silly ski squadronスキー雑記

バカなスキー集団。スキーならなんでもやります京都方面本部。
突撃我ニ続ケ!!

内スキーが浮くということ

2005年08月27日 10時40分26秒 | スキーテクニック編
写真はFISモーグルワールドカップからの頂き物。
やー!もういいですねえ。何て言うかイイ!!(笑)

昨日のブログのイラストBを具現化しているショットです。内足のトップは浮いていますが遅れているワケではないのです。
右足(外足=谷足)のトップはしっかりフォールライン方向に落とし込まれており余裕が感じられます。

この写真から何を読み取りましたか?

アップライトな上体の向きと安定性
ストックワークの正確さ
アンギュレーション(ビサージュ):上体と脚部のねじれ

など見どころ満載です。

一般的に浮かした内スキーというものは余り支持されません。それは後傾から無理やりターンに入っていこうとして主に悪い意味でのロタシオン(身体で板を振り回す)の結果、内足が使えずトップが浮いた状態になるからです。
テールを浮かしてブラッカージュするのは構いません。寧ろスキーのトップに前圧をかける練習法としても勧められます。
とにかく後傾ほど悪いものはありません。
後傾の結果、板が満足に性能を発揮できない、ターンのきっかけが掴めないので無理やり内倒できっかけを作ります。その時上体のみでなく首までかしげてターンのきっかけ作りをするスキーヤーもいます。
遅れる→基本的姿勢の外向傾がとれない、と言うことです。

日本のスキーヤーの80%以上は後傾です。安心できる斜面で外足の荷重とトップへの膝のひねり込みを充分練習してください。
そうすれば驚くほどに、力を入れずに板が回り込んでくることが実感出来るでしょう。
上級者になればそれを両足でも練習すると効果が上がると思います。

うさぎのメイデンのWeb Pageもよろしく。
ラパン・アジール(Lapin Asile)ウサギの隠れ家

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2 コメント

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Unknown (うず)
2005-08-29 00:51:50
まいどです、初コメントです。

後傾...うーむ、これは僕には永遠の課題ですね。

自分ではちゃんとした場所に乗れてるつもりでも

実はそうでもなかったり...なんてこともありますし。

それにしてもW杯の写真がカコイイ!
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Unknown (ボマー)
2005-08-31 12:13:33
おお!うずりん

いやあほんとに、ちょっと気を抜いたらお互い後傾ですもんなあ(笑)

うずりんの写真もここで使っていい?

良い例とか、時に悪い例とか、怒るよね…。顔に1ピクセル目隠し入れるから。

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