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1日1冊108円・・・・・・最近そうでもない。

「分かりやすい文章」の技術 読み手を説得する18のテクニック 藤沢晃治 2004年5月20日

2015-06-16 06:42:42 | 雑学
「目的を達成する文章」はどう書くか
日頃、読み書きする文書には必ず、
お知らせ、お願い、報告などの「目的」がある。
あなたの書いた文章は「目的」を果たしているか?
あなたが受け取った文章は、
読んで「なるほど」と思えるか?
「目的」を正しく伝える18のテクニック。
裏表紙より。
このブログは意味がちょっと違うけど、分かりにくいよりは分かりやすい方がいいよネ!



はじめに

 もしも、あなたが「分かりやすい文章」が書けないとしても、その理由は文才がないのではなく、ちょっとしたコツを知らないからだけなのです。
はい、「あなたは悪くないのヨ」頂きましたー。
『何スっとろい事ぬかしてんだ』
『それも含めて文才っつーんだよ』(多少強引でも使いたい心理)



第5章 読み手を同意させる「説得の技術」

テクニック8 正確な論理で書く
因果関係には二つの弱点がある

 ところで、一般的に主張「A→B」には、本来的な二つの弱点があります。一つめの弱点は「A」が真実かどうか疑わしいという点です。二つめの弱点は「AだからBだ」という「→」(因果関係)が真実であるかどうか疑わしい点です。
弱点は当然直さにゃならんですな・・・
どうすればいいんだってばよ!?

予想される疑問に先回りして答えておく
 以上をまとめると、説得力のある文章を書く技術の一つは「主張が持つ本来的な二つの弱点を予め補強しておく」ということです。
「AだからB」の前に「○だからA」と補強しておくんだってさ。
それがスマートにできないから無駄に長くなるんだよねー?

隙が無さ過ぎると面白くないというか、批判するために批判する点を探し出す人種(ボクを含む)もいるからメンドクセェよネ・・・
時には隙をあえて残しておく方がスムーズかもしれない。



テクニック9 読み手の視点で書く

「なぜ? なぜ?」トレーニング
 常に読む人の猜疑心を想像し、これに備えた根拠を用意しておく必要があるのです。
 では、どうすれば読む人の「なぜ? なぜ?」を想像できるようになれるでしょうか。
kwsk。

 実はそのための秘密のトレーニングがあります。・・・・・・と大袈裟に言いましたが、日常生活のいろいろな場面で「なぜ? なぜ?」を心の中で繰り返し自問するだけです。
 もう一つ大事な点があります。それは「自分が疑問に感じること」に「どうして?」と自問するのではないことです。そうではなく「自分には当然に思えること」に対して「どうして?」と自問し、その根拠を考えるのです。
 自分で当然と思うことは、ついつい理由説明なしの「点」で書き勝ちですが、読む人にとっては当然ではないこともあります。
なぜ? なぜ?」トレーニングは、この「書き手が勝手に省略してしまう、読み手に必要な根拠説明」に気づく訓練にもなります。
『だけです』からの『もう一つ』はおかしくねぇ?
もう1つあるなら「だけ」じゃねーじゃん。
「一つ気をつけてほしい点が~」なら自然だった。
「自分の当然を疑う」って話はなるほどなのに。

・・・細かいことが気になるのはボクの悪い癖。これ即ち「難癖」である。



第7章 文章をなめらかにする「推敲の技術」

文章の最終目的を意識する

 この推敲作業を進める上での重要な基準を与えてくれるのが、「文章の目的」を意識することです。書くときも、推敲するときも、「そもそも、何の目的でこの文章を書いてるんだっけ?」と自問し続けることが大切です。
このブログの場合・・・
目的①自分のため
良い点はパクり、悪い点は反面教師とするために「書いて覚える」。

目的②出版業界のため(大袈裟な話だ!)
面白かったものは、良い点を書いて見た人にその本を読む気になってもらう。
面白くなかったものは、悪い点を書いて本屋から1冊残らず駆逐してやる!

①はまぁまぁかな。
②はさて、どうだろう?
自分自身は高評価(で詳細)なレビュー見るとそれだけで満足するタイプだから。



あまり真剣に読めなかった。
「私はあなたの味方ですよー」アピール・・・読者のご機嫌を取ってから本文を読ませようとする流れは嫌いデス。
「主張そのものとは関係無い部分」で読者に取り入ろうとする本は正直鬱陶しい・・・
と、「主張そのものとは関係無い部分」に突っ込んでるところから察すればいいと思うよ。
つまり内容自体はなるほどなーな本。勿体ない。