【ギャンゴのデザインについて】
今回の感想でギャンゴのデザインが『ウルトラマンタロウ』や『ウルトラマン80』っぽいと書きました。
マニアの方に「そんなイメージは無い」と言われたイメージがウルトラシリーズに明るくないBOSSの中で生まれた理由はどこにあるのか、考察してみました。
第1の理由は【モチロン】だと思われます。
レッドキングやガボラ、ゴモラ等の怪獣然としたデザインとは掛け離れた、冗談でしょ?と言いたくなるようなインパクトのある、言い方は悪いですが「変な怪獣」が出てくるイメージが『ウルトラマンタロウ』にはあります。
しかし、『ウルトラマンタロウ』に登場の怪獣でBOSSが覚えてるのがこいつとバードンくらいなものなので、思い込みの可能性も高いです。
全話見たら、こいつだけが特殊なのかもしれません。
まぁ、理由としては1番ですが、根拠としては薄いですね。
第2の理由は、BOSSがウルトラ怪獣はほとんど覚えてないのに、ライダー怪人はそこそこ覚えてる事。
ライダー怪人も最初は『クモ男』『コウモリ男』とかシンプルな怪人に始まり、『ガニコウモル』『カナリコブラ』等の合体系、『ハサミジャガー』『ピッケルシャーク』の武器くっつけちゃった系・・・と変化球が増えていき、最終的には『コマサンダー』とか『ショウカキング』とか、あんまり怖くない、強そうにないデザインもチラホラ出てきたりします。
当然、『ウルトラマン』と『仮面ライダー』は関係無いんですが、【長期に渡るシリーズ物】と大きく括ると、似たような傾向があるのでは?と。
第3の理由。
『ウルトラマン』~『帰ってきたウルトラマン』までと、『ウルトラマンエース』~『ウルトラマン80』を勝手に昭和前半・昭和後半に分けて考えている事。
これは全く根拠が無いんですが、BOSSの中で何んとなくイメージが違う。
強いて言うなら、ウルトラ兄弟の設定かもしれません。
で、第2の理由に連動して、サイケデリックに限らず、派手な色合いや変化球的な怪獣は後半のシリーズではないか?と予想。
そして、『ウルトラマンエース』は怪獣じゃなくて超獣(凄く強そうなイメージ)なので候補から除外、『ウルトラマンレオ』の怪獣は知ってるので除外。
となると『ウルトラマンタロウ』か『ウルトラマン80』だろう、と。
以上がギャンゴを『ウルトラマンタロウ』か『ウルトラマン80』の怪獣だと思ってた理由です。
まさか『アンドロメロス』じゃないやろ?と、これは最初から頭にありませんでした(笑)
【宇宙から来た暴れん坊】
脳波怪獣ギャンゴ登場。
宇宙から来たと言うより、地球に来たから暴れん坊になってしまったって感じで、今回も被害者は怪獣の方と言えるでしょう。
人間は万能の力を手に入れるとろくな事しませんな。
子供達の欲望は、まぁそんなもんでしょう(ケーキをコマ撮り! 手間掛かったやろな)
独身記者(青島幸男さんだ!)の妄想も良しとしましょう。
問題は松葉杖の男。
子供のいたずらレベルなら「怪獣使ってそれ?!」と笑ってもいられますが、愉快犯のくせに計画性が無いってのが最悪です。
部屋の中で怪獣を巨大化させてどうする?!
愉快犯はもっと狡猾であって欲しいと強く思います。
「2m以内のテレパシーを感じ取って・・・」と博士が報告されてますが、本人がいなくてもマイクの音声を認識してドロドロになったり(わざわざ赤にしなくても・・・)ロケットになったりしてるから、この調査結果は間違っていたと言わざるを得ないですね。
さて、このギャンゴ、ウルトラマンと戦ってるのが少し意外。
デザイン的に、耳がクルクルとアンテナのように回ってたり、手がヤットコっぽいと言うかメカニカルだったり、、さらに腹がサイケデリックな配色なんで、イメージ的に『ウルトラマンタロウ』か『ウルトラマン80』辺りの怪獣だと思ってました。
まぁ、海に落としあったり、ウルトラマンもただ水を掛けるだけの攻撃を試みたり、「渚で戯れる恋人か!」とツッコミを入れたくなるような、デザインに合った戦い方ではありましたが(笑)
ラストでハヤタが「ウルトラマンに頼んで宇宙に返してもらう」とか言うてるけど、科特隊のメンバーは誰も「え!知り合いなの?」とかツッコまないんですね・・・。
そして、ツッコまずにはいられない、気になってしまったシーン。
逃走する松葉杖の男の車をアラシ隊員が機転を利かして進路を塞いだ後、ガラスに車が突っ込んだら、中の書割にぶつかって揺れてる。
勢いが付き過ぎましたね・・・。
アンディ・マレー初優勝!!
1936年のフレッド・ペリー選手以来、英国人選手として77年ぶりのウィンブルドン制覇。
当然、去年は「76年ぶりの優勝なるか?」 一昨年は「75年ぶりの・・・」とひたすらプレッシャーを掛けられてきたマレー選手。
かつてヘンマン・ヒルと呼ばれたアオランギ・テラスは、いつの頃からかマレーマウントと名を変え、大応援団が巨大スクリーンに釘付けになる中、遂に英国人の悲願を成し遂げました。
イワン・レンドル氏をコーチに迎えてからのマレー選手の成長は著しい限りです。
ロンドンオリンピックで金メダル(こちらは何んと104年ぶり!の英国人優勝)を獲得し、直後の全米オープン初制覇、そしてウィンブルドン。
まさに破竹の勢いです。
今大会はロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル両選手が早々に敗退し、チャンスと言えばチャンス。
しかし、決勝の相手はユニクロのCMでおなじみの第1シード、世界ランキング1位、ノヴァク・ジョコビッチ選手。
当然、一筋縄ではいかない相手です。
6‐4、7‐5、6‐4と結果だけ見ればストレート勝ちなんですが、実際は紙一重、トータル3時間を越えるタフな試合。
最後のゲームを逃してたら、結果はひっくり返ってたかもしれないと思わせるほど、ジョコビッチ選手の粘り、コートカバー能力に苦しめられた戦いでした。
最後まで集中力を欠かず、攻めに徹したマレー選手の精神力は素晴らしい。
想像もつかないほどのプレッシャーをはねのけたマレー選手、今後もどんどん強くなっていくと思います。
経済用語で、外国企業に国内企業が圧されて淘汰される事を表す【ウィンブルドン現象】
この言葉も今年で幕を閉じる事になるのでしょうか?
ひょっとすると、日本人横綱が現れない状況から【スモー現象】なんて言葉に変わっちゃうかもしれませんね(笑)
さて、女子の方では、優勝したマリオン・ヴァルトリ選手よりも、準優勝のザビーネ・リシツキ選手の活躍が目立った大会でした(BOSS的に)
去年のマリア・シャラポア選手撃破に続き、今年はセリーナ・ウィリアムス選手を撃破!と芝で強さを発揮する選手です。
エースを狙えるサービスも持ってるし、セリーナやシャラポアにもパワー負けしない為、相手が「力で捻じ伏せてやろう」と意地になってアンフォースドエラーが増えるのも、金星獲得の一つの要因かもしれません。
セリーナに勝利した勢いそのままに優勝するかも?と期待してたんですが、ヴァルトリの冷静沈着なプレーの前に惜しくも敗退。
少し粗があるので、その辺の精神面を上手くコントロール出来るようになれば、もっと上のランクを狙える選手だと思います。
勢い付いた時の彼女はホントに強いです。
去年までは夜更かししても「昼まで寝りゃ良いや」で済んでたんですが、今年から朝は娘の相手をしなければいけないので流石に全放送は見れませんでした。
しかし、日本人勢でも錦織圭選手、クルム伊達公子選手が共に3回戦まで駒を進め、見応えのある試合を見せてくれました。
特に伊達選手は同年代であの動きが出来るのは驚異的ですね。
錦織選手も世界ランキングTOP10に手が届きそうだし、来年のウィンブルドンが待ち遠しい。
・・・まぁ、気が早過ぎなんでしょうが、実はそうでもないんです。
試合直後のインタビューで「今、何がしたいですか?」と質問されたマレー選手は「疲れたけど、とにかくテニスがしたい」と答えたそうです。
やっぱ、テッペン獲れる人間は違うわ。
【謎の恐竜基地】
エリ巻恐竜・ジラース登場。
マッドな博士と言うのも特撮ドラマには欠かせない存在ですね。
湖でこっそり恐竜を飼う(釣り人は一平君ですね)って発想がのび太っぽいですが、男の子なら一度は「恐竜がペットだったら・・・」と妄想を膨らませるのではないでしょうか。
マッドサイエンティストって、世間一般の常識からは逸脱してたり、在らぬ方向を向いてたりするけど、根本はピュアな人物として描かれる事が多いので、ある意味、憎みきれないろくでなし(byジュリー)となるのかもしれませんね。
で、このジラースがゴジラを改造したものだってのは、怪獣音痴のBOSSでも流石に一目瞭然。
途中でエリ巻きを引き千切られた後は、首を怪我したゴジラにしか見えません。
まぁ、スタッフの狙い通りなんでしょうね。
ウルトラマンVSゴジラ! とはハッキリ言えないから、あくまで【エリ巻きがなくなったジラース】ですよ、と。
放射能火炎とスペシウム光線の腕比べとか、ニヤリとしてしまいます。
でも、ゴジラってもっとイカツい顔してたような気もするんですが・・・。
そして、今回気になった点。それはウルトラマンの笑い方。
第1話でもそうでしたが、あんまりヒーローっぽい笑い方じゃない・・・と言うか、むしろ悪質宇宙人的な嫌味っぽい笑い方ですよね。
定石で打てば、こんな余裕をかましたような笑い方をしたら、そいつは必ず逆転負けするって前兆ですよ(笑)