ボナさんの北海道の釣り三昧II(休養中)

投げ釣り主体に北海道の沿岸に出かけます。夏にはフナや鯉釣りも。

日帰り温泉の後にご注意

2015-01-12 22:24:52 | 釣り
不整脈が持病の妹や看病する姪の元気な顔を見て、一安心。かねて用意の温泉セットを積んだ車で竹山高原温泉に向かいました。雪がかなり降ってきましたが、引き返すよりも雪見の露天風呂もいいではないか、と入りました。久しぶりでしたが、大分改装されてこぎれいになっておりました。

頭を洗い、除雪の汗を洗い流してすっきりしました。アルカリ単純泉は、身体が冷えていたせいか少し熱くかんじましたが、浸っているうちに、程よい湯温になり雪かきの疲れがとれていくようでした。実際に身体も暖かく、ぐっすり眠れました。薬湯のしょうぶ湯に浸かったあと、露天の岩風呂に滑らないようにおそるおそると進入しました。

お湯の温度は、戸外の気温と降る雪で少しぬるくなっておりましたが、灯がともり、頭に落ちてくる雪の風情を楽しみました。そのうちに、本格的な雪になりました。夕食を温泉の食堂で食べているうちに高速道路が止まるかもしれない。とにかく、こんな時には札幌に早く帰りつくべきだ、吹雪の夜には、レストランのお客さんも少ない。いままで、札幌近郊での釣り帰りに日帰り温泉に入った後に、外食先で、知り合いに遭ったこともない。

うかつというか、恐れを忘れ、すきっ腹に勝てず、吹雪に知り合いには遭わないと、勝手に考えてすっぴんのかみさんと、薄くなった髪を振り乱して、時々、利用するイタリアンの店にパスタを食べに入った。サラダをカミさんとシェアし、カボチャのポタージュをすすって、次はパスタの段階で、隣に8人ほどのテーブルがセットされた。何とそこに、神とも称される大先輩が、きちんと挨拶のできるひ孫さんまで引き連れて現れた。丁寧に家族が紹介されたが、こちらは、二人とも湯上りの顔、セーターにジーンズ姿。恥ずかしい想いをしながら、パスタを食べた。味がしなかった。釣り帰りや、日帰り温泉帰りの外食には、服装もちらっと考えておいた方がいいでしょう。

除雪の後は

2015-01-11 13:40:15 | 釣り
2日前からの雪が溜まっていました。その上に、除雪車が積んで行った硬い重たい雪とで、今朝は苦戦しました。ベランダの雪も降ろさなければならない程になっていますが、一度には無理だろうと、下の雪の除雪に集中しました。インフルの時もうず高く積もって、今回も大分溜まっておりましたので、ご近所さんは、私が身体を壊したのかいと心配してくれました。

ここで、大丈夫こんなに元気だよなどと、いいふりすると、後に触りますので中通りまで進出するのはよして、自宅の周りの除雪に専念しました。途中で、除雪機がガス欠に、10リットル缶も空。何とか車庫に入れました。ガソリンを購入してくるのは、北広に住む妹の顔を見に行ってきた後にしました。

気温が高いのもあるのでしょう、下着が汗でびっしょりです。風邪を引いては、と着替えしました。妹のとこに寄ったなら帰りに竹山高原温泉の露天風呂(写真上)で汗を流して来ようと日帰り温泉セットの準備です。温泉に電話をすると、除雪も行き届いており、お客さんも来ておりますよ、の返事を受けました。

冬の釣り帰りには、天候が許すなら、温泉に寄って帰ってきます。新篠津の温泉付きワカサギ釣り(写真上)に行った時には、天候が悪化し、大吹雪というか、ブリザードが吹き荒れて命からがら逃げかえってきました。石狩新港にコマイ釣りに行って、石狩番屋の湯まで行った帰りにも何度かブリザードに遭いました。カミさんは、私が釣りをしている間は、温泉三昧ですので、吹雪いても温泉に入ってご機嫌です。下は番屋の湯。

集中力

2015-01-10 20:02:17 | 釣り
受験シーズンになりました。釣りもですが、受験勉強も集中力の勝負のようなところがあります。受験勉強している子女がスマホにうつつを抜かし集中力が直ぐに中断するようでは、志望校は無理だ、とボナさんが言っていたと、注意してください。隣人の釣果を見て戻ってみると、放置していた竿に大物が付いていたということもありますが、釣りは、集中力が大きい要素になるスポーツでもあると思います。

医師の仕事も、命が関わってきますので、非常に集中力が問われる職業です。特に、外科系では8時間以上の手術もあります。私の場合も、お腹の中に4本の腹腔鏡が挿入され、6時間以上の間、くまなく腹の中を調べられ悪いところを切除されました。このように、その間、集中力を欠かさずにメスを使ったり、縫合したり、全身状態を把握して手術を進めるのは、緊張の連続でもあり、長くは続けることができない仕事でもあります。

卒業してインターンの期間がありましたが、脳外科の手術の外回りなどの手伝いをしていた時に、一時脳外科医になろうかな、と思ったことが有りましたが、肝炎にかかり、体力がもたないな、と感じて内科系を選んだ経緯がありました。

50年来の友人が、先日亡くなりました。彼の運転でハモの時期に徹夜で室蘭から豊浦の間に何度も釣りに行きました。彼も、外科系を最初希望しておりましたが、若くして亡くなったお母さんが、内科の病室で手厚いケアを受けたという感謝の気持ちで、その内科に入りました。明るい酒飲みで、同期の中での人気者でした。外科を狙っていた集中力は、釣りでも片鱗を見せて素晴らしいものでした。冥福を祈って、合掌。

3年後の記念日

2015-01-09 13:47:31 | 釣り
10時前から大学病院の待合で名前の呼ばれるのを待っていました。暮の、インフルエンザ発症前に、一日がかりで、大腸がん術後3年記念の検査を受けました。実は、9時前に、外来の自動受付を済ませております。というのは、採血による再検査が有るやもしれず、空腹のままやってきました。

何故記念日か、3年前のクリスマスに術後の抗がん剤1クールが終わりました。この日を迎える毎に、律儀に検査を行い、日本国内で、同じ癌で同じ術式で手術を受けた患者の中で抗がん剤治療迄行ったグループのデーターを集積し、分析し今後の患者の治療に役立てようとする臨床コホート研究の対象患者なのです。今は、検査の費用は、後期高齢者の保険料で私が支払いします。

腫瘍マーカーを含む採血5本、尿検査の後、放射線科外来受付でCTの順番待ち。造影剤使用の履歴の分かるカードを示し、普通のCTに続いて造影剤を注射し骨盤から顔面までのCTを撮影しました。午後、内視鏡室に移り大腸カメラを、癌を切除したあとの小腸と大腸を繋いだ縫合部位まで挿入されました。この大腸カメラの所見を含めて、検査結果が説明されます。

この検査結果を聞くまでの嫌な気持ちは、がん患者と家族でなければ分からない深刻なものです。12時の予約時間ちょっと前に呼ばれ、血液では、腫瘍マーカーは、正常範囲。貧血もなし、血清鉄も、フェリチンも正常範囲。肝機能も腎機能も正常範囲に有るが、LDLコレステロールが一寸高め、HDLは十分にある。尿酸値も若干高めで薬を続けなさい。大腸カメラに異常所見なし、ポリープも無い。CTでは、転移もなし、再発もなし、異常所見なしと説明された。これからは、半年おきの採血とCT、1年おきの大腸カメラとの指示を受けた。晴れて3年間が無事に過ぎたことの喜びをかみしめていた。ひとまず1年は、釣りが出来る。

短気ですか、気が長い方ですか?

2015-01-08 12:15:02 | 釣り
北海道の釣り会に所属し競う釣りをしていると、短気な自分を再確認します。釣行の2-3日前から、頭の中は釣りのことで一杯の釣りバージョンに突入します。その間はカミさんや娘は、避けるようです。家でじ~としていても、雰囲気で、このヒトは頭の中で、釣りをしているのだと、50年も連れ添っていると分かるようです。GWに一緒に車の中からなど、竿先を眺めていると、何も釣れなくてもイライラしないのもわかってきました。

釣りバスに乗ったとたんに、釣り仲間に気を許し、日頃の顔つきが短気なじいさんに早変りします。酒を飲む方は、できるだけ自分の本性を隠すように釣り場に向かうバスの中で呑んでおります。飲み過ぎると釣り場で危険な目に合う事は十分に承知しているようです。雑音を嫌う方は、耳栓をして好きな音楽を聴きながら眠った振りをしております。一緒に釣りバスを降りても、自分のペースを守りたくて、離れて釣る方が多いようです。

釣果を競う釣りでは、誰しも集中しているのが中断されるのを嫌います。釣りをしない方は、釣り人の心中を思いはかることはしません。なぜ釣れないのか、一生懸命考えているのです。場所を変えてみたり、仕掛けを変えたり、エサを付け替えたり、竿を立てたり、寝かせたり、時には、竿を変えたり、努力を重ねているのです。周りに情報取りに走ったり、携帯で聞きまくったり、短気ほど、じっとしておりません。

気の長い方は、エサが無くなっていても放置しておりますが、短気な方は、眼前の海面を碁盤に見立てて、3本の竿を投げ分けて隈なく探りを入れます。遠投できると、チャンスが広がりますので、1本針仕掛けに取り替えて遠投するなど、涙ぐましい努力をするのです。ところが、私は、釣りが好きなんでしょう。竿先をみつめ、海や湖沼を眺めていると、日頃の滅入っていたことも忘れるようです。その面が、釣果にガツガツしない、拘らない、勝負に対する甘さなのかもしれません。審査基準の5尾などに達すると、短気から釣りが好きバージョンに転換するようです。大病を患った後では、運を無くさないようにという心配も現れるようです。貴方は短気ですか?


総会の季節到来

2015-01-07 11:39:48 | 釣り
学部の同窓会の案内に即、返信葉書で応じ、投函しようとしたところに、所属する札幌中央支部長の佐藤さんから電話、後にファックスで北海道釣魚連盟(以下釣魚連)総会の案内が届きました。
1月18日(日曜日)午前10時から北海道新聞社で開催されます。神主さんを呼んで魚魂祭を催した後に、釣魚連の年間行事を決定します。

中央支部は、当番で午前9時から受付を担当します。春の日本海、ついで太平洋、夏のバラトでの淡水大会、秋の日高などでの全道大会の日程と当番幹事支部が決まります。総会の後、例年、新年交礼会が催される予定です。広く北海道内に分布する各支部は全道大会への予選会を催し、6名ひとチームの選手を、参加者に応じ2~4選抜します。

釣魚連の行事のない土日に各自の釣り会は、月例会日程を決めます。例会は、札幌の場合、大人の遠足よろしく釣り会の契約した釣りバスを使用して開催します。釣り会は、釣魚連の日程に対応すると、ともに昨今は、バス会社と運行計画を協議します。バス会社の都合で日程変更が余儀なくされることが多くなってきました。観光ブームのせいです。釣り会に使用したバスが観光バスに使用されるわけですので、臭いを残す釣り会は嫌われます。

釣り会の会員全てが釣魚連会員では有りませんので往々にして釣魚連の日程とバッテイングすることも出てきました。連盟の会員であるとともに釣り会の幹事でもあり、悩ましい季節なんです。家族サービスも重要課題ですので、子供の体育祭や文化行事にも顔を出さねばなりません。若い会員の為に体育祭シーズンは避けるように工夫します。私は、健康面の不安を抱えておりますので、ハンデはありますが、今年も皆勤を目指します。私の所属する医釣会と中央支部は、会員を募集しております。眠って釣りから帰って来ることが出来て安全ですよ。

冬の脱水症

2015-01-06 21:32:10 | 釣り
寒いなか、受診者が、続きます。雨も降ってきました。室温が徐々に上昇した頃に、一息入れることが出来ました、朝購入した暖かいお茶のペットボトルは、既に冷えきっていました。職場で私は、いつもお茶のペットボトルを横に置いております。冬でも、冬だからこそ、室内の湿度が低下し水分補給が、重要になります。

夏場に脱水症をおこしたことのある釣りの古い友人が、昨年の初冬に意識障害を起こし、たまたま訪れてきた息子さんのお嫁さんに発見され救急車で運ばれ補液と酸素吸入などで、冗談も言えるほどに回復しました。嫁さんの力自慢をしておりましたが、嫁さんは必死の思いで、彼を抱きかかえて外に出たのだと思います。

室内の暖房で湿度が低下する冬期間、入浴後は勿論のこと寝る前にも水分摂取は、必要です。美容ばかりではなく、命の為に、手背のたるみをつまんで下さい。もとにしわが戻らないようなら、水分が不足気味です。血がサラサラから程遠いところにいるのかもしれません。脳梗塞を起こさないように、水分を補給しましょう。

夏の釣りの時と同様に、尿がでなくなったなら危険です。冬の釣り場は雪の中でも湿度は低いので、暖かさを保つ機能の良いポットにお茶などを容れて置きます。風をしのぐため、雪で壁を造ってお湯を沸かしコーヒーをいれます。案外、雪の中でコーヒーをのみたくて寒い中、釣りにゆくのかもしれません。ひげかじかさん、今年は、まだコマイは来ないのでしょうか。

喜寿のベスト

2015-01-05 12:39:31 | 釣り
数えて77歳になった喜寿の厄除けに釣り用ベストを作ることにしました。恵庭のツリキチさんに、尋ねると、種々と好みもあり、好きなものを自分で探して下さい。刺繍は、します、とのことでした。

行きつけの釣具店のおやじさんも、職人さん方の着るものの専門店には、種類も色もサイズも多いから、そこで探した方がいいですよ、といわれた。

ネットで喜寿の色って何色かなと探してみると、紫、と出ていた。早速専門店pを訪れ店員さんと探す。鳶職のコーナーで見つけたベストの中から、薄い紫色は、祝いの色に遠い感じなので無難な紺色のを選んだ。背中の釣り会と氏名の刺繍を黄色の糸で名入れをすると良いだろう。

出来上がったなら、神社でお祓いして貰う時に、着用するのも佳かろうと、決めた。ちなみに高校の同期生から還暦に贈られた赤色のチョッキは、大事に(その実、恥かしくて普段は、着れない)にタンスに仕舞ってある、背中の文言は「流汗悟道」と留萌高校の校訓を刺繍した同期会専用である。

家事、雪かき、釣りのうち

2015-01-04 10:00:05 | 釣り
ベランダの雪の中に、釣り用クーラーにイカゴロを入れて冷蔵中(写真)です。日差しが当たっております。2日の雪は、除雪機に絡まずに飛んで呉れました。天気が良いのに気温が低かったせいです。スノーダンプで、雪を隅に集めてから除雪機を使うようにしております。長い距離を除雪機で飛ばすのは、雪が舞って効率が良くありません。身体の鍛錬にもなりますので腹圧をかけて雪を運んでおります。

私の手術は、腹腔鏡を使用して行いました。臍を上下に幾分長く開けて、腹腔鏡を挿入し腸管を引っ張り出し、腹の上でカットして繋ぎ、元の場所に戻しました。腹腔内のリンパ腺も廓清されました。以来、お腹がスカスカになった気分ですが、内臓脂肪が溜まらないように気をつけております。餅の食べ過ぎで警戒レベルです。

腹腔内をいじりましたので、癒着しやすい状態です。癒着が起こると、腸閉塞を起こす危険がありますので、術後翌日から、歩きなさい、歩きなさいの指導が始まりました。臍が長くなって腹が冷え易くなりましたので、冷やさないように、年中、腹帯をして、雪投げや竿投げでは、必ず腰痛ベルトを上に巻いております。

ぎっくり腰の常習者でもあり、脊椎の支持組織を強化すべく姿勢を正しく、診察時にも書類などを受付まで戻すのに歩いたり、エサをつける際にも中腰を避けて膝当て(主に黒いのを使用、青いのは、庭仕事用に転用、写真上)を付けております。左肘を一昨年痛めましたので雪投げはきついのですが、ベランダの雪おろしで筋力アップに鍛えております。中りが有った時に、合わせる!頼りにするのは左の腕です。食器を洗ったり、洗濯物を干したりも釣りの準備運動になるのです。沢山の知り合いが釣りブログ村に参加しておりますので、加えて頂きました。明けましておめでとうございます。みなさん、お邪魔しております。

好景の釣り

2015-01-03 10:25:21 | 釣り
北海道で長く釣りをしていながら、それも留萌出身なのに旭川のケーブルテレビ ポテトのプログラムに「好景の釣り」という釣り番組が、放映されているのを知りませんでした。BS釣りビジョンを覗いたお蔭で知りました。裏番組が騒々しく、食傷気味だったせいかもしれません。留萌の釣り天狗さんや三ぺいさん、知ってましたか?

旭川の案内人役の山本探渓さん(写真上)の味が、また素晴らしくいいのです。もう一度見たい番組です。カミさんに、いつも、あなたは番組表は全く見ずに、チャンネルを回してばかりと、叱られております。しかし、番組表をみて中味が分かりますか?奥さん。テレビを回して、偶然、BS251にチャンネルを回したら目に入ってきた番組でした。どんないきさつがあったのか、よくわかりませんでしたが、女性キャスター(末川かをりさん)が、旭川CATVを訪れて、どこかの渓流で釣りをすることになったのです。

予想通り、クマが多いから危険ですよ、怖いですよ、と定番の脅かしが入りました。オホーツク海に注ぐ川だったかの支流をさかのぼって、下って来ます。道東の西別川でニジマス釣り中、風下にいた為に早く知った熊の独特の臭いの接近に仲間と後ろを見ずに、川を下って逃げて渡った時の恐怖が、トラウマとなって渓流は避けております。

山本さんは、女性ゲスト(上の写真、末川さん)に、上流の瀬とよどみで、ブドウ虫だったかを9号の針にかけて流しながら、どのように釣るのかを、丁寧に教える。彼女はおとなしいが、竿さばきが上手で、ポイント近くにエサと仕掛けを持って行ける。アタリだ、上手いと一挙手一挙手を褒めて、独り立ちが出来るように上達させた。オショロコマなど絶滅危惧種を釣るとリリースさせ、やまめ(べ)のサイズで、持ち帰って食べてもいいのだよ、と教育する。流を下るごとにイワナなど釣れる魚種の違いを釣らせて覚えさせる、素晴らしい導師が旭川に居たことを知った。