昼食にほっけのみりん干しを食べる。
甘さと塩辛さのバランスの良い一品だった。
みりん干しはどうしてこう、コゲコゲにな
るのだろうか。と言うことを、鯖のみりん干
しを食べた時に書いたような気がする。
鯖のそれに負けないくらい、今日のほっけ
のみりん干しも焦げていた。
もともと、ホッケの皮は食べない質なので、
焦げていても気にはならないが、やはりこの
焦げてしまうところは、みりん干しの改良が
必要な点だと思う。
子供の頃は、ほっけという魚を食べた記憶
が無い。私がおバカさんだからではないだろ
う、他の家族やご近所さんからも、食べた話
を子供の頃に聞いた事がない。
初めてほっけという名前を覚えたのは、
ファミコンの「オホーツクに消ゆ」の炉端焼
き屋だっただろうか?もしくは、何かテレビ
で見聞きしたことだろうか?正直はっきりわ
からない、しかしなぜか子供の頃から名前だ
けしっていた。
ホッケを食べるようになったのは、ここ十
年前後くらいのこと。十年前でも、もう大人
な年齢だったので、本当につい最近に思う。
ずっと北国だけで食べることが出来る魚だ
と思っていたが、私の住むところでも食べる
ことが出来るようになって嬉しく思う。
冷凍輸送の技術が高まったからだろう、こう
いう時は科学のありがたさを、ひしひしと感
じる。
ホッケは美味しい。
まるっきりの生のものを、焼いて食べたこと
はまだない。いつも食べるのは、あれは多分
一夜干しにしたものなのではないかと思う。
それでも身が柔らかく、油もしっかりと
乗っていてご飯が進む。お酒が飲めるのなら、
いいつまみなのだろう。
居酒屋とホッケという組み合わせは、切り離
せないイメージな気がする。
もちろん今日食べたみりん干しも、美味い。
みりんの甘みが乗ることで、子供にも喜ばれ
そうな美味しさになっている。
食べ過ぎて、自分に油が乗ってしまわない
ように気をつけたいと思います。
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