元サラリーマンの植物ウォッチング第5弾。写真はクリックすると大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part5
テイカカズラ・1~長池公園
長池公園“やまざとひろば”に植栽されている「テイカカズラ(定家葛)」。長さ15センチほどの袋果が裂け、綿毛の付いた種子が次々に風に飛ばされている。種子の長さは12~13ミリで綿毛も同じくらいの長さがある。今年のNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』のオープニングで、花が散ったあと綿毛が飛んで、別の場所で新たな命が生まれる姿が美しく表現されているが、この綿毛もどこか遠くで芽を出すことを想像するのもまた楽しい。テイカカズラはキョウチクトウ科テイカカズラ属のつる性常緑木本。
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カラスザンショウ・1~果実
堀之内沖ノ谷戸公園の林内に育っている「カラスザンショウ(烏山椒)」。ミカン科サンショウ属の落葉高木で雌雄異株。秋に3分果の果実を稔らせる。果実の直径は5~6ミリで、中に直径4ミリほどの黒い種子がある。この樹は高木でそこまで確認できないが、どこか間近で見られる樹を探してみよう。カラスザンショウはその果実が食用にならず、カラスくらいしか食べないという意味で名付けられているが、小型の野鳥などには結構好まれているようだ。
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