ひきつづき、小川糸さんの2作目を読みました。
歳時記を織物にしたみたいな物語。
大切なひとにあうときの、壊れそうなくらい水気が多くて揺れる感じが、季節のうつろいとともに、主人公の選ぶアンティークきものや帯を通してふわりと伝わってくる。
いまの恋人だけでなくて、むかし恋人だったひとや、いまの家族、むかし家族だったひとたち、友人、すべてをふくめた、大切なひととむきあうときの、こころの彩みたいなもの。
そして、一作目とかわらず、物語の随所に出てくる食べものの美味しそうなこと。
れんこんとじゃがいものすりおろしが入った特製カレーうどん、こんどつくってみようと思っています。
***小川糸『蝶々喃々』ポプラ社、2009年***
歳時記を織物にしたみたいな物語。
大切なひとにあうときの、壊れそうなくらい水気が多くて揺れる感じが、季節のうつろいとともに、主人公の選ぶアンティークきものや帯を通してふわりと伝わってくる。
いまの恋人だけでなくて、むかし恋人だったひとや、いまの家族、むかし家族だったひとたち、友人、すべてをふくめた、大切なひととむきあうときの、こころの彩みたいなもの。
そして、一作目とかわらず、物語の随所に出てくる食べものの美味しそうなこと。
れんこんとじゃがいものすりおろしが入った特製カレーうどん、こんどつくってみようと思っています。
***小川糸『蝶々喃々』ポプラ社、2009年***