silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

謹賀新年スキーはじめ

2012年01月05日 11時16分24秒 | スキーテクニック編
あけましておめでとうございます。
このブログを見て頂いている方もそうでないスキーヤーにも幸ありますように。
今年も年末年始KGBモーグルキャンプをしました。参加は私、mia嬢、長官殿と少し人数的に少ないですが年末年始は出席率が悪く毎年そんなものとは云え勿体ないですねー。
鼓楓雲嬢が現在臺灣留学中というのは仕方ないですけど。
もちろん今回も白馬さのさかFreestyleski School

12月30日に現地入りして31日のみポジションチェックのため基礎スキースクール。元日~3日までモーグル。毎年恒例にしているこの方法(基礎スクール→モーグルスクール)は余り意味がないんではないかと思い始めています。
滑りの根本の原理は同じだとしても最初にプルークや斜滑降等で重心を確認した後は極端に練習法が異なるからです。ストックのポジションにしても今やモーグルの方が相当ワイドかつ高く構えますしmia嬢も先シーズンSAJ一級を取ってしまっており、恐らくそれ以上基礎スキー方向に進むこともないので。
寧ろターン後半に重心を後ろ気味にして板を走らせる技術等は現在の私たちのレベルではモーグルに活かせないと云うより弊害になります。
スクールトップクラスのSAJ基礎の先生方は非常にうまいので、気が向いた時にプライベートでレッスンを受けるというのが良いのかも知れません。そうすればマニュアル通りではない面白いコツを丁寧に教えてもらえます。一般の学校と優秀な専属の家庭教師の差と考えれば当たり前のことでしょう。
それはともかくモーグルの話です。私は右ターン(左谷足)の時の荷重が甘いので、つい早めに外向傾ポジションを取って脚を伸ばして斜面を捉えにいきがちです。
結果、板が流され谷足で踏ん張ることになり脚が割れてしまう欠点が取れません。
今回も整地で徹底的にニュートラルポジションからの踏み伸ばし練習をします。その際に左腰も前方に投げて重心を進行方向に落とし込むように注意点も受けます。
こういう練習をまとめてやると最低二日間は必要です。

連続写真をどうぞ。
Aがレッスンが始まった時のもの。Bの最終日のものと比較して下さい。コブの深さは断然Bの方が深くなっています(さのさかB級公認バーン、正面から撮影)。
A-1では重心が後ろ気味かつスキートップがターン外側に向き、またA-2では脚が割れてクローズドスタンスが維持出来ていません。腕の位置も低いですね。
B-1ではA-1に比較して直線的に降りて来れており(実際スピードも上がっています)B-2でも左腰が前に出て来ているので脚を伸ばすことなく谷足の流れも認められません。やや上体が遅れがちなのはまだまだな証拠ですが。
普段はびわ湖バレイでコブの練習となるので上記の注意点を守りながら練習しつつ遊べば少しは上達するのではないかなあと淡い期待をしています。
他にもコブの通過場所等興味深い指摘がたくさんありますのでぼちぼち書いてゆければと思います。


年始に私の写真だけでは困るので、下にH川先生のお手本滑りを示しておきます。
C-1での重心の斜面への落とし込み方とコブを通る場所、C-2で曲げが維持されたままのリラックスしたニュートラルポジションなどとくとご覧下さい。
国内トップクラスとアマチュアモーグル好きの差が余りに大きいので写真を離してみました(笑)。

※ラグビー大学選手権は天理vs帝京になりました。非常に面白い試合が期待出来そうで楽しみです。
※年末の競輪グランプリは史上最高齢43才ヤマコー選手の優勝、本当におめでとうございます。
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