#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【Jan_27】アマヤドリ『銀髪』開幕!

2017-01-27 | HOKKAIDO

アマヤドリ『銀髪』ついに開幕!!!
1月31日(火)まで、本多劇場にて!!!



後期JAGATARAの「つながった世界」は、
たとえ未来に絶望を抱いても、今がサイコーだと思って転がっていこうぜ!と、
過去→現在→未来が地続きであることを諭した曲なのだけど、

そこには江戸アケミの「生まれてきてしまった苦しみ」が
呪詛のように織り込まれているように思う。

アケミの「今がサイコーだと思って行こう」という諦念がどうしようもなく胸を打つ。

敗戦を真っ正面から受け止めきれず、
忌避するかのように経済成長に邁進してきたこの国の、
目的を見失い手段が目的となったかのような拝金システムの中で、
誰もが大きな後悔の念に苛まれている社会。

アマヤドリ『銀髪』の船場種吉が仕掛ける「パニック・ビジネス」も、
行き場を喪った社会での、退屈な毎日を覆したい&
新たな人生で生き直したい欲望を仲介するカタチで急成長する。

それって、つまりはわたしたちそのものじゃん。

「今がサイコーだと思って生きよう」という諦念の下で、
捨て鉢的に変化を求めリセットを繰り返しているに過ぎない。

アケミの「生まれてきてしまった苦しみ」は結局のところ
堂々巡りを繰り返し憤死してしまうのだけど、
それでも「次々へとわき出るリズムが前に進めと」
めげずにメッセージを刻み続けたのだった。

アマヤドリ『銀髪』は、主宰広田淳一の手によって
そのメッセージが強大に増幅され放たれた作品だ。


生きられなかった時間への諦念、
育てられなかった子供への諦念、
わかりあえなかった人たちへの諦念…と、
諦念を積み重ね、それでも尚「今がサイコー、キミたちが好きだ!」と訴える。

どこまでも一貫して、ヒトの存在を信じている、
その通念が広田淳一であり、江戸アケミだとボクは思う。

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【Dec_21】12 GRANDE

2017-01-18 | HOKKAIDO
竹花英就 3rd&THE GRANDES 1stCDリリース記念祭!
@三軒茶屋HEAVEN'S_DOOR

【on_Flickr】1221_GRANDES

☆★☆THE GRANDES☆★☆
★vo,g→GRANDE ESTRELLA(a.k.a 竹花英就)
★b→AYA-VAYA GRANDE(a.k.a ナカムラアヤ/クロメ)
★tb→BETTI GRANDE(a.k.a 占部善規/加藤MAAバンド,ヤーローズ etc)
★g→HiSAO HiGAIN GRANDE(a.k.a 久雄/快進のICHIGEKI,the Riskyos)
★d→12 GRANDE(a.k.a 吉江潤也/チミドロ,スギムラリョウイチレボリューションズ etc)
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【Jan_13】泪橋スナック『交心』_22時

2017-01-14 | HOKKAIDO
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【Aug_15】黒田育世@MUSICASA

2016-12-09 | HOKKAIDO
黒田育世新作公演
きちんと立ってまっすぐ歩きたいと思っている
@代々木上原MUSICASA

私の頭の中には、踊りたいと創りたいという、
血液の固まりがずっとあって、

ある日それが取れてみると、
ぽかんと空いたその空洞には踊ると創るだけがあって、
欲求は空気に変わったのでした。

静かな音楽が首筋を駆け抜けます。

踊り続けることが決まったのは、
確かこの子くらいの歳で、
その時から私はきっと
欲求と空気の秘密を知っていました。

彼女は私の秘密を知っています。
カナリアに告げました。

ぴぃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。

悪い夢が急に引力を失ってやっと迎えられた夢。
二人できちんと立ってまっすぐ歩く夢。
この子と当たり前に祝祭を踊る夢。

カナリアが音楽をここに解き放ちました。
ぴぃ、、、。
私たちは家族になりました。
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【Aug_17】裂開する緑_OVERGROWTH#1

2016-12-09 | HOKKAIDO
目に見える物としての全ての個体は、次元としてもまた機能する。
それらは存在の裂開の結果として与えられているからである。
結局、<見えるもの>の特性は、厳密な意味では<見えない>裏面、
つまりそれがある種の不在として現前させる裏面を持っていることだ、
ということを意味する。〈メルロ・ポンティ『眼と精神』〉
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【Dec_01】Requiescat in Pace…mika_kurosawa

2016-12-01 | HOKKAIDO
その訃報に触れて半信半疑でしたが、
多くのツイートを見るに、
それが疑いようのない全き事実であることに、
呆然としています。


結局美香さんを撮影できたのは、
この去年のスパデラの小沢さんのTEPAの時だけ。

恒久的にパフォーマンスのアーカイブ化を…という主旨における企画の、
室伏さんに次いでの訃報です。

この『WAVE』での圧倒的存在感に惚れて、
その後何度か綱島にも通いましたが、

観る度に屹立する美香さんの、
その全身全霊で「在る」ことを証すような立ち姿に、
何度もため息を漏らしたものです。

日によって変調するのか、
舞台を降りるととてもしんどそうな状況のこともあり、
端から見届けるだけでしたが、
まさかこんな突然に逝かれるとは思ってもいなかったので、
室伏さんの時と同様、
ただただその触れる機会の少なかったことを悔やむばかりです。

美香さんのSPIRITSが広くダンサーの精神に宿ることを祈ります。
類い稀なダンサーでありました。
お会いできて良かった。


ありがとうございました。
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【Nov_17】『こころに太陽を呼ぶ祝祭』

2016-11-19 | HOKKAIDO
LIFE IS A GIFT『こころに太陽を呼ぶ祝祭

去年のLIFE IS A GIFTはJENKKAをテーマにした
50人のイラストレーター競作で、
非常に多様性があって共鳴したのだけど、
今年はなにやら求心的で信仰心をあおるニュアンス。

それだけ時代が祈りを求めているということ。

天変地異がいつ起こっても不思議じゃないって
のもあると思うけど、ベースには、
資本主義経済への後ろめたさみたいなものが
芽生えているんじゃないのか?

なんともお粗末な贖罪願望だと、
ボクには見えるけど。

中世の免罪符ブームに近いな。
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【Nov_04】ジャグリングカンパニー「頭と口」

2016-11-09 | HOKKAIDO
ジャグリングカンパニー 頭と口『WHITEST』@KAAT大スタジオ
写真UPしました〜!

【on_Flickr】1104_WHITEST


振付・出演・演出/渡邉尚、山村佑理

舞台監督・照明/渡川知彦
音楽/山中透
衣装/南野詩恵
道具製作/Radfactor
宣伝美術/渡邉尚

フライヤーデザイン/儀保桜子
制作/上原聴子 儀保桜子

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【on_Flickr】ACTOR_10_東谷英人@としまえん

2016-11-05 | HOKKAIDO
東谷英人@としまえん
photo by bozzo。

【on_Flickr】ACTOR_10
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【Sep_12】こんな自然を目の当たりにしてみてください。きっと気づくはずです。

2016-09-20 | HOKKAIDO
道東の旅の締め括りは、知床国立公園


観光ピークではなかったせいか、知床五湖まではクルマでアクセス出来ました。

国立公園内は野生の生態系がそのままの状態なので、入園する前に行動規範をお勉強。
ヒグマへの配慮をシビアに学びました。

これだけしっかりと野生動物への配慮を徹底しているのであれば、
オオカミの生存を復活させて、真の生態系に戻すべきではないか…と強く思いましたが、
150年もの間まったく接触してこなかった架空の生物と化してしまったオオカミへの、
誤ったイメージ=人を襲うのではないか?から来る強い抵抗感が、
すでに真の生態系復活を望まない状況へ陥れてしまっている。

もうそういう救いようのない感性にまで落ちてしまっているのです、この国の人たちは。

人間がコントロールできない自然に働きかけて命の糧を得てきた
農業、漁業など一次産業の衰退、それがもうアイヌのような自然崇拝を著しく劣化させ、
「神と共に在る」わたしたちのルーツを喪わせてしまった。

芸能は本来、そのような自然との営みの中で育まれてきたもの。
その芸能が根絶やしになり根無し草となった日本人は、
自然を畏怖する感性をどんどん失い、人工物の境界線でどんどん自然を遠ざける、
間違った文化の継承に傾いています。

原発や都市開発のDestroy&Buildはその証左です。
エアコンなしでは四季を過ごすこともできない現代の住宅観は、まさにその象徴でしょう。


敗戦後の71年、ずっとわたしたちは誤ってきた。

北と南の最果ての地に、こんなに心惹かれるのは、日本人本来の記憶が疼くから…だと思うのです。

こんな自然を目の当たりにしてみてください。きっと気づくはずです。
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【Sep_12】すべてが生態系の連環に貫かれている@知床五湖

2016-09-20 | HOKKAIDO
知床国立公園
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【Sep_12】息を呑む美しさ、知床五湖

2016-09-20 | HOKKAIDO
知床国立公園

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【Sep_12】何が出てもおかしくない物の怪の地@知床半島

2016-09-20 | HOKKAIDO
知床国立公園
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【Sep_12】いよいよ知床国立公園へ〜!

2016-09-20 | HOKKAIDO
知床国立公園
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【Sep_11】歴代コタン・コロ・カムイ

2016-09-20 | HOKKAIDO
シマフクロウ@羅臼

観察施設 シマフクロウオブザバトリー Fish-Owl Observatory

この日はテレビ東京が番組収録に訪れていた。
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