今日の108円

1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

それでいいのか、サラリーマン! 人儲けの生き方革命 天野雅博 2009年1月1日 三冬社

2015-06-11 06:52:12 | 雑学
本書を推薦します!
◇前作に続き、この2作目も読者に多大な衝撃を与えることだと思います。混迷の時代を幸せに乗り切るために、必ず必要になる1冊です。
高瀬義孝(35歳・会社社長)


◇私は天野さんと出会って人生が大きく変わった人のひとりです。もともと持っている、本来の自分を表現して生きられる人生を手にしました。
NAOMI(30歳・主婦)


◇また新しい天野さんに出会えるかと思うとワクワクします。心を揺さぶられる快感が楽しみです。
さっちゃん(52歳・会社経営)
裏表紙より。他にもまだ「その他大勢」の推薦文あり。
どこのパワーストーンかと思った。怪しい、怪しすぎる。
こういう本でもサクッと買えるのが中古屋の醍醐味・・・定価1500円?冗談ではない!



プロローグ

 人々に成功させない仕組みを築いた3%の金持ちがいる――僕はそう思っている。全世界の人口の3%が億万長者だそうだ。
1行目から何だかモヤる文章。
そんな回りくどいことを考えてるのかね。

 成功する人は、自分の目の前にチャンスが現われたら、それをどうモノにするかを考える。成功しない人は、それをやるか、やらないかを考える。それが理解できないと、私たちは常に夢を与えられ、同時に希望を摘み取られることであろう。
 本書を、輝かしい人生を生きていこうとするあなたに捧げたい。自分の人生を輝かしく生きていくために、僕はあなたに言いたい、「自分の人生だからこそ、自分の人生に一〇〇%参加してください」と。しょせん人生とは楽しむためだけに存在するのだから。
hmhm・・・1行目で投げないでよかっ・・・
『しょせん』て言い方は引っ掛かる。意味合いが否定的じゃねぇ?
『しょせん人生とは楽しむためだけに存在するのだから』(あーあ、やってらんねぇ)。
ToSのクヴァルを思い出した。「しょせんは薄汚い人間、生きている価値も無いウジ虫よ」。

細かいことが気になるのはボクの悪い癖。



第一章 努力よりも大切なこと

2 あなたは絶対「成功」できない
――「成功」という言葉を、一度消し去ってみよう。

現状の否定が第一歩

「あなたが成功したければ、この『成功という言葉』を一度、自分の辞書から削除してください」
 僕の真意を簡単に言うと、どんなに成功したくても、まず「今の自分じゃダメなんだ」と認識してほしいということ。
 サラリーマンの人がよく口にする、「自分にお金があったら・・・」とか、「・・・という条件さえあれば・・・」などと言っているうちは、成功など絶対に無理。
ギクリ。

 世の中の自己啓発セミナーと呼ばれるものや、何とかプログラムなどという「成功するための講座」が、あたかも誰にでも平等に成功がやってくるかのようにうたい、そのビジネスの規模を広げているが、はっきりと僕は言い切っておきたい。そんなことは絶対に起こりえないと。
「(講師側が)成功するための講座」ですね、わかります。



第四章 仕事のスタイル

18 遊ぶために生きている
――働くためだけの人生なんて、さびしくないか。

誰でも仕事に遊びを取り入れられる

 確かにサラリーマンは、一日の何時間かを労働時間や通勤時間として拘束され、仕事の内容も自分の興味が持てるものとは限らないものを与えられることがある。「仕事と遊びを一致させる」どころではないかもしれない。
 しかし、どんなに単調でつまらない仕事でも、その中に遊びの要素を取り入れることはできる。どんな仕事でも、一定の成果を出すことを求められているのだから、会社から示されたノルマをこなすことだけを考えずに、自分で自発的に目標を設定するのだ。
やれるとフゥーフゥー!ってなるよね!・・・よね?
某奇術師の能力説明的に言えば・・・
「計算上の限界の仕事量!(働いたかのように見せる!)」。
あ、これアカンやつや。



色々となるほどなーと思うこともあるけれど、著者とは絶対友達になれないと思う。
参考:「秒速で1億円を稼ぐ男・与沢氏」「居酒屋革命・天野氏」時代の寵児と騒がれた2人が語った再起の道 東スポWeb
天野:悪い人ではないと僕は思いますよ。本当に悪い人なら僕はもう二度と会わない。若いころ、暴走族1000人率いて信号無視をして不良少年の烙印を押されました。信号無視は誰かがそこに信号をつけていただけです。世の中の物差しで勝手に裁くな!
40越えて平気でこういうことを言える。スゴイと思いました

かくして2015年6月11日は台無し感から始まるのでありました。
・・・怪しい本を怪しいと「見抜けていた」のは収穫と言えるかな。
でも結局買ったんだからバカだよねー?ひゃははっ!