さてSGLT2阻害薬の先鋒としてスーグラ(イプラグリフロジン)が2014年4月17日に発売されました。今日は詳しいことは抜きにして、メカニズムや臨床試験、ワタシの使用経験から考えた「投薬を開始する際のチェックリスト」を作ってみました。
頭では分かっていても、サテ処方する際にチェック忘れがあることがあります。
SGLT2阻害薬は今までの血糖降下剤以上に注意が必要です。
少しでもお役に立てればという気持ちで作成しました。不備な点は指摘して下さい。
実際使う場合は左の2行だけカルテに貼り付けてチェックだけすれば良いように簡素化してあります。
と云いますのもある程度は使用対象の方は決まっていると思いますので、診察室では最終チェックだけすればいいかな?と思います。

46%日本人1)Tohgi H, Yamanouchi H, Murakami M, Kameyama M. Importance of the hematocrit as a risk factor in cerebral infarction. Stroke 1978;9:369-374
50%海外2)Wannamethee G, Perry IJ, Shaper AG. Haematocrit, hypertension and risk of stroke. J Intern Med 1994;235:163-168
今後出る同じクラスエフェクトのダバグリフロジン(フォシーガ)、ルセオグリフロジン(ルセフィ)、トホグリフロジン(アプルウェイ、デベルザ)、カナグリフロジン、エンパグリフロジンも同様に使用出来るでしょう。
もちろん実臨床のエビデンスが出るにつれ、チェックリストの変更も考えられます。
しかしまー、京都市内はGW前後から既に気温も上がりますし既に夏と考えて飲水指導は特にしっかりした方が良いですねー♪
頭では分かっていても、サテ処方する際にチェック忘れがあることがあります。
SGLT2阻害薬は今までの血糖降下剤以上に注意が必要です。
少しでもお役に立てればという気持ちで作成しました。不備な点は指摘して下さい。
実際使う場合は左の2行だけカルテに貼り付けてチェックだけすれば良いように簡素化してあります。
と云いますのもある程度は使用対象の方は決まっていると思いますので、診察室では最終チェックだけすればいいかな?と思います。
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46%日本人1)Tohgi H, Yamanouchi H, Murakami M, Kameyama M. Importance of the hematocrit as a risk factor in cerebral infarction. Stroke 1978;9:369-374
50%海外2)Wannamethee G, Perry IJ, Shaper AG. Haematocrit, hypertension and risk of stroke. J Intern Med 1994;235:163-168
今後出る同じクラスエフェクトのダバグリフロジン(フォシーガ)、ルセオグリフロジン(ルセフィ)、トホグリフロジン(アプルウェイ、デベルザ)、カナグリフロジン、エンパグリフロジンも同様に使用出来るでしょう。
もちろん実臨床のエビデンスが出るにつれ、チェックリストの変更も考えられます。
しかしまー、京都市内はGW前後から既に気温も上がりますし既に夏と考えて飲水指導は特にしっかりした方が良いですねー♪
糖尿病もそれなりの数を診ている一般内科医ですが、自分が想定していたチェック項目と大体一緒で、安心しました。
ただしうちの病院は、新しい機序の薬という理由で、しばらくは採用しないとのことです。
モチベーションが下がってしまいました。
今迄以上に事前チェックと、診察時に特に飲水指導は厳しくしております。
当方院外処方ですので、周りの薬局さんにもリストをお渡ししております。
効果じたいは非常に素直に血糖が下がる印象です。
しかし仰るように全く新しい機序ですので、まだまだ慎重にならざるを得ません。
適正使用が守られて、良い結果が皆さんに出るといいですね!