いつまでもぼちぼち

食べ物とか読書録です
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「ORKの口伝」はフィクションです
実在する全てと無関係です

ORKの口伝40

2008-03-30 | フィクション
この文章は全てフィクションです
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「オレヴァホ・ラフ・クノダイスキーの口伝40」

ゲンゴロウHCT

水棲昆虫ゲンゴロウの亜種である
HCTはハイ・コロニー・タイプの頭文字で
平均で数千匹
生息条件によっては数百万匹の群を作る

生存・繁殖に必要な水場面積が広大で
一定以上の湖沼でなければ生息出来ない
HCTが生息している場合
通常種は餌にされ喰い尽くされてしまうため
片方が見付かった時はもう片方を探すのは
徒労である
このような習性を身に付ける様になった
原因として考えられている事は
捕食者の強力さにあると思われる

同族のゲンゴロウにとっては脅威であるが
人間にとってはありがたい昆虫である
とにかく
繁殖力が強い上
一ヶ所に数多く生息しているため
大変捕獲に掛かる手間が少なく
容易に手に入る動物性タンパクとして
現地では重宝される

最近では養殖の研究もされている
餌については
動物性のものならば大体なんでも大丈夫な様で
この点では苦労しないそうであるが
繁殖期に注意していないと
新しい繁殖地を探して飛び立つ為
いざ食料にしようとしたとき
養殖池がカラッポ等ということになる
実際に何度も有ったようである

調理法としては
元の味が大変コクが強いため
濃い味付けにも負けないので
唐揚げ・揚げ煮・佃煮等が一般的である
食味・食感としては
丸ごと食べた場合外皮の硬さに辟易する
必ず外皮と足を取り外してから食べる事
特に足は刺があり
食道に引っかかる事故が多数おきるため
注意が必要である
これらに気を付けさえすれば
大変香ばしい虫の味を楽しめる
揚げ油を変えればまた味わいも変わるので
楽しみも増えることと思われる
なお
極稀に生きたまま食べさせる所があるが
寄生虫感染の危険性が大変高い為
避けた方が良い
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感想文「と学会年鑑GREEN」

2008-03-30 | Weblog
感想文
「と学会年鑑 GREEN」
と学会著
楽工社

一番印象に残ったのは
犬用の懐石料理
自分の食べている食事より豪華そうで
泣きそうになりました

トンデモ本・グッズに対する突っ込みは
いつもどおりに冴え渡っていて
ファンとしては安心して読めました

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ORKの口伝39

2008-03-28 | フィクション
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「オレヴァホ・ラフ・クノダイスキーの口伝39」

ゼウバーサーク

先日友人より依頼された
RPGのキャラクタースキルの
アイデアの件である
もう一つ思いついたので
提案してみることにする

そういう訳で
二つ目
頭の二文字は
ギリシャの主神ゼウスを元にしてみた
戦士系の攻撃スキル
バーサークの文字通り
怒り狂ったように敵に突進する
このとき周囲に雷撃を撒き散らしながら進む

突進攻撃の判定は
敵にのみ発生するが
周囲の雷撃は確率で味方キャラにもダメージ
確率の設定はお任せする

自分で言うのもなんだが
正直ありきたりなのではないだろうか
とも思うが
余りにも突飛な物は
敬遠されるのがオチであろう
ビックリするようなアイデアは
他の友人たちに委ねておく
何せ
珍人・奇人大博覧会な面々であるから
寄り集まったアイデアで出来上がった物が
今から楽しみで仕方がないのである
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ORKの口伝38

2008-03-27 | フィクション
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「オレヴァホ・ラフ・クノダイスキーの口伝38」

ドゥルリヌストライク

我が友人
ゲィムガヲ・シゴトナルィから
彼の仕事の事で少々相談を受けた
新作のゲームのアイデアを考えるのを
手伝えとのことである
RPGのキャラクターのスキルを
一人一つ考えて欲しいそうである
私以外にも友人や同窓生に
依頼している様子
よほど切羽詰まっているらしいけれども
情報の機密性の点で問題が有ると
思うのだが・・・・
それだけ私や友人たちを信用しているのだろう

まぁそのような訳で
一つ目
ショップアイテムとしてまず
ドゥヌ芋・破れやすい袋を用意する
この二つのアイテムを組み合わせることにより
使用できるようになるとする

設定としてはこう
ドゥヌ芋は
衝撃を受けると液体になる
ただ強い衝撃を受けた瞬間は瞬間的に固化する
これをドゥヌリヌロ流体と言う
これを利用し袋に詰め敵に投げつけ
ダメージを与える
敵に当たると袋は破れて
ドゥヌ芋は液体になって流れでるため
敵に拾われて利用される事はない
こんな感じでどうだろう?

これが彼の役に立つかどうか解らないが
取り敢えず一つ考えてはみた
余裕があればもう少し考えてみようと思う
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ORKの口伝37

2008-03-22 | フィクション
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「オレヴァホ・ラフ・クノダイスキーの口伝37」

フグキモノキ

東アジアの一部に分布する落葉低木樹
漢字に直せば
(河豚肝の木)となる

初夏に熟する実を乾燥させ
粉末にしたものを料理にかけると
口の中にピリピリとした刺激が走る
この記述を見た方は
それは山椒なのではないかと
疑問に思われるかもしれないが
香りがまるで無く
ただ口の中がピリピリするだけの代物である
このピリピリの成分は
[コツブピリウム]といい
地球上でこの植物だけが生成するものである

名前の由来は
河豚料理をだす料理屋で
常連客が友人に対して行った悪戯から名付けられた
料理屋の女将さんに依頼して
アンキモにこの粉を振りかけておいてもらい
友人が食べ終わった所で
間違って河豚の肝を出してしまったと騒いでもらって
その驚く顔を楽しんだそうである

幸運な事に
私もこの粉を手に入れることが出来たので
さっそく
夕食のオカズに振りかけて食してみた
確かに味も香りも無く
舌がピリピリしただけであった
元の料理の味がまるで変わら無い為
ちょっとした気分転換に良いかもしれない
今度
名前の由来通りに
私も友人に一つ仕掛けてみようと思う
ただ難儀な事に
わが国ではフグもアンコウも捕れない
どのような食材で代用するか
目下検討中である
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ORKの口伝36

2008-03-20 | フィクション
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「オレヴァホ・ラフ・クノダイスキーの口伝36」

ニククイアゲハ

アゲハと名付けられてはいるが
蝶の仲間では無く
トンボの一種である
その名の通り肉食であり
数千匹単位で群を作る

大多数で群を作るため
どんなに体の大きい動物でも
たちまち食料にされてしまう
大変危険な昆虫である
生息地の人達からは
陸のピラニアと呼ばれて恐れられており
今現在確認されている生息地には
決して近寄ることは無い

体は良く見掛けるトンボであるが
広げた羽が黒アゲハにそっくりな為
こう名付けられることとなった

トンボでありながらその羽の形状の為
飛ぶのは非常に苦手である
苦手であるため飛行時間は短く
そのため羽の付け根の筋肉の発達具合も悪く
食味に関しては不味である

蝶に擬態しているのは
蝶を餌にしている鳥類をだまし
自分達の群の数匹を犠牲にして
相手を逆に餌にするという
まさに!
肉を切らせて骨を断つを地で行く昆虫である

現地人の祖先が生息地に侵入し
犠牲になったのは今はもう昔の話で
昆虫学者の研究の成果により
忌避ホルモンが発見され
民家の周りに一定距離で設置することにより
人の生活圏から遠ざけることが
容易になったため
うまく住み分けることが出来るようになった
適正な距離を置くことでうまくいくという
良い例ではないであろうか

忌避ホルモンは
虫からしてみれば嫌がらせでは無いだろうか?
と思う方も居るかもしれないが
虫にかじられながら死にたい人は
そう居ないと思うのである
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ORKの口伝35

2008-03-20 | フィクション
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「オレヴァホ・ラフ・クノダイスキーの口伝35」

[草刈残渣の堆積による
分解生物生息域の地表面誘導による
モグラ穴からの漏水を原因とした
水田土井の崩落への対策]

これは知人に
稲作地帯のモグラ対策を何か考案して欲しいと
依頼された時に考えたことであるが
・・・・・・
タイトルを考えただけで疲れてしまった

要するに
雑草を刈り倒した残骸を堆積させて
モグラの餌であるミミズなどを
その堆積物の中に誘導すると言うことである
この時堆積物を積み重ねておく場所は
車や人があまり通行せず
尚且つ
水を溜めたり通すことが少ない場所が
好ましいと思う

という風な事を一応の案として
提供しては見たものの
刈った草を積んで置くだけで
その場所にミミズとモグラが
寄って来てくれるなどという事を
私自身あまり期待していない
依頼してきた知人にはすまないけれど
今回はヤッツケで勘弁してもらう事にする

この依頼を受けて私が相談した
近所のベテラン農家が
水田稲作を営む友人に聞いてくれた所
穴を見つけるたびに地道に
罠を仕掛ける
もしくは
稲わらを土と一緒につついて埋める
という方法が確実であろうとの事である

自然とは根気良く付き合うしか
無いのかもしれない
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ORKの口伝34

2008-03-17 | フィクション
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「オレヴァホ・ラフ・クノダイスキーの口伝34」

バーサーカー・ビー

キラー・ビーと呼ばれる
攻撃性の高いミツバチが居ることは有名だが
この種と比べて更に攻撃的なものが
このバーサーカー・ビーである
ミツバチの一種とされているが
最近の研究によって
分類の仕方を根本から見直すことになりそうな
昆虫である

普段は花の蜜を食料として
普通のミツバチの様に穏やかに過ごしている

自分たちのテリトリーに動物が侵入すると
その名の通り
狂戦士のごとく攻撃に移る
このとき攻撃に参加するのは働き蜂であり
女王と親衛隊たちは繁殖に専念し始める
攻撃に参加した働き蜂たちは
全て死亡する為
減少する個体数を補うための行動であると
推測されている

しかし
如何に繁殖行動を行おうと
一匹の女王から増える個体数は限られており
蜜を集める働き蜂の居なくなった状況では
その継続にも限界がある
ここでこのバーサーカー・ビーの
驚くべき特徴が現れる
親衛隊であった固体のうち数匹が
女王としての能力を発揮し
倒した動物の死体に産卵する
死体に産み付けられた卵からかえった幼虫は
食性も変化し肉食となり
動物の死骸を餌に成長する
こうして成長した固体であっても
成虫になった時点で
またミツバチの行動形態をとるのである

今現在はミツバチの一種として分類されているが
もう少し研究が進捗すれば
ニクバエの仲間として分類される可能性がある
立場の微妙な昆虫である
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ORKの口伝33

2008-03-14 | フィクション
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「オレヴァホ・ラフ・クノダイスキーの口伝33」

シオカラウメ

海岸線を好んで生える
梅の一種
満潮時の波打ち際から
大よそ3m~5m辺りの砂浜に群生する

名前の由来は
完熟した実の味から来る物である
木になっている時点でもう既に
塩味が効いているのである
これぞまさしく
ええ塩梅である

未熟な実は他の梅と同様
食べると危険であるので
決して口にしてはいけない

受粉力・結実性が大変高く
小ぶりではあるが実に沢山の実をつける
勿論実は食用になるが
もともと塩味が効いているため
塩漬けにするのは辛すぎて向かない為
砂糖漬けにして食すのが一般的である
梅:砂糖=1:2/3(単位・kg)
で漬けるのが標準であるが
此の辺は個人の好みで変えていただきたい

ちなみに
ココ最近私の口数が少ないのは
某イタリア風赤緑兄弟と
銀河旅行をしているためである

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ORKの口伝32

2008-03-09 | フィクション
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モモモドキ

多肉植物の一種
熱帯から砂漠帯まで幅広く分布し
熱帯では茎と同じ形の葉が茎の周りに着き
砂漠地帯では葉は産毛状で茎の周りに生える
茎の形状が桃の形であり
色も年数が経つにつれ
桃色に変わって行く

食用として食べることは出来るが
樹液の粘度が高く
口の中に入れたときの不快感から
人の食用としてはあまり好まれることは無く
主に草食動物の餌となっている

多肉植物であるため乾燥に強く
砂漠地帯でも旺盛に繁殖するため
砂漠緑化の手段の一つとして
近年注目を浴びることとなった

サボテンと同じく
脇芽を挿し木しておくと根付き
鉢植えで容易に増やすことが出来
水やりの手間も少ない為
園芸植物としても人気が高い
しかし
その繁殖能力の高さ故
脇芽を間引いてそのままポイ捨てした場合
そこいら中に増えてしまい
元の植生を害するケースが多々あり
この事が栽培時の注意点である
近所に草食動物のいるペットショップ
もしくは
動物園があるならば
後始末に困った時は
寄贈することをお薦めする
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ORKの口伝31

2008-03-03 | フィクション
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「オレヴァホ・ラフ・クノダイスキーの口伝31」

ヌエタケ

伝説の雷獣「ヌエ」の名前を冠するキノコ
標高2000メートル以上の高地に良く生える

雷獣の名前を持つ由来は
食したときの
舌を貫く刺激から来るもので
傘のはじっこならピリピリとする位だが
足の部分に近付けば近付く程
その刺激は強さを増し
足そのものを口にしたときは
世界の山を制覇するような屈強な登山家でも
一口で失神する程である
ただ刺激は強いが無毒であるため
少し風変わりな薬味として
様々な料理に利用されてきた

ここ最近では
繁殖技術が確立されたため
寒冷地ならば比較的容易に栽培が可能になった
だが
一時に大量に摂取した場合
舌が痺れ他の食料の味が全く解らなくなるので
その点に注意して刺激を楽しむのが
良いと思われる
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