高速で滑っているモーグルスキーヤーを見ても、いったいなにがどうなっているか分からない。
どこが山回りか分からないとか低速でのプレスとは違うんじゃないかと思いがちです。
なので今日は、ほぼ同じタイミングのものを低速と高速(祓川貴広先生的には中速)で並べてみました。
スピード差は約2.5~3倍(Quicktimeで確認)。
■低速■
L-1:左ターンの山回り(即ちコブ裏側)の開始です。
L-2:ずらしでスピードコントロール。
L-3:コブの溝に到着して、次の右ターンに既に入りかけています。
L-4:コブの一番高い部分。既に左ターンコブ裏側へアプローチ開始(ニュートラルポジション)。
L-5:L-2と同様。
■高速■
上記と同じです。では何故L-4とH-4では同じタイミングでニュートラルポジションなのに姿勢の高さが違うのか?
それがスピード差です。同じコブの深さでもスピードを上げていくとスキー板の進む軌跡はよりフォールライン方向に対してまっすぐになる故に、低速では高いポジションでも高速ではこれが高いポジションとなるわけです。
というわけで低速で練習することは高速で滑ることの出来るモーグルスキーヤーへ直結しています。
もちろんそれには筋力トレーニングを含めた練習を飽くまで繰り返さなければならないのは自明です。
どこが山回りか分からないとか低速でのプレスとは違うんじゃないかと思いがちです。
なので今日は、ほぼ同じタイミングのものを低速と高速(祓川貴広先生的には中速)で並べてみました。
スピード差は約2.5~3倍(Quicktimeで確認)。
■低速■
L-1:左ターンの山回り(即ちコブ裏側)の開始です。
L-2:ずらしでスピードコントロール。
L-3:コブの溝に到着して、次の右ターンに既に入りかけています。
L-4:コブの一番高い部分。既に左ターンコブ裏側へアプローチ開始(ニュートラルポジション)。
L-5:L-2と同様。
■高速■
上記と同じです。では何故L-4とH-4では同じタイミングでニュートラルポジションなのに姿勢の高さが違うのか?
それがスピード差です。同じコブの深さでもスピードを上げていくとスキー板の進む軌跡はよりフォールライン方向に対してまっすぐになる故に、低速では高いポジションでも高速ではこれが高いポジションとなるわけです。
というわけで低速で練習することは高速で滑ることの出来るモーグルスキーヤーへ直結しています。
もちろんそれには筋力トレーニングを含めた練習を飽くまで繰り返さなければならないのは自明です。