元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
アケボノスギ・1~単葉
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/77/4b/3791403ec2c281b464b5b5deed382f2f_s.jpg)
さてその葉は羽状複葉のように見えるが、そうではなく小さな1枚の葉が最小単位の単葉。少し専門的になるが、葉や花や枝は葉に付くことはなく茎に付く。写真の中央の軸(羽状の芯の部分)からさらに枝分かれしており、つまりこの軸は茎であることがわかる。
メタセコイアが落葉する時は、この羽状のまま落ちるが、こだわった言い方をすると、これは“落葉”ではなく“落枝”となる。
植物の葉にはいろいろな形があるが、ホオノキは単葉で1枚1枚が独立した葉になっている。一方トチノキの葉は掌状複葉で、5枚の小葉が集まって1枚の葉を形成している。アケボノスギの葉は1枚1枚が独立した単葉でホオノキの葉1枚と同じ。トチノキではその5枚の大きな葉がアケボノスギの葉1枚と同じ単位になる。
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