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何かすごいのがきた - PENTAX Q

2011-06-23 23:54:51 | モノのこと
ペンタックスからレンズ交換式ミラーレス一眼カメラPENTAX Qが発表になりました。

ニュースリリース: http://www.pentax.jp/japan/news/2011/201108.html

1/2.3型というコンパクトカメラ用と同じサイズのCMOS撮像素子を使用したミラーレス一眼で、世界最小・最軽量を謳っています。

ソニーのNEC-C3が発表されたのが6月8日、パナソニックのDMC-GF3が発表されたのが6月13日ですから、2週間ほどの間に世界最小・最軽量の一眼カメラが3台も発表されるというすごいことになっています。

コンパクトカメラサイズの撮像素子でシステムカメラを作ってしまうというのは、auto 110の再来というか、斜め上をいく商品企画というペンタックスらしいカメラだと最初は思いました。

しかし、DPReviewのプレビュー (http://dpreview.com/news/1106/11062311pentaxqpreview.asp) を読むと、リコーのGRデジタルやオリンパスのXZ-1、キヤノンのPowerShot G12などの高級コンパクトカメラを後発としてアレンジした真面目なカメラなんだとそんな感じもしてきました。

サイズを見ても、単焦点のGRデジタルIIIより (厚み以外は) 小さく仕上がっていますので、高級コンパクトカメラとしてもそれほど違和感がないと思われます。

とはいえ、今回発表されたレンズは真面目に作った単焦点標準レンズと標準ズーム、あとは魚眼とトイカメラ風広角とトイカメラ風中望遠という微妙なラインナップで、ちょっと欲を出しているなとそんな感じも受けます。

あと、ちょっと気になる点はフォーカルプレーンシャッターを持っていないということ。

標準レンズと標準ズームは (多分絞り羽根兼用の) レンズシャッターを搭載するという奢った仕様になっていますが、それ以外のレンズは電子シャッターのみとなるようです。

このため、トイカメラ系レンズを使った場合に動きモノだとトイカメラ風の画質に電子シャッター的な画像の歪みが伴ってとても不思議な絵になりそうです。

まあ、すぐにレビューや作例が出てくるでしょうから、それを見てからまた考えましょう。

欲しいかというと悩ましいけど、ちょっと気になるカメラです。

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