魚無月の過ごし方

寒気はまだまだ続き大雪も続く予報です。海面の水温が最も低くなるのは２月よりも３月と言われています。水温の低い時にはコマイ以外に投げる範囲に魚は寄りつきませんので、投げ釣りフアンの私達は、迎える２月を魚が釣れない「魚無月」と呼んでいます。公魚と呼ばれるワカサギは絶好期のようですが、性分に合わないので滅多にワカサギ釣りには行きません。

２月３月は釣りは無理とあきらめて、体力作りと資料の整理、釣り具の整備に精を出す時期と心得ています。雪かきは、向かいのＯ村さんのお父さんが除雪機で私はじめ病人のいる老人家庭の周りまで雪を飛ばして呉れておりますので感謝しつつ、無理をしないようにをモットーに日差しの暖かくなるのを待って午前１０時過ぎてからにしています。

元気な時の３倍は時間をかけてゆっくり負担をかけないように歩く距離を延ばすつもりで少量の雪を少しづつ運んでいます。臍を切り開いた傷は深いので、半年は腹圧は掛けてはいけない、と外科医に言われています。左前胸部のポートの設置した部位は、カテーテルが皮下に触れ、左肩や左上肢を強く動かすのは危険と思い、ぎこちない作業をしています。

唯一、パソコン入力の時間はたっぷりありますので、エクセルに「釣り新聞」に掲載された投げ釣りの実績を打ち込んでいます。釣り人の名前でもまとめることが出来ますし、釣り場所、釣魚の種類、魚のサイズ、釣り場の状況、釣り日、良かったエサなど「釣り新聞」創刊以来のデーターですので大作が出来上がるものと楽しみにしています。ワープロの時代「札幌医師会史　昭和完結編」に昭和４１年から６３年までの医釣会会員全員の釣り成績を掲載しました。４０センチ以上の釣魚は全て魚種、サイズ、釣り場、日付を掲載してあります。