#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

日の出ヨガ

2007-08-06 | Photo-diary
知念村のあざまさんさんビーチで
毎月第一土曜日に行われている「日の出ヨガ」。

朝の4時に起床し、夜明け前の南部へと向かった。

集合時間の5時半に少し遅れて到着。
すでに常連さんが15名ほど、朝のあいさつを交わしている。

勝手の分からない初参加の夫を尻目に
妻は完全にヨガモード。

ヨガマットを敷き、柔軟体操を始めている。

こちらは、日の出と共にヨガを愉しむ人たちのショットを収めるべく、
カメラを構えているが、参加者はすでに呼吸をととのえ始めている。

ヨガの集まりすら、初めての参加なので、
かなり引き気味に遠景を捉えていると、

妻がさかんに手招き。

どうやら、しっかり参加しないと、まずいようだ。

仕方なしに写真撮影を諦め、呼吸も乱れたまま、
見よう見まねでヨガをおこなう。

先生の言われるがまま、足を広げ、手を伸ばし、
腰を曲げ、呼吸をするが、どうもしっくりとこない。

しかし、さわやかな日の出の光と潮風を受け、
ただただ呼吸に意識を集中していると、
なんだか気持ちが「凪」のように落ち着いてきた。

大きな空と大きな海。
そのふたつしか、視界には映らない。

そんな贅沢な視点で世界を眺めると、
「地球」という惑星が愛おしくなってくる。

ちっぽけな存在だけれど、
生きていること、生かされていることの歓びが
ふつふつと湧き上がってくる。

ヨガのちぐはぐな動きの中で、
カラダを意識し、ジブンを意識し、地球を意識する。
そのままじっと噛みしめていたい至高の時間だった。



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ヒロシマ/ナガサキ

2007-08-06 | BOOKS&MOVIES
今も生きている被爆者14人の生の証言と
エノラ・ゲイに関わったアメリカ人4人の証言と。

1945年8月6日と9日に現実に起こってしまった悲劇。

それは過去の出来事ではなく、
今もそのただ中で生きている人がいる。

カラダに深く刻まれた、原爆の生々しい傷をカメラの前に晒しながら、
昨日の記憶のように、切々と語る被爆者の声を
決して忘れてはならない…と、あらためて思った。

爆風440mと摂氏5000度の煉獄は、
人間が作り出した現実だ。

たった62年前、奢った人間が起こしてしまった現実だ。

そのために21万人が、一瞬にして消滅した。

奇跡的に死を逃れた人たちも
それから62年間、その記憶をカラダに背負って
…生きている。

人間と人間が対峙し、争われる戦争。
そのもっとも醜悪な出来事である、ヒロシマ/ナガサキを
被爆国ニッポンは、永代まで語り続けなければならない。
その使命がある…ことを、この映画は語っている。




ヒロシマ/ナガサキ
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