カメラメーカーさんがモノクロ専用機に関するアンケートをやっていたので、手持ちのディジタルカメラでモノクロ撮影をやってみたらどうなるだろうと試してみることにしました。
カメラはソニーα5100、レンズは16-50mm/F3.5-5.6です。
なんでもない景色でもモノクロで撮影すると「写真」という感じになります。
ただ必ずしも思った通りの感じでモノクロ写真にならないということもあります。
木の枝の先端だけ日が当たって明るくなっているところが前景の暗い枝と重なって面白いかなと思ったのですが、カメラのモノクロモードで撮影するとこんな感じになってしまいました。
木の枝の日にあった部分が空に溶け込んでしまい、存在感がなくなっているというか、単にざわついただけの絵になってしまいました。
そこで同時に記録しておいたRAWデータ、なお先ほどのカラー写真はRAWデータをカラー現像したものです、を使ってPhotoshopで橙フィルターをかけてモノクロ現像してみました。
橙フィルターの効果で青空が少し暗く再現されるので日が当たった枝の白が強調され、思った通りのイメージになりました。
写真として面白いかというと、まあ残念なレベルではあるんですけど。
ただ、モノクロ専用機でモノクロ写真を撮るのであれば、赤や橙、黄色、緑などのモノクロ撮影用フィルターをそろえておくことは必須だし、撮りたいイメージからフィルターを選択できるだけの経験と余裕も必要だろうなということはなんとなくわかりました。
モノクロ専用機は解像度や階調の面でアドバンテージがあると思いますが、とりあえずはPhotoshopでモノクロ現像するくらいが自分のレベルにはあっていそうです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます