昨日、ヨガに行ったら、Jさんが亡くなったと聞かされた。
彼女は、何年も前から癌で、そのことを普通に話していた。
彼女と知り合って、2年ぐらいになると思うが・・・乳癌から肺に転移したと言っていた。
既に肺に転移しているというのだから、事態は深刻だろうと思ったが、彼女は、明るくてとても元気だった。
ヨガには沢山種類があるそうだ。私の通っているヨガ教室は、軽い体の一部の柔軟体操から、だんだん体をほぐしていく感じのヨガ教室で、どこも悪い所のない私でも、1時間やると結構疲れる。彼女は、それほどばてているようにも見えなかった。だから「すごいなぁ」と思った。
色々な治療法を試していると言っていたから、効いているのかもしれないと思っていた。
5月に日本に一時帰国して帰ってきたら、急に太った感じがした。むくんでいるのかもしれないと思ったが、聞けなかった。6月頃彼女は、元気に通っていたが、時々咳が出ていたのでちょっと気になったが、私もちょっとしたことで咳が出るので、アレルギーみたいなものかもしれないと思っていた。
一番最近の一時帰国の後ハリケーン騒動で、ヨガを再開したのは、8月9日からだった。彼女は、アメリカに帰っているという話だった。この人は、メキシコ系で、アメリカに住んでいた。アメリカでベリーズ人の男性と出会って、結婚して、ベリーズに来たのだった。だから、家族は、アメリカにいるので、子供の学校が休みの時は、アメリカに帰るというのは、普通の話だった。
ヨガの先生の話によるとアメリカにかえってから激しい頭痛に見舞われ、病院に行ったら、脳にいくつも腫瘍がみつかったのだという。
癌が最初に見つかってから7年ぐらいたっていたから、よく生きたほうかもしれない。でも脳に行くと速いね。2か月ぐらいの間に急に悪くなって亡くなったようだ。
まだ、子供が小さいから、心残りだっただろう。
合掌
人間は、だれでも死にたいと思う時がある。でも、死にたくなくても死ななければならなかった人のことを思うと命を粗末にしてはいけないと思える。
彼女は、乳がんが見つかった時、かなり大きくなっていたのだそうだ。「もっと早くに気が付くべきだった。」と後悔していたという。
最近マモングラフィー(乳がん検診)は、初期のがんを進行させてしまったという事例も報告されているらしい。
日本でよく、指導されている、自分で毎月一回やる検診は、きちんとやっろう!