元祖 ひまうま本舗

「ひまうまの世間は、鬼ばかり?」後身blog

兵士諸君。

2022-12-14 08:41:07 | 政治・経済




「兵士諸君、ピラミッドの頂から四千年の歴史が諸君を見つめている」。これはエジプト遠征でピラミッドの戦いの際にナポレオン・ボナパルト将軍が兵士に語った言葉だ。即ちエジプト遠征を決行したナポレオン率いるフランス軍とオスマン帝国領エジプトのマムルーク軍が、1798年7月21日に、ナイル西岸のカイロ近郊で行った戦いである。(Wikipedia)何かを例えて意識を切り換える事は佳くあるものだ。こちらの“四千年の歴史”云々もなかなか粋な例えだ。さて昨日からモーターと録再ヘッドに問題があった Pioneerのカセットデッキ(「CT-400M」)の整備を始めた。ヘアラインのあった録再ヘッドの研磨も終わり、交換が出来る DCモーターも揃ったからだ。だがこちらも問題があり、都はるみ並のフラッターが発生する。しかし整備が済めば、メタルテープが使えるカセットデッキが復活する。ではあるが、そのメタルテープも意外と使わないものだ。



それだけ中古にせよ、オーディオ全盛期のノーマルなりクロムポジションのテープが良いのだ。当時はハード面も充実しており、日本の工業技術の優秀さが伺えるが、その技術も人件費をコストとして大企業が捉えるようになってから全てが狂った。ちょうどその時代はバブル景気に突入。その乱痴気騒ぎで色々なものが狂ってしまった。その辺の事は散々、このblogで述べているので割愛をするが、そもそも派遣法なんてものが出来てからは更に企業の労働者軽視が進んだので、それが現在まで引き摺り、国民の生活もバブル前にさえ戻らない。これぞ政府の経済政策の失策なのだが、期待のアベノミクスで得たお金は天で廻りっぱなし、なかなか下に降りて来ない。結果、昭和の時代には存在した中流層が無くなった。当時は高度成長期ではあったが、現在は、バブル崩壊後の経済政策が失策した上の国内経済である。自民党は「民主党政権」では緊縮財政を批判したが、現在の岸田内閣では再び緊縮財政だ。国防で多くの資金が必要だからこそ「積極財政」ではないのか?今や低賃金労働でさえも「外国人技能実習生」の巣窟だ。しかしそれさえも賃金未払いや不当解雇が問題となっている。外国人技能実習制度は既に破綻をしているのだ。そもそも足りない労働力を外国人に頼る事自体が間違いだ。企業も本来は人を育てた方がプラスとなるのに、その思想概念までも崩壊した日本の未来は暗い。少子化対策も、当たり前に考えれば、元々「中級層」だった層が動きやすい経済環境を作るだけで解決をするのに無関心のようだ。今や【少子化対策】は、御題目化をしてしまった。つまり色々と言っても、政府は解決をする気はないのだ。いい加減にしてもらいたい。何せ「外国人技能実習生」を「国の宝だ」と言う総理だ。

賃金未払い不当解雇など 外国人技能実習生からの相談 2万件超
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221211/k10013920001000.html

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