青葉山公園の長沼では,カイツブリを至近距離から観察できる。
幅が狭い沼だし,人を見慣れているので,追いかけたりしない限り,近くにとどまってくれる。
晴れた日の朝は,周囲の木々が映り込んだ美しい水面に浮かんでいる姿を見ることができる。
そのカイツブリが,この日,トンボを食べていた。
カイツブリは,水中の生き物などを捕食しているが,トンボは,常には,空中にいる。
接点はどこ?
と思って,撮影した写真を確認したら,捕まえたトンボは2頭だった。
ということは,オス・メスが繋がったまま,水中に産卵しているところを捕まえたのか?
くわえていた1頭を改めて水に浮かべ,2頭を並べた上で,1頭ずつ食べていた。
珍しい場面を見せてもらったような気になっているが,この季節は,普通にトンボを狙って捕食しているのかもしれない。
可愛いようでも,たくましく,したたか。
(2024/11/16 カイツブリ)
投稿した後,ちょっと受け入れられがたい写真もあったかな,と,反省したのですが,そのまま受け入れていただき,とても嬉しいです。
おっしゃるとおり,生き物の世界は,普通に命のやりとりをしていて,見かけのままではないことが,ほとんどですよね。
なかなか見られない光景ですね。
水面にトンボがやってくるのを学習したのかな。
繁殖のためにくっついてるトンボは
急には離れられないし
そういうのを狙ってるのかしら?
人間から見るとのんびりとか優雅に見えても
生き物はいつも危険と背中合わせなんでしょうね。