向雲太郎『舞踏?プレゼンテーション・ショウ / A la maison de M.MUROVECI』@BankART1929
「ダンスアーカイヴプロジェクト2016」と題された公演での雲太郎さん。
昨年のWIPからさらにわかりやすくBUTOHを繙いていて、
TPAMの海外D向けの英語字幕もバッチリ。
しかし、プレゼンテーションという形式以上に、
作品としてのクオリティの高さ…「何が起こるかわからない」危うさ、
観ている者をドギマギさせる求心力、予定調和にならない緊張感など、
すべてにおいて一級品でした。
何度対峙しても、雲太郎さんは安心して観てられません(笑)。
室伏鴻さんを追悼すべく
BankART初演の「Quicksilver」を完全コピーしていたのですが、
「光ばかりを追い求め、足元がぐらついた現代社会」
を揶揄する暗黒舞踏の、地を這う狂気、死体からの照射が十全に描かれていて、
雲太郎さんの時代への危機感が滲んでいたように思います。
やはりボクはこのような作品に強く強く惹かれます。
このような世界観をもつ写真家でありたいと、強く思うのです。
「ダンスアーカイヴプロジェクト2016」と題された公演での雲太郎さん。
昨年のWIPからさらにわかりやすくBUTOHを繙いていて、
TPAMの海外D向けの英語字幕もバッチリ。
しかし、プレゼンテーションという形式以上に、
作品としてのクオリティの高さ…「何が起こるかわからない」危うさ、
観ている者をドギマギさせる求心力、予定調和にならない緊張感など、
すべてにおいて一級品でした。
何度対峙しても、雲太郎さんは安心して観てられません(笑)。
室伏鴻さんを追悼すべく
BankART初演の「Quicksilver」を完全コピーしていたのですが、
「光ばかりを追い求め、足元がぐらついた現代社会」
を揶揄する暗黒舞踏の、地を這う狂気、死体からの照射が十全に描かれていて、
雲太郎さんの時代への危機感が滲んでいたように思います。
やはりボクはこのような作品に強く強く惹かれます。
このような世界観をもつ写真家でありたいと、強く思うのです。