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2024年8月のまいにち投信

2024-09-01 22:52:58 | Weblog
ー昨年1月から1日1,000円の購入を始めて3年目に入ったまいにち投信eMaxis slim全世界株式 (オールカントリー) の8月の取引は8月1日に24,883円と前月末の25,027円より下げたところから始まり、6日には22,688円とかなり下げましたが、そこから持ち直し月末30日には24,551円と月初めに近いところまで戻しました。

年初からの購入費用と評価額の推移は以下のような感じになっています。


8月初めの大暴落で評価額が70万円を切るところまで下がったのですが、そこから何とか持ち直して、月初の75万円を何とか維持したという感じです。

次に平均単価と基準価格で見てみます。

基準価格は8月半ばにいったん月初の水準まで戻したもののそこから少しずつ下げている状況で、毎日1,000円ずつ買い増しているので何とか評価額が下がらずに済んでいるという状況です。

ところでこの投信はオールカントリーといいつつも米国株の影響を大きく受ける構成となっています。しかしこのところ米国株は最高値を更新しているにも関わらずこの投信は基準価格を戻していません。その理由を少し考えてみました。


このグラフはドル建てのNYダウ平均終値とドル円の終値を示したものです。青線で示されているNYダウ平均は8月5日ごろに安値を付けた後上がってきていますが、ドル円は7月10日ごろから円高傾向となり、10%ほどドルが値下がりしています。

これを掛け合わせると以下のような感じになります。

日本円に換算したNYダウ平均は為替の影響を受けて戻し切れていないことが明らかで、為替が投信の基準価格が戻らない原因の一つと考えられます。

最後に評価損益を見ておきたいと思います。

評価額と違って損益には投資額が織り込まれるので、基準価格同様に下がってきています。

とはいえ、まだ30%以上の含み益を持っているので、慌てる必要はないかなと思います。

さて、株式市場だけでなく為替の先行きもよくわからなくなってきました。こういう時は無駄に動かないのがいいんでしょうね。

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