環境省は7月20日、ペットのインターネット販売について、
業者と飼い主に現物確認や対面での説明を義務づけ、
ネットのみの取引を禁止する方針を固めたそうです。
また、来年の通常国会でこれらの項目を盛り込んだ動物愛護管理法改正案の成立を目指すそうです。
その主な改正内容は次の通りです。
◇ 動物愛護管理法改正案骨子
・午後8時以降の展示を禁止
・インターネット販売では現物確認、対面での説明と販売を義務づけ
・移動販売の業者に感染症対策と個体識別による追跡の徹底
・オークション、老犬・老猫ホームを規制対象に追加
・生後一定期間の販売禁止
この中で最後の生後一定期間の販売の禁止について、業界関係では45日を主張しているようですが
以前から私がお伝えしていた考えは、最低でも60日以上と思っております。
また、できれば90日未満の生体の販売を禁止していただきたいとも思っております。
業者にとって都合の良い制度は、私たち、いや譲渡されていく動物たちにとって
好ましくない制度であると思っております。
また、ブリーダーの方々にとっては、交配の計画的実施や母体に負担をかけず
健全な繁殖が行いやすくなるのではと思っております。
個体の譲渡価格の変動に何らかの影響が考えられますが、健康な個体を安心して迎え入れる事と
不幸な子たちを増やさずにすむ事が担保されるならば良いのではないでしょうか。
前にも申し上げておりますが、幼犬期は短くその後の成犬期は数倍と遥かに長いのです。
幼犬期の可愛らしさだけをを求めるのではなく、成犬期の充実した素晴らしさを求めていただきたいと
思います。
親元で誠実なブリーダーによって育てられた個体は、環境の整った家庭に譲られていけば
必ずや素敵な家族の一員になるはずです。
彼らを販売する側の規制もしなくてはいけませんが、それを求める私たちもよく考えて
行動しなくてはなりません。
ブリーダーの方々は、その特徴をよく説明し長所短所を多くの方々に啓蒙しなくてはならないと思います。
そして、拝金主義の何でも売ってしまおうとするの業者には出さないことをお願いしたいと思っております。
いつの日か若い成犬を求められる方が多くなることを願っております。
いずれにしても、 JKC がどちらの立場に立って意見を述べるのか会員としても大変気になるところです。
素晴らしい彼らあっての JKC なのではと思っているのですがいかがでしょう。
最後に、何年かかけて築き上げたブリーダーさんとの信頼関係が法律によって
多少制約されてしまうことは残念なことです。
しかしながら、この事によって悪質な業者によるネット販売に規制がかかることは
皆様にも、新しい家族のもとへ行こうとしている未来の彼らにとっても朗報なのかもしれません ネ 。
ハイ !
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by ちぃ君 & もっ君 の パパ