大いにネタバレありです。
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↓もう少し空けます
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これは面白いですよ、結構。
(BOSSはディケイド大好きなので若干評価が甘めなのはご了承ください)
98分と言う上映時間を見て、「完全に大人向けなん?」と嫌な予感がしてたんですが、ガッツリ子供向けで安心しました。
バトルシーンはカッチョ良いし、ドラマ部分との配分やテンポが良くて98分と言う長さを感じません。
最近はバトルシーンがダラダラと長かったり、妙にドラマシーンに凝り過ぎたりで間の悪い作品が多い中、これはお子様達も最後まで熱中して観れるリズムだと思いました。
各ライダーのアクションの見せ場もしっかりとあるし、全員集合映画ではこれくらいの人数が限界なんじゃないでしょうか。
にしても、『真・仮面ライダー』は何年経っても馴染みませんね。『仮面ライダーBlack』のように「実は二段変身でした」って感じで続編を作ってあげて下さい(笑)
そして、ライダーシンドロームを持ってしても、死んだ者が生き返るほど都合の良い奇跡は起こらないラストも好感が持てます。
ただ、戦隊が出てくる必要は全く無い……、あ、子供向けなんで良いのか。
いや、でも、いくら電王が一緒に乗ってるとは言えラスボス倒しちゃダメでしょ!
Jもいてる(ティラノレンジャーのついでに望月さんに出てもらったら良かったのにね)し、デンライナーやキャッスルドランとかデカい装備もあるし、ウィザードの魔法もあるんだから、ライダーだけでも何んとかなるでしょうに。
まぁ、その辺は置いといて。
今回は何んと言っても、藤岡弘、さんのご出演ですよね。
当時に比べて風格と無骨さが増して、歴戦の勇士感がハンパ無く強そうです。
どう贔屓目に見ても、平成ライダーが勝てそうにもありません。
インタビューによれば、変身した後の方が弱くなったと思われたら困るんでそれ以上は……、とスタッフにアクションを抑える様に注意されたとか(笑)
たっぷりと間を取った変身シーンだけでも見に行った甲斐がありました。
そして、速水亮さん。
大変身じゃないのが「?」と言えば「?」ですが、BOSSは「セタップ!」の方が好きなので嬉しいこだわりですね。
あえて今回セタップにしたって事はBOSSと同じように、X=セタップの印象が強い人が多いんではないでしょうか。
ZXの菅田俊さんもご出演されてます。
TVスペシャル以来、2度目の「動く」変身ポーズが感慨深い。
お話的には『スーパーヒーロー大戦』とほぼ同じ。
ディケイド対ゴーカイジャーが、平成ライダー対昭和ライダーにすり替わっただけ、と言っても過言ではないでしょう。
とにかく、昭和ライダーの皆さんが回りくどい事この上ない。
敵を欺く為とは言え、「お前らが死んだ奴に未練タラタラのせいでバダンが地上にやってきたから、お前らは許さん!」って、完全に難癖です。平成ライダーも「何ぬかしとんじゃ、おっさんが!」と怒って当然ですね。
村雨良に至っては暗闇大使のコスプレして、大幹部に登り詰める程の年月を浪費してます。
ネタをバラして共闘、勝利の後も「決着をつける!」とか意味が解らん……。
まぁ、エンディングの『ドラゴンロード』をバックに、ノーヘルでサイクロンに乗る本郷猛がまたカッチョ良くて、「まぁ、良いか」と言う気にさせてくれましたが(笑)
ちなみに、「キカイダー REBOOT」の予告編もカッチョ良かったです。