。幅が狭いのは、つらいけど、まあ座れたから、我慢我慢・・・。

ところが、そこからも長かった。1台のバスが、故障で抜けたわけだし、このバスも遅れているので、バス停で待っている人が多い。ベルモパンとベリーズ・シティの中間地点ぐらいで、すでにたくさんの人が、立っているのに 10人ぐらいの女性が、乗ってきた。どの人も、はちきれんばかりの重量級で、しかも全員子供をつれている。

バスの通路に分厚い肉の壁ができた感じで、暑苦しい。このバスの車掌は、大きくて太ったまだ若い黒人の男性だ。。背が高くてバスの天井と頭の隙間が10センチもない。太っていて、腰周りが、でかい。ウエストがなくて、ズボンを無様にずらしてはいている。その人が、バス代を徴収するためにすでにいっぱいの通路をバスの天井に手をつきながら、上手に後ろへ移動していく・・・。ちゃんと最後部まで到着した。すごい技だね。

このバスの一番前には、乗客を見るためなのだろうか、ものすごく大きなバックミラーがついていて、前から数列目に座っている私の席から、ちょうど運転手さんの顔が見える。30歳代後半の真っ黒ではない黒人で、立派な体格。口の周りに、無造作に短いひげを生やしている。

楕円のふっくらした顔で、優しい目をしている。こんなに混んでいて、大変だろうと思うに全然気にかけないで、普通に楽しそうにしている。

女性の一段が乗り込んできてからは、運転席の横の空間ものっとらて、端に押しやられている感じなのに、彼女たちと軽口を飛ばしながら、楽しそうに運転していた。

こういうことは、いつものことかもしれないけど、簡単に不機嫌にならないこの運転手さんは、良いなぁと思った。黒人の中に時々こういう人がいる。温厚というのか・・・、写真にとって身近に飾って、時々眺めたいよ。すごく切れやすい人もいるし・・・何が違うんだろうね?

11時半ごろにベリーズ・シティに到着する予定が、12時25分についた。2時間半の予定が、3時間半かかったわけだが、まあ、無事に戻れて、良かった。後は、タクシーで家まで帰った。

私は、今回のバスの旅は、結構気に入った。最後の故障は、ちょっとはらはらしたけど・・・。またバスの旅をしてみたいけど、夫はどうだろうか?もう懲りて、2度と嫌だというか?・・・たとえ嫌でも、車が、なかなか直らなかったら、お出かけ好きの夫は、バスで行くしかない。楽しみだわ。

初めてのバス旅行は、終了。

夫は、車に乗ったら、止まらない人なので、なかなか撮れなかった地方のベリーズ人の家の写真を今回撮った。バスの汚い窓ガラス越しだけど、こんな感じです。

 

 

 

 

 

 

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2013年2月10日(日)サン・イグナシオの旅 ⑥ 2日目の午後

2013-02-10 | サン・イグナシオ San Ignacio

昨日食べたアイスクリームがおいしかったので、もう一度食べたかったが、日曜日なのでしまっていた。観光地は、日曜日だからって、休んじゃだめだよね。

中華料理のレストラン、中国系の海産物のレストランがあったが、今日は、ラスタっぽいレストランに入った。

果物ジュースは、食あたりする可能性もあるのだが、私は、スイカのジュースを頼んでしまった。遺跡めぐりは、上り下りが激しく、今日は、快晴だから、喉はカラカラ・・・、エネルギーの補給も必要だった。たぶん砂糖も入っているようだったが、とてもおいしかった。

昼食は、注文してから、30分以上かかった。注文してから、ご飯を炊いていた感じだね。暑くて、食欲はなかったので、スープ系を頼んだ。もっと暑くなるけど・・・。

あんまり期待していなかったけど、すごくおいしくて、安かった。Beef Soup BZ$10、夫は、T-bone ステーキBZ$24.00 合計は、ジュースとビール代、12.5%の税金を加え、BZ$47.00

 

ホテルに戻る道で馬を引いたおじさんに出会う。

「写真を撮ったらどう?」って話しかけられる。私は、人の写真をとるのが好きなので、すぐ反応・・・

 

「ちょっと、ご協力を・・・」って言われた。2ドル札を渡して、「楽しい旅行を!」って言われて別れた。こういうやり取りは、好きだ。やり方を間違うと、両方が、気分悪い思いをしなくてはならなくなるけど・・・うまくやれば、楽しい気分でいられる。私たちは、旅のベテランだからね。これぐらいは、こなせる。

 

一旦ホテルに戻って、お昼寝。

何もすることがないので、もう一度、タクシーでカハル・ペッチ遺跡に今度は、バード・ワッチングと鳥の写真を撮りに行った。朝早くと夕方が、鳥タイム。

着いてみたら、下のほうで、物を燃やしているらしく、遺跡全体が、煙に包まれていた。日曜日は、ベリーズ居住者は、入場料無料なのだそうだ。この辺に住む家族連れの憩いの場所になっていた。

煙のせいか、鳥は全然おらず、諦めて、隣のホテルへ行く。

昨日も来たが、眺めが本当にすばらしい。宿泊場所を検討している時、HPで見たのだが、ここの食事の値段は、割安。ぜひここで食べてみたかった。

ディナーは、6時からで、それまでは、ランチメニューが食べれると言う。あんまり遅くなりたくなかったので、5時ごろから、ランチメニューの中の物をを頼んで、早めの夕食を食べて、帰ることにした。ディナーより、ランチのほうが、安いしね。ちょっとせこいけど・・・。

Belizean Rice & Beans は、BZ$9.00安い!それにしようと思ったのだけれど、すぐ下に、えびのてんぷらを見つけてしまって、えびのてんぷらを注文した。

期待したのに、あんまりおいしくなかった。殻ばかりで、しかも油でぎとぎとだった。フライドポテトでさえ、あまりおいしくなかった。ベリーズ料理のライス アンド ビーンズは、どこでも安くておいしい。そっちにしとけばよかった。

 

でもこの眺めはすばらしい。

ホテルから、ここに来る時乗ったタクシーの番号を聞いてあったので、そのタクシーに電話して迎えに来てもらって、ホテルに帰った。

これで2日目終了。

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2013年2月10日(日)サン・イグナシオの旅 2日目⑤ シュナントニッチ遺跡へ

2013-02-10 | サン・イグナシオ San Ignacio

朝は、予想に反して空気が冷たくて、Tシャツのパジャマにシーツをかぶっただけでは、肌寒く、綿の織物のベッドカバーを引き上げた。

夫は珍しくゆっくり寝ていた。聞けば、昨夜、蕁麻疹が出て薬を飲もうと思っていたのに忘れて寝てしまい、朝方にかゆくて目が覚めて、薬を飲んだのだそうだ。抗ヒスタミンの薬だ。それじゃあ起きれないよね。

起きても書き物をする場所もないので、私もベッドでごろごろ・・・。

9時にタクシーが来るはずだから、8時に食堂へ行く。夫は、英国式朝食Ehglish breakfast、私は、ベリーズ式朝食を食べた。

結構たっぷり・・・卵は、普通は、2個。私は1個にしてもらった。これにコーヒー、オレンジジュースがつく。BZ$15。

夫の方は、卵2個にベーコン、ソーセージ、トースト、コーヒーとオレンジ・ジュース。分量は、たっぷり。呼び方が、English breakfastと言うのがちょっと妙・・・。私の感覚からするとアメリカンブラックファースト。BZ$15。

ちょうどそこに、昨日の昼間のレセプションの女性がいたので、私たちの今日のタクシーの手配をしてくれたか、確認すると、してないと言う。昨夜の女性からは、何の申し送りもなかったという。ガーン!急いでやってくれると言う。

9時前にレセプションに行ったら、手配ができたと言う。よかった。レセプションの外で待った。9時前にKIAの車(韓国の自動車)が来て、行き先を確かめて、乗り込んだ。ナンバープレイトが、タクシーの緑ではないのが、ちょっと気になったが、ホテルと個々に契約している車の場合、タクシーでないこともある・・・。

人柄のよさそうな人でほっとした。道中ちょっとしたことも説明してくれて、期待していなかったので、得をしたような気になった。話しているうちに、この人は、昨日の夜のレセプションのぽっちゃりした女性のお父さんだとわかる。(ぎゃぁー)

と言うことは、昨夜の彼女は、私たちには、自分でアレンジしないと言っておきながら、ちゃんと自分でアレンジしてくれたんだ。と言うことは、今朝別のレセプションの人が、別のドライバーをアレンジしてくれたはずだ・・・マズ

今更じたばたしても仕方ないので、そのことは忘れることにした。

20分ぐらい見晴らしのよい丘のようなところを走った。川に着く。フェリーのようなもので、向こう岸に渡るといわれていたが、これだった。

手作りっぽい。ここを渡るためだけの屋根のついた床という感じ、ワイヤーを張ってあって、それを引っ張って、進む。これだったら、危険はない。

しかも、手漕ぎ、・・・と言うか手回し・・・面白いね。

ゆっくり進んで、数分で向こう岸に着いた。

そこで、また車に乗って、5分ぐらいで、シュナントニッチ遺跡に着いた。

入場料は、US$5

規模がかなり大きい。海外からの旅行者ばかりで、数人ずつのグループがいくつか、どのグループも案内人がついている。ガイド兼運転手かもしれない。私たちのように自分たちだけで回っている人は少ない。私は、ガイドつきが良いけど、遺跡とかは、考古学の単語は難しいのでガイドさんに説明してもらってもわからないことが多い。夫は、自分の好きなところで、好きなだけ写真を撮りたいので、あんまりガイドさんを頼みたがらない。

でも自分たちだけだと、せっかく行っても、肝心の物を見逃したり、行ってはいけない所にいったり、やってはいけない事をしてしまったりする可能性もあるので、他のグループを横目で見ながら行動したりするんだけれど、たまたま、周りに人がいなかった。

エル・カスティージョと呼ばれる高さ40mのピラミッドに登った。壁面のレリーフがかなりよい状態で残っており興味深い。これは本物なのか?(やっぱりガイドさんがいるよね。)

 

さすがにここは、観光客が多い。下を見たら、アメリカからのヨガのグループかな?すぐ近くの木には、ホエザルの群れがいる。赤ちゃんもいるが、まったく人間を気にかけていないようだ。

レリーフのあたりで、どっちへ行っていいのかわからなくなった。夫は、もともと写真を撮りたくて来ている。別に天辺まで登らなくてもいいのだ。私は、理由はないけど、天辺まで上りたい。夫は、山間部出身で足腰は丈夫なのだが、最近は、あんまり上りたがらない。特に今日は、抗ヒスタミンのせいで、だるいらしい。私は、上りたいのだが、方向感覚がよくなくて、自分で行っても戻ってこれないことがよくある。一人で行くのは、ためらわれた。

さっきから、迷彩服に機関銃を方から下げた、兵士が(遺跡の警備をしている。ここは、国境に近いし、ジャングルの中だから、こういう装備なんだろうね。)私のほうをちらちら見ていた。近づいてきた。なんか怪しまれているのかな?こういう時は、こっちから話しかけるほうが良い。

「オフィサー、この上は、登って良いんでしょうか?」

「もちろん!」

「どういけばいい?」

「案内してあげるょ。」

意外な展開、あわてて、後を追う。小太りの彼は、さすがに兵士、軽い足取りで上っていく。石で囲まれた小さな部屋のようなところがあって、私たちは、覗いただけで引き返したが、その一番奥に細くて急な階段があるのだ。こういう階段は、急いで上ると後で、心臓に来る。私は、ゆっくり目に登って行った。

そしたら、案外簡単に、一番上に出た。

最後の壁の上には登れないが、最後の壁の周りをぐるっと回れるようになっている。

わぁ~お!これはすばらしい。360度完全に見渡せる。

しかもアルトゥンハ遺跡より遠くまで見渡せる。

兵士は、端っこで、だらっーと腰を下ろし、携帯でメールしてた。なるほど彼には彼の目的があったんだね。こんなところでも電波が届くのだろうか?

しばらくして、迷わないように、ちょっと恐る恐る降りた。道を間違えるほどのことはないのだが、そういうところでも迷ってしまう私のなのです。夫のいるところまで戻ってほっとして、ここで辞めては、夫も悔やむだろうと思って、夫に、強く薦めて、もう一度登った。夫はいやそうに登ったが、やっぱり上からの眺めはすばらしかった。私も、夫と一緒のほうが、なんとなく落ち着くんだよね。

もう一度、ピラミッドの上のすばらしい時間を堪能した。天辺に上れないのは、残念だが、一番上の壁に人一人くらい通れる隙間があって、そこに入って、天を仰ぎこっそり私の儀式をやった。

このところ、私は、遺跡の登るたびにちょっとした儀式をやっている・・・願いをかけている。

もう一度登れてよかった。これで、思い残すことはない。その頃には、ほかの観光客がたくさん登ってきて上は、結構な賑わいになっていた。

赤い矢印の所まで、登った。

満足して、タクシーに戻った。2時間には、少し早かったが、思ったよりも時間がかかった。1時間でなくて良かった。渡し舟に乗って、来た道を戻った。なかなか快適なドライブだ。町の観光客用の通りで降ろしてもらった。11時半。とても楽しいツアーだった。

 

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2013年2月9日サン・イグナシオの旅 ④ 明日の予定

2013-02-09 | サン・イグナシオ San Ignacio

サン・イグナシオでやることといえば、遺跡見学。すぐ近くにカハル・パッチ遺跡、少し遠くにシュナント・ニッチ遺跡、かなり遠くて、ツアーに入らないといけないカラコル遺跡がある。

今回は、車がなくて動きにくい。バスで行って、バスで帰ってきたら、1日目と3日目はそれでおしまいだろう。2日目にカハル・ペッチ遺跡へ行って、すぐ横にあるカハル・ペッチ・リゾートでお昼を食べて、ゆっくりしようと思っていた。ところが、1日目に、カハル・ペッチ遺跡も、リゾートも、あっけなくこなしてしまった。

私たちは、ベリーズに来て、まだ日が浅い。銀行にまだお金は、少ない。車の修理に予想外の出費で、あまり余裕はない。観光客向けのツアーは高いので、今回は、止めておこうと思っていた。

今日の昼、バスターミナルからカハル・ペッチ遺跡まで乗せてくれたタクシーの運転手は、やる気のある人で、あれこれ申し出て、名刺をくれた。

その一つが、シュナントニッチ遺跡へ行って1時間待って、戻ってきて、二人でBZ$65というものだった。

これなら、行けるのではないか?

ホテルのレセプションで聞くと、このホテルでアレンジしてもらうとこのホテルから、遺跡まで行って、遺跡で2時間待ってもらって、戻ってきて BZ$60だという。

BZ$5安い!それより、待ってもらえるのが、2時間と言うのは魅力だ。私は、典型的日本人と言うか・・・、1時間で帰ってこないといけないと思うと、なんとなく気になって、せかせかと帰ってきてしまい、楽しめないのだ。2時間で帰って来いというなら、ゆっくり見て、帰ってこれるだろう。そんなにかからなかったとしても、それはそれで良いし・・・夫と、2時間と言うのは、魅力だと言うことになり、ホテルのレセプションに頼むことにする。

ガイド・ブックは役には立つが、また、ガイド・ブックだけではわからないことも多い、特に海外では、特に発展途上国では・・・。

地球の歩き方のシュナントニッチ遺跡の説明は、

「入場料US$5。遺跡の入り口までは、サン・イグナシオからバスで20分、国境からは、タクシーで10分。渡し舟に乗って対岸に行き山道を登って徒歩20分。タクシーをチャーターして渡し舟に乗って遺跡前まで行くこともできる。」だった。

渡し舟に乗らなくてはならない。チャータータクシーなら遺跡の前までいける?どういうことだろう?

夫は、タクシーも一緒にフェリーのような船に乗って対岸に行くのだという。こんな国のこんなところにフェリーなんてあるんだろうか?私は、かなりひどい心配性なのだ。いつだったかどこかの国で、定員オーバーのフェリーが沈没して沢山の人が亡くなったことを思い出して不安になる。危険はできるだけ避けたい。不安もあったが、夕食の後、ホテルのレセプションに頼みに行く。

そしたら、さっきこのツアーの話をしてくれた女性は、もういなくて、夜のシフトのぽっちゃりした女性が、いて、「引継ぎ用のノートに書いておきます。明日もう一人の女性が来たら、すぐにアレンジします。」という。今、この人がやってくれたらいいのだけれど、この人は、できないのだろうか?もう一人の女性は、7時に来ると言うので、まあ良いかと思って、引き下がる。

最悪、昨日のタクシーの運転手に頼めばいいんだし・・・。もともと彼が教えてくれた話だ。それもいいかもしれないと思った。

 

 

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2013年2月9日サン・イグナシオの旅� 1日目の午後

2013-02-09 | サン・イグナシオ San Ignacio

マイダス・リゾートは、わかりやすいところにあった。門がとても立派で、そこを入ると駐車場があって、その後ろにコンクリートの平屋の建物があって、そこが、受付。なんかちょっと違和感・・・。従業員は、とてもフレンドリーに迎えてくれた。

その建物を出て裏へ回ると食堂・・・。これか・・・。とてもレストランと言える代物ではない。

その奥に、1本のコンクリートの道が、続いていて、その両側に、バンガローのような、カバナcabanaと呼ばれる建物が並んでいる。敷地の幅は狭いが、木が生い茂っていて、鳥もいそう。

中は、本当にバンガロー・・・とてもチープな感じ。ダブルベットが2つ・・・これはとてもありがたい。

 

窓 も完全に網戸、これも良かった。エアコンがあって、天井扇があって、テレビがある。化粧台のようなものはあるけど・・・クローゼットはない。ハンガーをかけるところはある。

トイレ、シャワー、洗面台は、一箇所にあって、ものすごく狭い。なんとタオルが、バスタオルの大きさ一人1枚ずつしかない。それは、ないよと思う。せめて、バスタオルと普通のタオルの2枚はほしい。石鹸も、石鹸だけしかない(シャンプーなどはないの意味)。やれやれこれは、かなりチープです。気を取り直して、町へ出かける。

町へ、行って、にぎわっていた市場を覗く。

私は、市場などをうろうろ見て回るのが、結構好きなのです。夫は、りんごを買った。隣のバスターミナルでタクシーを拾って、カハル・ペッチ遺跡Cahal Pech Ruin へ行く。

ホテルで教えられた、「カハル・ペッチ遺跡は、町から、歩いて20分ぐらいで、行けない事はないが、登りなので、タクシーで行って、歩いて降りてくるのが良いと・・・」。

タクシーに乗るとすぐに着いた(BZ$10)。ちょっと変な入り方・・・建物の中で、入場料(US$5、私たちは、ベリーズ居住者なので、BZ$5)を払って、少し展示があって、そのまま進んで、建物の向こうの端から出て、歩き始める。

遺跡は、きちんと整備されているとはいえない。天空の城ラピュタを思わせる。木が多いのだ。

木が遺跡を壊している。早く切ったほうがいいと思うが、よっぽどうまくやらないと木を切ることで、また遺跡を壊してしまうことになりそうだ。

規模は、アルトゥン・ハー遺跡より小さい。マヤアーチがある。

 一番高い遺跡の一番上まで上がってみたが、見晴らしは、良くなかった。周りの木が邪魔して見えない。

この遺跡のすぐ近くに、泊まろうかと迷ったカハル・ペッチ・リゾートというホテルがあるはずだ。私の予定では、2日目に カハル・ペッチ遺跡に行って、カハル・ペッチ・リゾートで昼食を食べようと思っていたのだが、思っていたより速い展開になった。

ホテルは、すぐ近くにあった。テラス式になったレストランに行った。

「ワァーオ!」この見晴らしは、すばらしい!隣の遺跡からは、全然見晴らせなかったのに・・・。

遺跡は、上り下りするので、結構疲れるし、喉が渇く。スイカwatermelonのジュースをとったら、ものすごくおいしかった。

プールもすばらしい。

こっちに泊まることにすればよかった!

鳥も来るし、テラスのすぐ横の庭をバシリスクが走る。

ゆっくり休憩してホテルを後にした。

歩いて町に下りる。歩いてやって来るアメリカ人らしい観光客とすれ違った。アメリカ人は、歩くのが苦手だが、みな結構疲れているようだった。「行きは、タクシー、帰りは、歩き」が正解だった。

降りてきた交差点にトラックが止めてあって、荷台で、果物を売っている。夫は、市場でりんごを買ってきて、ホテルでかじっていたので、私もグレープ・フルーツを買うことにした。

「エイト フォオ ワン」8個で1ドルの意味。これは、またすごい!

私は、1個ほしいだけなんだけど・・・。グレープ・フルーツは、重いしね。 4for 1(4つで$1)なら1個25セントだけど、8for 1ということは、1個12.5セント。今回の旅行は、1ドル以下のコインは、いらないだろうと思って持ってこなかった。つり銭がないらしいので、1ドル渡す。1ドルといってもベリーズの1ドルだからUS$0.5・・・45円ぐらい。

ホテルでもらった地図を参考に町の中心を目指して歩いた。観光客が、歩いて大丈夫かホテルで聞いた。大丈夫という返事だった。

中華やベリーズ料理のレストランが並んだ通りがあって、ここへ来れば、食事には、ありつけそう・・・。でも夕食には、まだ時間があるので歩いて マイダス リゾートまで帰る。

ホテルに戻って、ごろごろした。疲れているのになぜか眠れなかった。夫は、鳥を撮りにどこかへいってしまった。昼食は、おにぎり3つだけだったし、12時になる前にバスの中で食べたから、お腹が空いてきた。持ってきていたビスケットとさっきのグレープフルーツを食べた。ジューシーでおいしいことおいしいこと。見掛けは悪くても、畑で熟してから、取った果物は、おいしい!夫の分を残しておくのも忘れて、果汁を滴らせながら、食べた。

汗ばんでいたので、シャワーを浴びた。お湯がちゃんと出る保証もないので、暖かいうちに浴びておくのは、良い考えなのです。シャワーは、トイレと手洗いの間にあって、狭い。バスタオルをかける場所も脱いだ服を置く場所もない。

シャワーをひねって驚いた。水は出るけど、シャワーの前に立っている私には、かからない。シャワーの口が詰まっているらしく、水が、周りに飛び散って、前に立っている私には、かからないのだ。場所を変えるスペースもない。変に分厚いシャワーカーテンが私の後ろにつってあって、しかもそれが長くて、10センチぐらい床にずっている。後ろに下がると私は、そのカーテンを踏まなくてはならなくなる。しかも水はけが悪くて、シャワーの床に水がたまる。うひゃ~気持ち悪い!

普通だったら、上と下とに蛇口があって、上のシャワーのでが悪かったら、下の蛇口から水を出して、手ですくってかけることもできるが、ここは不思議なことに、下の蛇口がない。

体に水がかからないのに、髪の毛がぬれてしまう。ぜんぜんさっぱりしない、とっても変なシャワーでした。やれやれ。

夕食は、車もないし、またでかけるのも面倒なので、マイダス リゾートで食べることにした。まあ仕方ない。

 

 わたしは、リブ、夫はチキンを食べた。

インターネットの情報では、すごく高いように書いてあった。飲み物2人分と上の2皿でBZ$71。わりとおいしかった。

レストランというより、学食・・・かな?

 

 

 

 

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2013年2月9日サン・イグナシオの旅 ② 1日目am

2013-02-09 | サン・イグナシオ San Ignacio

9時20分になっても、約束したタクシーは、来ない。あれだけ、時間厳守と頼んでおいたのに・・こういうこともあるから、早め早めのほうが良いのだけれど・・・。タクシーに電話しても留守電になっている。まさか、すっぽかすつもり・・・?いまさら、別のタクシーを呼んでいたら、それこそ間に合わないよ。迷っているうちに、タクシーが来る。やれやれ、(電話にくらい出てよね!)

9時40分ぐらいには、バス・ターミナルに着いた。バス・ターミナルと聞いたら、アメリカの映画に出てくるような、バス・ターミナルを思い浮かべる人が、多いと思うが、ぜんぜん違う。建物がぼろい、うす汚れている。がさつな感じ、泥臭い感じ・・・。表現するのが難しいが、モダンと言う言葉の反対の感じ・・・。一つだけ格子のついた窓口があって、黒人の男性が、大きな固い表紙のノートを広げていた。サン・イグナシオ行きのエクスプレスの事を聞くと、「10時。ゲイト1かゲイト2」と言われる。よかった、10時で正解らしい。

建物を出て搭乗口のほうへ行くとゲイト3,4,5はあるけど、1も2もない。どうも標識が取れてしまっているらしい。ゆがんだ鉄格子にゆがんだ鉄の格子の扉・・何人かが、それぞれ並んでいる。周りの人間が、黒人ばかり・・・。急にアフリカに来たよう。

そこに並んでいる人に聞いたら、サン・イグナシオ行きのエクスプレスと言うし、別の列の人に聞いたら、そっちもサン・イグナシオ行きのエクスプレスという。どっちかわからない。仕方ないので、夫と私、別れて、それぞれの列に並ぶ。

9時50分ぐらいにバスが来てゲートが開いた。人々が、あちこちから、勝手にバスに近づいて乗り込んでいく。どこに並んでいてもあんまり関係なかったみたい。車掌らしい人に「サン・イグナシオ行きのエクスプレス」と言うことだけは、確認して、乗った。

乗れて、良かった。ともかく夫と並んで座れて良かった。(身内と並んで座れるとリスクが下がる)。比較的前のほうで座れて良かった。(バスは、運転手や車掌の目の届く前のほうが、安全です。)

おんぼろバスだ。シートも汚い。エクスプレスと言っても普通のバスと、ぜんぜん違わないらしい。

ここで、ベリーズのバスについて触れておこう。ベリーズのバスのシステムは、まだよくわかっていない。政府がコントロールしているけど、個人の会社が、いくつも入っているみたい。たとえば、今日乗るサン・イグナシオ行きバスは、6つぐらいの会社のバスが、交代で、担当するみたい。興味深いことは、サン・イグナシオ行きに限らずほとんどすべてのベリーズで走っているバスは、アメリカの大型のスクールバスの中古らしい。

バスの写真

ベリーズに来た頃、ここのバスは、すべて、アメリカの中古と教わったが、そのあまりに泥臭い外観に「こんなバス、アメリカで走っているわけない。」と思ったが、よく見たら、アメリカのでっかいスクールバスだった。色だけ塗り替えてある。それが、また、緑とか黄色のどぎつい色で、とても泥臭い。スクールバスの中古だけでこんなにたくさん、同じ形のバスがあるのかと感動してしまった。

エキスプレス・バスは、驚いたことに、定刻よりも早く出発した。10時発のサン・イグナシオ行きの普通のバスもあるから、エキスプレスは、さっさと出発したほうがいいのかもしれない。しかし、パス・ターミナルを出たところが、市場で、土曜日は、一番の混雑で、路上には、即席の店が一杯出ているし、人も多く、車も多い・・・でかい図体のバスは、出れなし、曲がれない。

走り出しても止まっては、客を乗せる。

私たちは、バス・ターミナルに行かないと乗れないと思っていたが、そうではないらしい。

運転手の他にコンダクター(車掌)がいた。制服とかは、着ていない。お金の入った手提げバッグを持っている。バスが、順調に走り出すとバス代を集め始める。私たちは、BZ$9.00(US$4.50)。日本円に直すと安い。

エキスプレスといっても、乗り降りが激しい。コンダクターは、誰がどこから乗ってどこまで行くかを聞いて料金を徴収して、人が、降りる場所が来ると運転手に伝える。新しく乗ってきた人は、きちんと覚えておいて、料金を集めて回る。

首都ベルモパンへの道は、今までに何度か通ったことがる。片側一車線。センターラインもない。ウエスタン・ハイウエイと呼ばれているが、人や、動物が、自由に横断する道だ。ベリーズは、かなり平らな国だ。サバンナのような感じの広々とした草原の中の真っ直ぐな道を走っていく。たくさんの乗客を乗せているにもかかわらず結構なスピードでひた走る。頑丈そうなスクールバスの車体は、重さもあるのだろう、爆走と言う感じだ。この丈夫そうな車体だったら、万一事故でも乗用車よりも軽症ですむかもしれない。あちこちで、降りる人がいて、また乗る人もいたので、いつもほぼ満席だった。

ベルモパンまで一時間、だいたい予定通りついた。一応快適だった。

ベルモパンで、かなりの客が降りた。夫は、トイレに行った。私は、恐ろしかったので行かなかった。昔、アフリカでバスで旅行した時、トイレは、恐ろしく汚かった。それに、おいていかれてしまったら、困るし・・・。戻ってきた夫によると、トイレは、まあまあだったそうだ。それに、ここで15分以上止まっていた。

別のバスが来て、そのバスから降りた人が、乗ってきてから出発した。

また、ほぼ満席。

ベルモパンから風景が変わる。カーブも高低もある道を進む。道は、センターラインもない、車がなんとかすれ違って走れるぐらいの幅。道の横は、両方とも2・3メートル空いていて、そのあと、金網のフェンスがあって、その中に、こじんまりした家がある。道からフェンスまでの2・3メートルの空き地は、どこもきれいに草を刈りそろえてあった。驚くことに、ほとんどの家に車があった、本当に走るかどうかはさだかではないけど・・・。家から、フェンスにむかって、かなりの枚数の洗濯物がきれいに並べてほしてある家が多く、ほほえましかった。

ベルモパンから1時間後、ベリーズ・シティを出て2時間半後ぐらいに、サン・イグナシオに着いた。予想より、快適な旅だった。

バス・ターミナルは、ただの空き地で、横は、市場だった。今日は、土曜日で市場はにぎわっていた。特別な催し物もあるみたい。

バス・ターミナルには、タクシーが何台か待っていた。私たちが、泊まるミダス・トロピカル・リゾートMidas Tropical Resortは、町から、歩いて10分ほどと書いてあった。私は、荷物もあるので、タクシーでともかくホテルまで行きたかったのだが、夫は、歩くことにした。

 

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2013年2月8日サン・イグナシオの旅 ① 諸事情

2013-02-08 | サン・イグナシオ San Ignacio

今回の旅は、どうも気が進まなかった。ホテルを決める時にすごく迷ってしまった。

いつもの事だが、夫が、計画して、マイダス・トロピカル・リゾート Midas Tropical Resort と言うホテルにアメリカの大手の旅行サイトから予約しようとしたが、うまく行かず、私に予約するように、言ってきた。

旅行のアドバイスのサイト(tripadvisor)を読むとあまり良い評価とは、言えなかった。それで、私なりに探してみた。私は、「地球の歩き方」が、好きだ。そこから、カハル・ペッチ・リゾートCahal Pech Village Resortと言うホテルを見つけた。

HPを見ると、眺めがすばらしい。プールもよさそうだし・・・。「絶対ここだ!」と思う。ところが、こっちも旅行のアドバイスのサイトを見ると、すごくけなしている人もいて・・・。迷ってしまった。結局、夫が、希望するMidas Tropical Resortに電話を入れて、予約した。

予約のためには、クレジットカードの情報を送るか、予約金を振り込まなくてはならなかった。どんなホテルかもわからないので、クレジットカードの情報を知らせるより、予約金を振り込むことにした。2泊の宿泊料の40パーセントを銀行から、振り込んだ。

その直前になって、「2月9日は、このホテルのプールサイドで、有名なDJが来て、プールパーティのようなイベントをやる。かなり遅くまで、うるさくなる予定だが、良いだろうか?」と聞いてきた。「えぇ~!」という気持ちだったが、迷った末に決めたことだったので、いまさら変えれなくて、「それでも良い。」と返事してしまった。自分で、「間違っているよなぁ。」と思いながら、送金した。

その後、車がトラブルで、修理工場入りして、いつ直ってくるかわからない状態だ。この国では、1月を切るとキャンセル料が、100%、かかってくるホテルもある。観光客が来る期間が、短い観光地なので仕方ないけど・・・行かないのに、100%払うのは、どう考えても痛い。

さっさとキャンセルしてしまおうという気持ちと、どうせ払うんだったら、ぎりぎりまでそのままにしておこういう気持ちが戦った。

どちらにしても、この旅は、最初から、けちがついてしまったようで、今回は、辞めた方がしいのではないかというのが、私の気持ちだった。

夫は、いったんは、止めようかといっておきながら、レンタカーで行こうと言い出した。ちゃんとした、レンタカーは、一日US$75。予期していなかった大きな出費が重なる私たちには、高すぎる。個人のレンタカーを当たってみたが、友人からの紹介の人は、今は、レンタカーを辞めていた。

その人は、タクシーはやっていて、タクシーで行って、2日後に迎えに来てもらって、往復BZ$300(US$150)と言う。私は、これでいいと思ったが、夫は、まったく興味を示さず、

「バスで行こう。隊員(海外青年海外協力隊)は、皆、バスで旅行しているんだから・・・!」と言う。

そりゃあ、そうですが、私たちは、もう若くはないし・・・隊員の人たちは、それなりに、仲間で情報を交換し合って、やっている。夫は、そういうことをしない人だ。

キャンセルすることもできず、だんだんその日が近づいてきたが、私は、今回は、なんだか、最初から、つまずいてばかりだから、止めた方がいいのではないかと思いながら、反面、この人(夫)は、こういう時、辞めることがない人だから、結局行くことになるのではないかとも思っていた。

 

結局、バスで行くことになった。

私が、出した条件は、できるだけ、事前に情報を集めてくることだった。

 

<夫が、集めてきた情報>

いつも使っているタクシーの運転手さんから、サン・イグナシオに行くバスは、ベリーズ・シティの下町の市場の横のバスターミナル(危険区域)から出発し、エキスプレス(特急)があって、9:30に、出発すると言う情報を得てきた。

自分で、インターネットで得た時間表をプリントアウトしたものを私に渡してくれた。それが、日本で、インターネット上に出ている時間表のようなものとは、ぜんぜん違って、タイプした時間表をスキャンして、アップしたものだった。タイプした紙には、手書きの訂正も加えられている。製作日もない。

この情報によるとサン・イグナシオ行きの普通のバスは、大体30分おきに出ており、それにプラスして、7:00、10:00、1:00、2:00、3:00、3:30、4:00、4:30、5:00と、エクスプレスが出る。結構な数だ。所要時間が、普通バスで2時間、エクスプレスバスでは、2時間半。これだったら、大丈夫そうだ。

でも、ベリーズのような国は、インターネットに一旦情報をアップしたものの、その後、ぜんぜん更新していないと言うようなこともありうる。果たして、この情報は、正しいのだろうか?

家から、バス停まで、タクシーで行くということで、9:20に来てもらうように予約した。

でももし、タクシー運転手の情報が正しくて、エキスプレスバスが、9:30なら、9:20に来てもらっても間に合わない。

私は、歳を重ねて、いらちになったと言うか、いつも不安に駆られて、・・・何事も前倒ししてしまう。早めに行って、向こうで待とうと思ってしまう。ところが、夫は、反対に、歳をとって、まず増す、難しくなったと言うか・・・待つのが嫌いなので、ぎりぎりまで動こうとしない。

 

<荷物の量>

夫は、いつも場当たり的な行動をする。私は、何が起きても対処できるように、いろいろ持っていくので、いつも荷物が多い。

今回は、バス旅行なので、そんなに持っていけない。夫は、はやばやと「リュック一つで行く。」と宣言していた。いつも荷物の多い私への牽制だと思われる。

私も極力荷物を少なくすることにした。ウエストバックと、リュック。私のリュックは、小型なので、それプラス、トートバック。

私は、目の調子が悪く、その手当てに必要な物が色々ある。ペーパータオル、魔法瓶、器、タオル、ベビー・シャンプー、コットンボール。考えに考えて、最小限にした。

思うのだが・・・普通の男なら、気が進まない妻をつれて、タクシーで行くことも止めて、バスで行くのなら、女のほうが、荷物が多いのは当たり前だから、少しは、荷物を持ってあげようと思うだろう。でもこの夫は、そういう配慮は、まったくない。

防虫スプレイ、蚊取り線香、スナック菓子などは、二人用だが、全部私の荷物の中にある。

今回は、飲み水とおにぎりは、自分の分は自分で持ってもらうことにした。

 

<最後のあがき>

歳のせいで、二人とも目がさめるのは、早い。

夫は、いつも当日になってから、荷物を準備する。私は、朝食の準備、洗濯、おにぎりを作って、台所を片付ける。家を数日空けるから、やることは結構ある。それでも8時ごろには、準備が整っていた。

出発まで1時間半・・・ぼうっと待って、もし夫の得てきたインターネットの情報が間違っていたら、バスに乗り遅れるので、最後のあがきをしてみた。

ベリーズの電話帳は、21.5cm×27cm、厚さが2cm。

これ一冊で、政府関係機関、地区別アルファベット引き、職業別、その上、携帯電話の番号まで入っている。人口30万の国と言うのは、こういう規模なんです。

いろいろな言い方で、考えれる限り引いてみるが、バスターミナルは、出てこない。仕方ないので、番号案内にかけて、聞いた。その番号にかけたが、誰も出ない。

もう打つ手はない。タクシーの時間まで、ボーっと待つ。

 

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