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読書録「異世界おじさん12」ほか

2024-10-15 | Weblog
読書録「異世界おじさん12」4

著者 殆ど死んでいる
出版 MEDIAFACTRY

p64より引用
“…悪いことばっか考えてると
あそこまで倫理観ばかになるのか…”

 異世界から帰還したおじさんを主人公とし
た、ファンタジーコミック。
 大聖堂地下から湧いて出た魔獣のせいで、
魔法が使えなくなった主人公・おじさん。
少女に取りついた強敵にバレてしまわないよ
うに、工夫を凝らして立ち回るおじさんだっ
たが…。

 上記の引用は、勇者・アリシア一行をいい
ように利用する事を画策していた司祭が、非
人道的な計画を何の後ろめたさも感じること
なく、大勢の前で説明して見せた場面での、
勇者一行・ライガの台詞。
本人はその行いが良くて正しいと思い込んで
いる、狂信というものの恐ろしさがよく表現
されたシーンではないでしょうか。
 どんどんセガ成分が少なくなっている中、
カバーの下のたかふみとのゲームシーンが、
古いゲームファンとしては数少ない癒しです。
異世界ファンタジー漫画のバトルエピソード
としては、最高の盛り上がりを見せる巻。
次巻への引きもこれ以上ない程、楽しみを湧
き上がらせるものとなっているのではないで
しょうか。


ーーーーー

読書録「アフリカなんて二度と行くか!ボケ!!」
3

著者 さくら剛
出版 幻冬舎文庫

p101より引用
“『バスの中で他の乗客からもらったジュー
スやアメ玉を安易に口にし、混入していた睡
眠薬で眠らされ貴重品を奪われる』というの
は、どのガイドブックにも書いてあるアフリ
カの犯罪の典型的なケース。”

目次より抜粋引用
“引きこもり最高!
 史上最凶の国
 駆け抜ける青春
 世紀末都市へ
 驚異の赤道実験”

 作家・小説家である著者による、アフリカ
での日々を記した旅行記。同社刊行作「中国
初恋」再構成文庫版。
 アフリカへ旅立つきっかけから旅の中での
ロクでもない出会いまで、どのような苦境も
面白おかしく記されています。

 上記の引用は、旅先で会った日本人旅行者
についての一文。
ガイドブックに書いてあるくらい、ありふれ
た犯罪として起こっているところへ、金と時
間を使っていくのは、いかがなものなのだろ
うかと思ってしまいます。
 楽しく賑やかな描かれ方なのですが、文章
中の強調表現が多く、人によってはくどさを
感じるかもしれません。

ーーーーー

読書録「最高の体調」4

著者 鈴木祐
出版 クロスメディア・パブリッシング

p167より引用
“ もちろん、ポルノやジャンクフードが悪
だと言いたいわけではありません。大事なの
は、現代にあふれる超正常刺激の存在に気づ
き、自分の反応を調節していくことです。ポ
ルノやジャンクフードに操られるのではなく、
こちらがコントロールする側に立つのです。


目次より抜粋引用
“文明病
 炎症と不安
 腸
 環境
 ストレス”

 サイエンスライターである著者による、日々
を調子よく生きる為に取る行動を解説した一
冊。
 現代人の身体の不調の大きな原因から不調
改善の方策についてまで、実践するためのわ
かりやすいガイドと共に記されています。

 上記の引用は、自然界に存在しないものに
対する反射的な行動について書かれた一節。
面白くて刺激的な物事が身の回りにあるのは
楽しいことですが、程度を考えて利用して行
きたいものです。どれ程体に良い物でも、量
が過ぎれば毒になるものですし。
 体調が悪くなってから読むよりも、元気で
余裕がある内に取り入れておきたい知識では
ないでしょうか。
 参考文献は著者のウェブサイトを参照のこ
ととなっているので、より詳しく調べること
も、やりやすいのではないでしょうか。

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