末房志野 さんの個展。
はんだごてを使って紙を焼き、切り絵のようにイメージを構築するイラストレーター,末房さん。
今回は、2年間「婦人公論」にて連載した詩人伊藤比呂美さんのエッセイ「漢(おんな)である」の原画展。
沸きあがる。
吹き出る。
のたくる。
殖える。
滴る。溢れる。覆い尽くす。
焦げめのふちに
凝縮されてある。
放たれる。
小さな火である。
放たれてある。
燃えあがる。
焦げる。
滲む。もっと燃えあがる。
わたしは。
生きる。
生きる。
生きる。
(by伊藤比呂美_個展によせて)
末房さんにとって、比呂美さんとの出逢いは、ひとつの導きであったのかもしれない。
そのぐらい、比呂美さんのごろんとした言葉ひとつひとつに、末房さんの絵が呼応していた。
こういうクリエイティブの響演は、人の叡智の賜物だと、思う。
はんだごてを使って紙を焼き、切り絵のようにイメージを構築するイラストレーター,末房さん。
今回は、2年間「婦人公論」にて連載した詩人伊藤比呂美さんのエッセイ「漢(おんな)である」の原画展。
沸きあがる。
吹き出る。
のたくる。
殖える。
滴る。溢れる。覆い尽くす。
焦げめのふちに
凝縮されてある。
放たれる。
小さな火である。
放たれてある。
燃えあがる。
焦げる。
滲む。もっと燃えあがる。
わたしは。
生きる。
生きる。
生きる。
(by伊藤比呂美_個展によせて)
末房さんにとって、比呂美さんとの出逢いは、ひとつの導きであったのかもしれない。
そのぐらい、比呂美さんのごろんとした言葉ひとつひとつに、末房さんの絵が呼応していた。
こういうクリエイティブの響演は、人の叡智の賜物だと、思う。