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ぶうちん村、風わたる。

風の吹くまま、気の向くままなんて、なかなかできませんが、楽しみを見つけながら過ごしたいものです。

とことんやる気か? 改革の競争を

2006年03月13日 23時57分23秒 | Weblog
高校再編の集中特集でご無沙汰していました。
今夜の我が家は雪が降り、デッキはうっすらと白くなっています。明日の満月を前にして月明かり・星明かりに、きっと明朝は凍結しているんだろうなと思います。もう外は0℃です。
さて、この間の公務員バッシングはさらに加速しています。公務員の賃金や福利厚生が民間と比べて高い水準なのは許せんという流れになっています。
しかし、そもそも公務員制度のあり方で問題視されたのは、「天下り」の問題でした。この改革は国家公務員の働き方そのものの問題です。そこからスタートしたはずなのに、いつの間にやらそんな次元の問題に矮小化されてしまいました。

今のマスコミの話題は、地方公務員の東京事務所等勤務者の官舎、有給休息時間の廃止などです。誰がどこでこんな細々としたことを調査しているんだか、「身内」も知らないことを重箱の隅をつつくように、とことんやってきます。
とりわけ有給休息時間の廃止については、その規定が労基法にないから、民間にないからというだけで、浅尾慶一郎議員(民主党)の廃止の提案に、小泉首相が「組合の皆さんは猛反発しそうだけれども、いい提案ですよ」と答弁したことが発端になっています。
ライバル党の党首からほめられて喜んでいるようでは(前原代表も塩を送られましたが)、「改革の競争」なんて言う資格はないし、まぁ「だだっ子」みたいなものですね。
どの職場でもストレスによる精神疾患・心の病気が増えている今日、有給の休息時間制度は民間事業所でも必要のある制度であり、5.7%の民間事業所は先進的であるとも言えると思います。
さらに職場でパソコンを使用することが増え、眼や頭をパソコンから解放する重要性はさらに高まっています。

まさに、時代に逆行している休息時間問題です。これは実態的に有給の休息時間を取り入れている企業にも影響を与えることは必至ですし、これからさらに労働者をいたぶる政策が打ち出されてくることも間違いありません。
「改革の競争」を標榜する民主党によって、自民党が悪者にならない構図になっていることは深刻です。結局、得をしているのは誰なのか。私たちはよく見極めないといけません。

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