silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

ようやく変更された薬剤名(&モーグルニュートラルポジション)

2012年01月18日 23時57分33秒 | スキーテクニック編
昔からあるβ-ブロッカーの『アルマール(アロチノロール):大日本住友』の名称が変更されることになりました。
業界では有名ですがSU剤の『アマリール(グリメピリド):サノフィ』と余りに音が似ているので、以前からハイリスクなsignifiantだと感じていました。
まだアルマールをアマリールと間違えて処方するのはマシですが、その逆は極めて危険なのは知れ渡っています。それでもミスの起りやすいものは変えるべきで、先に15年も前に薬価収載されており、商品名も一般名に近いアルマールの方が譲ったのは英断?それとも余りの流通の差を考慮してか。
いずれにせよサノフィさんは感謝すべきかなと思いますが、私の知らない上の方では既に大人の決着があったのでしょう。もちろん大人の決着というのは悪い意味ではありません。
めでたしめでたし。
で、グリメピリドの話でもしましょう。これは軽症2型糖尿病の方には悪くないと思いますけど、インスリン又はGLP-1アナログを導入する必要性が高くなる中程度以上の2型糖尿病の日本人にはグリベンクラミドの方がやはりいい。
グリクラジドもいいですが、効力はグリベンクラミドが上でありSU基への親和性も日本人にあっているように思います。現在1.25mg錠と2.5mg錠しかないですが0.625mg錠を渇望します。
インクレチン、、、DPP-4阻害薬の時代であるからこそSU剤の再評価が必要なのではないでしょうか。
私はDPP-4阻害薬を第一選択に使った場合、次の一手はグリニドかαGIだと思っていますけれども、どうしても自己注射に踏み切れない方には(時代逆行的ではありますが)SU剤も選択の余地があります。
海外エビデンスを元にメトホルミンを連呼するだけでなく(とは云えワタシも2,250mg/day使ってますけど(^^;)地味ですが日本人エビデンスが蓄積されている(がアップデートは少ない)グリベンクラミドも考慮するべきかな?と思います。

堅い話はこれくらいにして、モーグルにおけるニュートラルポジションの話。
先日も書きましたが、いったんニュートラルポジションに戻して板をまっすぐプレスしてからでないと有効なエッジングが得られません。
板を振り回して(横にして)エッジを立ててからプレスして撓ますとカービングではなく“止める”動きになってしまいます。基礎スキーに喩えれば山回りだけのエッジングが板の走りを阻害するように。
あれこれ云わずにH川先生の滑りをみてみましょう。スピードは私たちが理解出来るよう低速。
A:は整地で、B:はコブ斜面前から、C:はコブ斜面後ろから。
プレス→ニュートラル→プレスの連続です。でも本当にニュートラルポジションを作るのは難しい。
整地でじゅうぶん練習してから易しいコブ、急なコブで試すべきです。
非常に理解の助けとなるので是非幾度も連続写真を見て下さい。


あ、おまけおまけ。
先日、京都のホテルフジタが歴史を閉じました。なんとその跡地には『リッツカールトン』が入るらしいです。
すでにフジタの建物はなくなっていますね(2012年1月17日撮影)。
リッツカールトンが出来たらどうなるかな?その前の記念に写真をとってみました。
ホテルフジタは小さいながら良きホテルでしたが、近所にリッツカールトンが出来たらそりゃあ楽しみです。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする