ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

2つの爆弾

2012-01-05 09:12:13 | 釣り
たまたま見つかった「かくれ脳梗塞」は「一過性脳虚血発作」を起こしたクリスマスイブからおよそ1ケ月位前に発症しているらしいので、大腸がんの手術後になるのではと思われます。また、一過性脳虚血発作が起こったのは抗がん剤治療1クール中にあたりますが、高齢で高血圧の持病持ちですので、たまたま独立して起こったものと思われます。

1度目の脳虚血発作の際、脳外科の先生からも言われましたが、大腸がんに脳梗塞の合併は非常に稀なもので、それよりも大腸がんの再発の方が頻度が高いから、落ち着いたなら抗がん剤治療を受けたらいいのでは、という話がありました。

はたして、大腸がんの手術後に脳梗塞の合併は、多いのか少ないのか?
平成12年から21年までの9年間、大腸がん患者223例についての福井総合病院の情報開示がありました(http://www.f-gh.jp/seiseki.pdf#search='脳卒中 大腸がん 合併率')。なんと術後の脳梗塞例は1例(0.4%)でした。術後に起こしやすいものではないということがわかりましたが、そのような稀な合併症を発症したわけです。ちなみに、おなじ病期(StageIII)の5年生存率は75.8%でした。非常に丁寧なフォローをされている病院のデーターと感じました。

3日のものは、前の発作の2週間以内ですから急性期にあたります。ワーファリンを服用中でしたので一過性脳虚血発作で済んだと思われます。娘の一声もありましたが、二度目の一過性脳虚血発作が落ち着くころには抗がん剤治療をしても効果が薄れますので止める決意をしたのでした。大腸がんと脳梗塞の二つの爆弾を抱えていますが、好きな釣りには行きますよ。