蕪栗沼周辺では,冬鳥のガンカモの姿がめっきり少なくなり,一方で,ウグイスのさえずりが,複数か所から聞こえるようになってきた。
まだまだ風が冷たいが,もう,冬とは呼べない季節になった。
ところが,この日,蕪栗沼脇の土手を歩いていたら,午前9時前から雪が降り始め,あっというまに,周りの空間が雪で埋まった。
♪ 上みれば虫こ,中みれば綿こ,下みれば雪こ♬ の世界。
どこもかしこも雪,雪。
どこもかしこも雪,雪。
スマホで気象情報を確認すると,この雪,1時間ほどで上がるようだ。
なごりの雪を楽しむのは今。
降りしきる雪のため,なかなかピントが合わなかったコガモ。
どこにいるのか,よくわからない画像。
次は,雪に負けずに飛ぶノスリ。
これは,オスのアカゲラ。
雪のなかの赤がきれい。
木々の陰になって,体の一部が隠れているショットも、風情があって良い。
昔,野鳥写真って,こういうイメージだった。
昔,野鳥写真って,こういうイメージだった。
こういうのも,あり。
そして,この表情,たまらなくめんこ。
この子,木をコンコンたたいて,食べ物を探していたが,後ろに思い切りのけぞって,勢いをつけて木をたたいた後の表情だ。たたいた瞬間に目ん玉が飛び出ないよう,しっかり目をつぶった。
群れになっていたカシラダカ。
そろそろ北に帰るのか,群れ全体がソワソワしている感じだった。
混ざって,シメも出てきた。
女の子かな。
ヨシから出てきたオオジュリン。
ヨシの枯れ穂に付いた雪がきれい。
オオジュリンの背中はヨシの模様。
オオジュリンの背中はヨシの模様。
ホオジロにたどり着いたとき,雪は,ほぼ止んでいた。。
雪雲が取れて,日が差してきたので,目に光が入っている。
雪雲が取れて,日が差してきたので,目に光が入っている。
ホオジロは,この後も,あちらこちらでソングポストに出てきていた。
これらの鳥を撮影している間,バックグラウンドで流れていたのは,雪が降りしきる中での,ウグイスのさえずり。
体や双眼鏡,カメラなどは雪まみれになったが,我を忘れて,この子たちに楽しませてもらった。
(2024/03/10 コガモ,ノスリ,アカゲラ,カシラダカ,シメ,オオジュリン,ホオジロ)
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