大使館員の御主人と気さくな奥さんと男の子と幼稚園ぐらいの女の子の家族。
この一家が、ここに引っ越してきたときに、外で一緒にランチした。我が家に奥さんだけお茶に誘った事も一度ある。
飾らない性格の人達で、親日的で、好感度が高かった。
お付き合いしたかったが、オットは、社交的でないし、もう子供のいない私と子供の送り迎えで忙しい向こうの奥さんとでは、接点があまりなかった。
今になって、わかるけど、子供って大事な社会との接点だよね。子供がいないと周りと、付き合う必要がないし、チャンスもない。
日本の物がとても好きな一家なので、日本に帰ったときに、ちょっとしたものを買って帰ったりしていたが、渡すチャンスがなかった。
帰る前には、ちゃんと挨拶に行かなくてはと思っていた。向こうから、お茶のお誘いがきた。
この人とは、なんとなくタイミングがあう。
初めて家に入ったら、荷物が多かった。この人たちは、コンテナーで運んでくるからね。ピアノまで持ってきていた。衣装ケースとか、結構ゴタゴタしてた。子供達がいるからね。
写真がいっぱい飾ってあった。自分たち家族が旅行に行った写真、台湾の家族の写真・・・。
自分たちは、海外で暮らすから、これらの写真が、子供達と家族(自分や夫の両親や兄弟)とを結ぶ絆なんだと言ってた。
お茶ってどういうの?って思ってたら、スイーツは、green beans soup 緑の豆のスープだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/b2/a57281c0e557b7195fb4ba6c457a368b.jpg)
材料を見せてもらった。昔アフリカにいた時もやしを作った緑豆だった(すごく小さい豆)。それに麦がはいって、ほのかに甘い味。
甘さは控えめにしてあると言ってた。まあいえば、お汁粉だね。
私は、豆類が大好きなので、嬉しかった。ほんわりとした心が安らぐおやつだね。
それとプアール茶。
プアール茶って、初めて飲んだ。ドラゴンボールZで登場する、プアールは、このお茶の名前から来ているはずだ。かなり苦いお茶だった。
そのことを説明しようとしたけどダメだった。多分ドラゴンボールZの英語版や中国語版は、登場人物の名前、ヤムチャやプアール、ウーロンではないんだろうね。
余ってしまいそうな日本のお菓子やふりかけを心配しながらだしたら、「大丈夫、私達は、日本の物は、何でも大好き!」って言ってくれた。
台湾の人は、親日家が多い。お祖父さんは、日本語が喋れるとか聞くと(日本の占領下日本語を強制的に勉強させられた)胸がきりっと痛むけど、この人達は、日本の事を好きだと言ってくれる。ありがたい事だ。
同じ中国人でも本土の中国人とは、全然考え方が違うね。
中国の人や、韓国の人も、嫌日感情が和らぐといいね〜。