【ミニプラ キュータマ合体シリーズ 01 キュウレンオー】
2017年2月発売 全6種 各350円(税込378円)
本編では遂に究極の9人の救世主が勢揃いしました。
個人的に、スティンガーがスパイだったってオチは安易だな、と思ったんですが、訳有りそうなお兄ちゃんがいてたりして、ただ命令でスパイ活動をしてたわけでもなさそうなので、今後の展開が楽しみですね。
さて、今回は6分割。
とは言え、分割されてるのは他のボイジャーに比べて大型なシシボイジャーだけで、あとは単品で完結してます。
更に、BOSSも前々から「セットで2000円で良いのに」と言ってたのが、遂に実現しました。
全6種が一箱にまとめられた【キュウレンオーセット】も、2100円(税込2268円)で同時発売されてます。
箱が付いてるだけなのに、ネットではプレミアム価格が付いてますが、食玩に力を入れてるスーパーならまだ残ってるんじゃないでしょうか。
まずはシシボイジャー。
頭・胴・肩・太腿と、ロボ形態のほとんどを占める為、他のボイジャーに比べてかなり大きめで、分割は致し方無しって所でしょうか。
前シリーズのキューブアニマルで培った技術が踏襲され、成形色による色分けが美しいです。
続いて、オオカミボイジャー。
青い毛並み部分のモールドの細かさが、技術力の高さを象徴してます。
オウシボイジャー。
タンクタイプで重厚感のあるデザイン。
注目は目の部分。
なんと、このパーツだけで成形色一色使ってます。
「どこにコスト使っとんねん! シールでえぇやろ!」
と怒られへんかったんかなぁ、と担当者の心配をしてしまいます(笑)
カメレオンボイジャー。
この人も目だけで一色使ってます。
そして、ほんのチョッとだけ舌が伸びます。
カジキボイジャー。
マグロのヒーローって、なかなかなチョイスですよね。
各キュータマは取り外しが可能。
きっちり、クリアパーツで再現されてます。
これもコストを上げてるやろなぁ。
その効果は抜群で、表はコックピット、裏面は各星座の紋章っぽいモノが薄っすらと浮かび上がる、美しい仕上がりとなってます。
さぁ、5機のボイジャーが揃った所で、星座ドッキング!
完成! キュウレンオー!!
腕が動物ってのは、『百獣王ゴライオン』以来、大好きなデザインです。
カメレオンだと、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のゲキリントージャを思い出します。
相変わらず、動いてくれます。
各ボイジャーとキュータマの接合部分はボールジョイントなので、接地力も抜群です。
特筆すべきは、肘関節。
肘を曲げる時は関節を引き出す方式になってるので、伸ばした時と曲げた時の両方で、見栄え良くポーズを決める事が出来ます。
もちろん、セイザドッキングの醍醐味である手足の交換も完全再現。
ですが、かなりバランスが悪くなります。
まぁ、『百獣戦隊ガオレンジャー』のガオマッスルみたいでアリっちゃアリですけど。
ただ、残念ながら、オウシボイジャーとオオカミボイジャーには肘関節の引き伸ばし機構が無いので、手足を入れ替えた場合、ほぼ肘が曲がらなくなってしまいます。
テンビンボイジャーとヘビツカイボイジャーはどうなってるのか、気になる所です。