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ムクノキ・3~長池公園外周

 長池公園外周の長池小学校入口交差点付近に生育している「ムクノキ(椋木)」。アサ科(←ニレ科)ムクノキ属の落葉高木で春に目立たない小さな花を咲かせ果実は晩秋に稔る。長池公園では尾根幹線口付近で見ていたが、この日ここにあるのに気付いた。果実は直径1センチほどで黒紫色に熟すと甘くて美味しい。ムクドリが好んで食べると言うが、この実はどの野鳥にも大人気。ムクノキの葉には“珪酸”が含まれていて、桐箪笥や象牙などの表面研磨に利用されてきており、その名前は“磨く(=むく)”が由来ともされている。
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カエデドコロ・2~葉

 久兵衛坂公園の林縁に蔓を伸ばしている「カエデドコロ(楓野老)」。ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草で雌雄異株。今年初めて雄花序を観察することができた。カエデの葉のように大きく裂けるのが特徴だが、残念ながらカエデのようには紅葉はしない。
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マルバノキ

 マンサク科マルバノキ属の「マルバノキ(丸葉の木)」。中国原産の落葉低木で葉が丸いので名付けられているが、既に葉はすべて落ちて冬芽と葉痕が見られた。花期は10~11月で果実は翌年の秋に熟す。枝を探してみたがそれらしきものは見当たらなかった。
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チドリノキ・2~冬芽

 ムクロジ科(←カエデ科)カエデ属の「チドリノキ(千鳥の木)」。写真は冬芽で長さは7~8ミリ。何枚もの鱗片に包まれており、若葉の頃これらが展開する姿も美しい。花期は5月頃で下垂する花序を付け黄緑色の目立たない花を咲かせる。
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タカサゴユリ

 由木中央小学校付近の擁壁の透き間に生えていた「タカサゴユリ(高砂百合)」。ユリ科ユリ属の多年草で台湾原産。花期は夏で時々晩秋に咲いているのを見掛けるが、12月に咲いているのは初めて見た。
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